あなたは誰とどんな話題で盛り上がりたいですか?
今回は、お付き合いしたい女性がいるのになかなか積極的になれないという方の相談をもとに、話題選びの心理学についてまとめたいと思います。
Q . 「週に1回ぐらいしか会う機会がない女性とお付き合いをしたいですが、なかなか自分から積極的になれません。どうしたらいいでしょうか?」
そもそも話す機会がないからお付き合いができないと思っている時点でおかしくて、その話す機会を作るということが恋愛においてはまず必要です。
一緒にいる時に会話をするのは当たり前です。
それは自分以外の誰でも同じで、そんな状況に満足していては自慢にも何にもなりません。
相手にとって代わりがいないポジションとして相手とコミュニケーションをとることが重要であって、他の誰かでもいいような状況でいくら会話をしていたところで何も変わりません。
普通に食事に誘うでも趣味に関わることで誘うでもどんなことでもいいでしょうが、自分以外の誰でもない状況でどれだけ一緒に過ごすのかということが重要です。
重要なのは、一緒にいなくてもいい状況でどれだけ一緒に過ごすかです。
こちらの動画を参考にしてもらい、一緒に過ごす時間を作るようにしてください。
Dラボ - モテる人のデートの科学 話題選びとデートコース
以上がDaiGo師匠からのアドバイスでした。
話題選びの基本:相手の知っている話題
まず大前提として、会話で盛り上がるかどうかというのは、その相手がその会話の内容にどれだけ詳しいのかということで決まります。
相手がよく知っている話題を出せば出すほど、相手の心に刺さり仲良くなることができるようになります。
つまり、日常の会話の中でテーマに悩んだ時は、まずは相手の知っている話を話題にするということが基本になります。
変にひねって考えてしまったり、芸人さんでもないのにすべらない話をしなくてはいけないと意気込む必要は全くありません。
この点をまずは大前提として考えておいてください。
おすすめなのは相手から聞いたことがある話を話すことです。
つまり、皆さんが仲良くなりたいと思っている人が、昔体験した話をしてくれていたとしたら、「そういえば、以前〜というような話をしていたよね」というように相手が過去にしてくれた話題を振るのが最強です。
これには2つのポイントがあり、1つ目は、前述したとおり、当然相手が以前に話してきた内容ですから、既に相手が知っている話題であることです。
そして2つ目は、人間というものは自分の話をしている時には、脳科学的な研究により、とても強烈な快感を感じるということが分かっています。その快感は、美味しいご飯を食べている時や現金をもらった時と同じ脳の部位が活性化するということがハーバード大学の研究などで確認されています。
ですから、相手から昔聞いたことがある話を自分から振って質問するようにすると、話が非常に盛り上がるということです。
最強の話題テーマ:アドバイス
基本的に、人間は相手からアドバイスをもらうようにすると、その相手は皆さんの味方になります。
人間にはアドバイスを与えた相手のことを好きになってしまう不思議な性質がありますので、相手と仲間になりたいとか親しくなりたいとか、自分や自分の話すことに対してポジティブなイメージを持ってもらいたいというのであれば、相手からたくさんアドバイスをもらうようにしてください。
では、逆に皆さんが相手にアドバイスを与えるとどうなるのでしょうか。
アドバイスを相手に与えると、皆さんのやる気が上がります。
つまり、アドバイスというものは、アドバイスをもらった時には、そのアドバイスをしてくれた相手は皆さんのことを好きになってくれます。
一方で、アドバイスを与えた時には、皆さんのやる気がアップします。
アドバイスをもらう:相手が味方になってくれる
アドバイスを与える:自分のモチベーションがアップ
5倍も協力してもらえる!
自分の話を一生懸命聞いてもらえているという感覚は、人間の脳に強烈な快感をもたらしています。
ですから、相手に気分良くなってもらいたい時にはアドバイスをもらった方がいいです。
ちなみに、このアドバイスシーキングに関しては、ブリガムヤング大学の研究でも同じような研究があり、セールスマンの人たちを対象に、自分の商品がどのようなオプションがあったりどんな内容であれば買ってもらえるだろうかというようなアドバイスをお客にもらうということを行ってから商品を売り込む場合と、アドバイスをもらわないで普通に説明だけをして売り込む場合を比べてみたところ、お客にアドバイスを求めた場合には、そうでない場合に比べて成約率がとても高くなったという結果が確認されています。
アドバイスなしで商品を売り込んだ場合は成約率はわずか8%でしたが、お客にアドバイスを求めるということを行ってから商品を売り込んだ場合には、なんと成約率は42%まで上がったということです。
お客に対してアドバイスを求めるだけで成約率がおよそ5倍にもなったというわけです。
伝えられることはひとつだけ
もし、これから大事なプレゼンや発表を控えているなら、その話題の中で伝えたいメッセージはひとつに絞るということをおすすめします。
たくさん話しても、相手にはわかってもらえません。
他人の意見を聞くときの、人間の集中力には限界があります。ひとつのプレゼンや発表、会話などにおいて、複数のことを伝えようとすると、集中力と記憶力が分散し、結局何が言いたかったのかわからない、あるいは記憶に残らないということが起こります。
例えば、あなたが相手に5つのことを伝えようとすると、ひとつの話題に対する集中力は20%しか使われないことになります。
実際は、興味の度合いや積極性などによっても決まってくるので、単純に20%とはならないでしょうが、わかりづらく記憶に残りづらくなることは明らかです。
親近感を持たれる話題
親近感を持たれるならば選ぶべき話題があります。
オハイオ州立大学の実験でポジティブゴシッピング(前向きなうわさ話)といって、他人のことを積極的に褒めるような話をする人ほど親密感を持たれる傾向があるということがわかっています。
逆に第三者のネガティブな話を流す人ほど嫌われました。
つまり、誰かのネガティブな話をする人とは親密になりたいとは思わないということが研究でも明らかになっているわけです。
褒める人は好かれます。
例えば、飲み会などで誰かの批判的な話題をされたときは、一緒になってそのネガティブな話をするのではなく、まずは「それはつらかったね・・・」とかネガティブな話題自体でなく、その相手に対して共感を示してあげてください。そのうえで、ポジティブな部分にも目を向けていくのが大事です。
悪口や批判に共感するのではなく相手の気持ちに共感を示すことが大事です。
男性は特に注意
この共感は男女の関係でもありがちな男性の失敗があります。
女性は共感を求めて話しているのに、男性は勘違いして共感ではなく上からアドバイスしてしまいがちです。相手の気持ちに共感することから始まります。
誰とでも楽しく会話をするためのテクニック
仲の良い人とであればいくらでも話題が出てくるのに、なぜか初対面の人等とだと話題自体が出てこないということがあると思います。
ただ普通に楽しく話せばいいだけなのに、なぜかそれが出来ない時があります。
こんな時に参考になるカリスマ性について調べられた研究があります。
それによると、感謝の気持ちを育てることによって人間の幸福度は上がり、カリスマ性が高まることにより自分に自信も湧いてくるし、自信を持って会話をすることができるので相手も安心して会話をしてくれるようになります。
相手と話す時についつい気まずくなり話し出せないとか、いい話題を出すことができないと困った時には、その場で、相手や身の回りなど何でもいいので感謝できることを3つ考えてみてください。
これをするだけで幸福度が高まり、この幸福度の上昇のおかげで楽しそうに、かつ、自信があるように話をすることができるので、雑談のモチベーションを作り出すには感謝できることを3つ考えるということがポイントになります。
これは雑談をする相手に対しての感謝でなくても大丈夫です。
自分は恵まれていると思えるようなことを自分の頭の中で展開することができれば、それで構いません。
初対面の相手や、気軽に雑談ができない相手に対して感謝できることはなかなかないと思いますので、日常の中で自分が感謝できる人や感謝できることを思い出して、頭の中でその人に感謝できることを3つ考えてください。
重要な会議や打ち合わせの前、プレゼンや面接の前、デートの前などに、今の自分にとって感謝できることを思い浮かべてみてください。
それを深く悩む必要はありませんので、本当に身の周りを見渡して思いつくことでも結構です。
本当に些細なことでも構いません。
清々しい天気等どんなものでも構わないので、悩まずできるだけ早く3つ見つけてください。
それに感謝するだけで僕たちは雑談のモチベーションが湧いてきます。
カリスマ性が高まっているので、相手も雑談に興味を持ってくれて会話が盛り上がる可能性が高くなります。
SNS でも使える話題の選び方
既に知っている話題の方が盛り上がるということについては先ほど紹介させてもらったことがありますが、そんな中でもSNS などでも使うことができるような話題についても紹介しておきます。
2010年にラトガース大学が350人の Twitter ユーザーを対象に行なった研究があり、全員の書き込み内容を10万件にわたり調査して、いいねがつきやすいみんなが乗ってくれやすい話題にはどんな特徴があるのかという事を調べたものです。
実は科学的には Twitter ユーザーは2対8に分かれます。
20%のユーザーがインフォーマー(Informers)と呼ばれるタイプのユーザーで、80%がミーフォーマー(Meformers)と呼ばれるタイプのユーザーです。
これは Twitter に限る話ではなく、Facebook でもInstagram でも、TikTok でも皆さんの日常会話の中でも同じです。
人は他人と会話をする時にどのような場面でも基本的にはインフォーマー(Informers)とミーフォーマー(Meformers)とに分けられます。
この2つのタイプの違いを理解して頂けると皆さんは納得してもらえると思います。
インフォーマー(Informers):相手の話題を起点に役立つ情報をシェアすることがメイン
他人にリプライする行動がメインになり、自分から発信するというよりは他人のリプライが多く、相手から振ってきた話題に対して情報を返すことが多いタイプです。
情報をシェアすることが目的であり、相手の会話を起点として相手に対して有益な情報を返してあげるのがインフォーマーです。
ミーフォーマー(Meformers):自分の情報を発信することがメイン
大半の時間を自分の情報や自分の状況や進展報告などを発信する作業に費やすタイプの人です。
つまり、自分のことを喋る人がミーフォーマー(Meformers)で、相手に役に立ちそうなことを相手の話題を起点にして喋る人がインフォーマー(Informers)です。
Twitter の場合には匿名なのでなおさらそのエンゲージメントに差が出るので、それについて調べてみたところ、自分の話をするミーフォーマーよりも相手の話題や興味がありそうな内容に合わせて情報を提供するインフォーマーの方がいいねをもらう可能性が圧倒的に高く、実際のフォロワーの数も多い傾向があるということが確認されています。
相手に好かれる話題選びというものは、それが SNS 上であっても一般の社会の上であっても、相手の話題やニーズを起点にして相手に役に立つ情報をシェアするというスタンスの話題の方がウケるということです。
自分の狙ったフォロワーを集める話題選び
おそらく皆さんは、勉強することが好き、集中力を上げたり仕事でより効率的に成果を出したい、メンタルを強くしたりとかいい恋愛をしたい、皆さんも何かしらの知識を得ることによって自分で自分の人生をより良くしていきたいと思ったからこそDaiGo師匠の動画に出会ったのでしょうし、基本的にはそういう人たちにだけ刺さる内容をDaiGo師匠は投稿していたから、狙ったフォロワーを集めることができたわけです。
外向性が高い人を集めたい場合
自分の外側に興味があり、初対面の人とも気軽に話すことができるし色々な人と人間関係を作ることが得意な外向性が高い人の場合は・・・日常や社会活動に関するトピックを好む傾向があります。
神経症的傾向が高い人を集めたい場合
神経症的傾向が高いメンタルが弱い人は・・・刺激が強い内容や自分のアイデンティティを強く確認することができるトピックを好む傾向があります。
開放性が高い人を集めたい場合
好奇心が強い新しいものが好きな開放性が高い人を集めたい場合には、彼らは、Twitter や YouTube などの SNS を情報収集の場として捉えていて・・・知的な内容のトピックを好む傾向があります。
誠実性が高い人を集めたい場合
人生における万能能力とも言われていて成功するために重要な特性でもある誠実性が高い人の場合には、基本的に所得が高い可能性も大いにありますし、浮気をしないので一度フォロワーになったり顧客になってくれたら、継続的に利用してくれる可能性も高くなります。
そう考えると、多くの人や企業がこの誠実性が高い人を集めたいはずですが、この誠実性の高い人達が好むのは・・・子供に関するトピックということでした。
自尊心が高い人を集める
いわゆるプライドが高い自尊心の高い人は、SNS を自己表現の場だと捉えていますので、自分を表現したがることが多くその傾向としては・・・恋愛に関するトピックを好むということです。
ナルシストを集めたい場合
ナルシストが集まりやすい投稿としては、自分のことを認めてくれるような内容や自己賛美に結びつきやすい内容に惹かれる傾向がありますので・・・ダイエットやエクササイズに関するトピック・周りに意識の高さを示すことに使えるトピックのような話題に惹かれやすいということです。
アフターコロナに向けて副業を始めていきたいとか、いつかは独立したいと考えている方は、今のうちにフォロワーマネージメントについて学んでみるのも良いのではないでしょうか。
自分の知識で相手の話題を正当化
自分の知識を使って相手を正当化するということを考えてください。
相手の発言をフォローしてあげるような形で、それにあった知識をインフォームするという方法をするとうまくいきます。
DaiGo師匠も皆さんも研究者もその人生は全く違うものですから、何が正しいかということは容易に言えることではありません。
それでも、師匠は知識としてひとつのスタンスを面白いのではないかと紹介していますが、何かが絶対的に正しいと思っている時点でそれは間違っています。
であればどうすればいいかと言うと「自分にとっての正しい」を追求すればいいわけです。
相手と仲良くなりたいと思うのであれば、相手の正しさを自分の広い知識によって肯定してあげると仲良くなることができます。
これを理解しておくと、例えば、人とのコミュニケーションにおいて相手がある考え方に対して賛成の場合であっても反対の場合であってもどちらでもうまく対応することができるはずです。
そんな複数の視点を持つために役に立つのはやはりクリティカルシンキングです。
モテる話題選び
ここからはモテる話題選びの心理学について紹介させてもらいます。
類似点の多さを強調
女性がデートの時に男性がどのようなことをしてくれると好感を持つのかという事を調べた研究によると、やはり類似性を強調する事は重要なようです。
男性が女性と似ているところがたくさんあると気づかせてくれる話題をたくさん出してくれて、それをお互いに探すような会話をすると、それはとても女性ウケが良かったということです。しかも、これはデートで支払いを全て持つということよりも女性ウケのいい行動でした。
当然ですが、男女関係というものは共通点が多い方が長い関係になりやすいものです。逆に、共通点が全くなくて真逆なタイプの場合は、一晩だけの関係や火遊びになる可能性が高いです。
デートに行ってまたその人とデートに行きたいとか会いたいと思わせたいのであれば、お互いの類似点を探すべきです。
共通の趣味や地元や縁のある土地、犬派か猫派かやコーヒーなのか紅茶なのか、イタリアンが好きなのか中華が好きなのか、どんな映画が好きなのか、Netflix なのか Amazon プライムなのか、探せばいくらでも共通点は探すことができます。
このようなことをデートの中で一生懸命話題として探すと、相手との距離を縮めることになります。
ちなみに、これは一般的な人間関係についても言えることです。
普通に雑談してもらったグループとお互いに共通点がどれぐらいあるのかということをゲームのようにひたすら探して書き出す作業をしてもらったグループを比べたところ、普通に会話をするよりも共通点探しの作業をしてもらったグループの方が、相手に対する好感度が高くなったという研究もあるぐらいです。
人間は共通点が多くて似ている人を好きになる傾向があるということです。
相手との距離を縮める会話の5つのステップ
好きな人に頑張って LINE をしてみたけど話が続かないとか、結局当たり障りのない会話だけで終わってしまったというような経験がある人も多いのではないでしょうか。
会話を広げるための5つのステップについて解説していきます。
1. 核心を突くこと!
会話では当たり障りのない会話をついしてしまいがちになるものですが、思い切っていきなり核心を突いてみましょう。
わかりきったような話題ではなく一歩踏み込んだ内容にしてみてください。
例えば、仕事の話題であれば、保険会社で働いている女性に対して、「保険会社で働いているんですよね」と尋ねると当然「そうなんです」と返事が返ってきます。
それに対して、「大変そうですね・・・」と返すと会話はそこで終わってしまいます。
ここで核心をつく会話とするのであれば、「どんな内容の仕事をしているんですか?」と掘り下げた質問をします。
遠慮がないと思われないかと気にする人もいるかもしれませんが、堂々と質問すれば、相手に対して興味を持っていることも伝わりちゃんと答えてくれるものです。
2. 時系列を整理すること!
例えば、先ほどの例であれば、「保険会社にはいつからお勤めなんですか?」と質問したとしたら、「5年前からです」と返ってきたとします。
それに対して、「ということは転職されたんですか?」と質問すると、「そうです。新卒で入った会社は5年前で辞めて今の会社に・・・」というように時系列を整理し情報を収集しましょう。
相手の経歴をちゃんと理解することができるようになります。
3. 詳しく描写してもらうこと!
これも先ほどの例であれば、仕事の内容や様子を詳しく描写してもらうようにしてください。
そうすると、その相手の物事の捉え方や仕事についての考え方などを理解することができるようになります。
例えば、「保険の営業のお仕事ってどんな内容なんですか?」と尋ねれば、「法人営業が中心で、企業に訪問して社員さんたちに売り込むんです」とか、「法人営業なんですね、営業は辛いですか?」と質問すれば、「辛いという同期もいますが私は楽しいですよ」と返事が返ってきたりします。
ここではバックトラッキングが使われています。
バックトラッキングとは、相手の言ったことを繰り返して、その後ろに質問を追加して話すだけで、相手と信頼関係をつくれるという方法です。
相手は話を聞いてくれている感覚が膨らみ、親近感や親密度も増してプライベートな事を出してくれるようになります。
4. 理由を聞くこと!
相手の価値観をより理解するためには理由を尋ねることが大切になります。
例えば、「どうして今の会社に転職したんですか?」と質問したとしたら、「最初に入った会社は事務系の仕事で自分にはデスクワークは向いていないと思ったんですよ」と返事が返ってきたとします。
それであれば、「なるほど、事務系が向いていないと思ったんですね。それで営業に挑戦されたんですか?」とさらに質問します。
「契約が取れたら自信にもなりますし、結果がはっきり見えるので私には向いていました」というような返事も返ってくるでしょうし、相手が何を大事にしていてどのように物事を捉えているのかがはっきりと理解できるわけです。
5. 感情を聞くこと!
相手の感情を聞き出す質問をします。
例えば、「今の仕事をしていて一番嬉しいのはどんな時ですか?」というような質問をすると、「やっぱり契約が取れた時ですかね。それも、私だからと言ってもらえた時にはとても嬉しいです」と返事が返ってきたとしたら、「確かに、あなただからと言ってもらえるとグッときますよね」というように、相手の感情に対して共感することで距離を近づけることができます。
特に女性は共感してもらえる人のことを大切に思う傾向がありますので、そんな気持ちを大切にしてくれる皆さんのことを身近に感じるはずです。
以上の5つのステップを理解してもらった上で、実際に使って続けたくなる会話にしてください。
それにより皆さんと気になる相手との距離を縮めていきましょう。
恋愛スクリプトでお互いを知る
恋愛スクリプトというものの自分のタイプも知っておき、相手のタイプを知ることができれば、2人がどういう恋愛になりやすいか、恋愛に何を求めるのかという事がわかります。
恋愛価値観を話題のきっかけにして、気になる相手とそんな感情をシェアし合って関係を深めてもいいと思います。
恋愛価値観を測る方法
まず、相手に次の質問をしてみてください。
質問1 :理想の恋愛関係はどのようなもの?
質問2 :あなたが恋愛に求めるものは?
質問3 :恋愛をしていて一番自分が幸せだと感じるのはどんな時?
以上の質問で答えを聞き出せたら、これから紹介する次の7つのタイプのうちどれに当てはまるのかということを考えてみてください。
1. 恋愛とは男女平等である
恋愛というものはお互いが対等な関係であることと考えているタイプです。
2. 恋愛とはロジックである
恋愛にはうまくいくための方法や論理があると考えているタイプです。
3. 恋愛と過去とのつながりである
過去の体験が出会いに結びついたり、出会ってから2人でした経験した出来事が2人の関係を深めると考えているタイプです。
4. 恋愛とは幻想と理想である
理想の相手がどこかにいて必ずいつか出会えることができて、その相手としか本当の恋愛はできないと考えるタイプです。
いわゆる恋に恋をしてしまうタイプで、理想だけが高くなりすぎると苦労してしまうかもしれません。
5. 恋愛とは特殊な体験である
一目惚れや印象深い出来事を通じた出会いなど、恋愛そのものが科学では証明できない不思議な体験だと考えているタイプです。
6. 恋愛とは服従である
自分が服従するか相手に服従させるかにかかわらず、一方が相手に服従する関係こそが恋愛だと考えているタイプです。
7. 恋愛とは不公平である
恋愛は対等な関係ではなく、一方が犠牲を払うものだと考えているタイプです。
この恋愛スクリプトの詳しい解説については、こちらの一問一答で紹介していますので、こちらも参考にしてみてください。
科学的根拠に基づいた知識の実験、実践コミュニティ!〜メントレラボ〜
このような深い価値観を聞き出す質問をしようとすると緊張してしまうかもしれませんが、今まで経験してきた恋愛であったり、恋愛で最も楽しく感じた時はどんな時だったのか、というような話を質問されると、人は結構嬉しくなって話すものです。
過去の恋愛での失敗
恋愛に対して求めるもの
色々な切り口で質問してもいいと思いますが、この辺りを意識してコミュニケーションを取っていただけたらと思います。
ここから先は、さらにより具体的な関係を深めるための話題選びから、その話題が出たら速やかに距離を取るべき相手の見抜き方まで紹介させてもらいます。
知りたい方は続きをどうぞ。
コメント
コメントを書くQ . 「週に1回ぐらいしか会う機会がない女性とお付き合いをしたいですが、なかなか自分から積極的になれません。どうしたらいいでしょうか?」
A. 意図ある雑談を仕掛けることがポイントになるかな~、と思います( ¨̮ )
雑談を単なる雑談にするのではなく、目的やねらいを持った雑談にするのがポイントです。
まず、相手の話を聴くが、最大のベースとなります(^^)記事でいうと「インフォーマー」としての視点を持って【聴く】ですね!
相手との共通項を導き出すのもポイントとなりますが、その共通項は「物」とか「事」ではなく、あくまで【価値】です。
「あなたとはやっていることは違うけど、価値観としては同じだね!」
ということを、
こちらから明確に言わずに、
(あ、この人とは価値観が合うかも…)
と、相手に気づかせるまでの「雑談」ができるかどうかが、大きなポイントかと思います(^^)/
そこに相手を辿り着かせるまでの細かいテクニックに関しては、こちら↓の動画を参考にされるといいと思います☆
<参考動画>
・「科学的に最強な雑談のはじめ方【会話スターター】とは?」(2020/4/9)
ただ、恋愛関係に発展するかどうかについては、記事内の「恋愛スクリプト」は大事で、
・価値観が合う→仲の良い友達
・価値観+恋愛スクリプトがマッチする→恋愛関係
かと、思います( ¨̮ )
恋愛スクリプトがマッチしていないと、どの道、長続きはしませんから、とりあえず、最初の段階では、そこまで考えず、
【仲の良い友達になろう!】
くらいのほうが、相手に取っても負担がなくて、逆に、何かのチャンスが広がるかもしれないですね(^^)/
がんばってください☆
ボケット(@小学校の先生)