あなたが人生で一番後悔していることは何ですか?


今回は、子育てが中心になるであろう中でも後悔のない40代を過ごしたいという女性からの相談をもとに、人間にとって最も大きい後悔と言える5つのポイントについてそれぞれ対策を考えてみたいと思います。


Q. 子育てと仕事に忙しく、まだ子供も小さいのでこれからも子供が中心になると思いますが、後悔のない40代を過ごすためにアドバイスお願いします。


まず、子育てが中心でそのせいで色々なことができなくなると考えるのはやめた方がいいと思います。

むしろ、忙しい人ほど色々な事を同時にこなしていたりします。

子育てをしながら副業に挑戦してみるとか、子育てをしながら新しい趣味を見つけてみるということをした方が子育てもうまくいきます


子育てを全部1人でこなそうと抱えてしまうと無理が出てしまう場合もあります。

預けたりシッターさんを時には雇うということもできると思いますので、自分の人生を充実させたいと思うのであれば今この瞬間が一番早いということを忘れないでください。

子育てが終わったら挑戦しようと考えるのではなく、子育てをしながらどこまでだったらできるかということを考えてください。

子育ての中でもやらなくてもいいことや外注できることがあれば外注すればいいと思います。


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充実した人生のためにはぜひこの本を読んでおいてください。

これは看護師さんが書いた、人が亡くなる時にどのようなことに後悔するのかということがわかる本です。

人が最終的にどんな後悔をするのかということをわかっておけば、子育てが終わってからやろうと考えることが、どれだけもったいないことなのかということが分かると思います。



以上がDaiGo師匠のアドバイスです。




人間の最も大きい5つの後悔


1. 他人の期待に従って生きたこと

2. 働きすぎたこと

3. 素直な感情を表現しなかったこと

4. 友人に連絡をあまりとらなかったこと

5. 自分をもっと幸せにすればよかった


この5つが師匠が紹介していた本の中でも最も人間の後悔として残りやすいものだとされています。


それが大事だということはみんな分かっていて、いつでもできそうに思うのに、実は、歳をとってみると、その時にしかできなかった事だったと気づく事が多いものです。それにより人は後悔するものです。

若い人や健康な人にこそ知っておいてほしいことです。


ですから、今回はこの5つのポイントをそれぞれ逆にしていく方法を解説していきます。


1. 他人の期待に従って生きたこと → 自分の夢を追う強さ

2. 働きすぎたこと → 優先順位をつけて働く

3. 素直な感情を表現しなかったこと → 本当の自分を表現する強さ

4. 友人に連絡をあまりとらなかったこと → 人間関係の充実

5. 自分をもっと幸せにすればよかった → 幸せを求める勇気


ひとつずつ、心理学的に見てできることを解説していきます。





自分の夢を追う強さ



人は死ぬ間際に自分の夢を他人の夢のために犠牲にしたと感じる人が多いということです。

自分に素直に生きれば良かったと思うわけです。

自分の夢を追いかけましょう。


とはいえ、自分の夢が見つからない、自分が本当にやりたいことが分からない、そんな相談がDaiGo師匠の質疑応答でもよくありますし、そんな悩みを抱えている人は多いようです。


自分の夢というものは情熱と同じで探すものではありません。

例えば、カル・ニューポートさんも情熱というものは見つけるものではなく作り出すものだということをさまざまな研究から論じています。

情熱を感じられるようなことを探そうとするのではなく、情熱を感じることができるように工夫をして、目の前にあることを別の方法でしてみようと考えることができる人は情熱を見つけることができます

情熱というものは、何をするのかではなくどのようにするかということに依存するものだからです。


DaiGo師匠も、今ではいろいろな仕事をしていて動画の配信を主にしているわけですが、3年前や5年前から考えるとどれもこんなことを仕事にしているとは思えないようなことばかりです。

皆さんも、自分は変化していくものだということを考えて、その変化のチャンスを逃さないということに注意を向けた方がおそらくは良い人生を送ることができるのではないかと思います。


変化していく自分を見続ける

「自分はこれからどのように変わっていくのだろうか」

「来年は何をしているだろうか」

「3年経ったらどんなことをしたいだろうか」


変化していく自分を眺め続けるということが大切です。


いきなり来年年収10億というのは難しいかもしれませんが、それでも、自分の行動によって自分の生活や人生というものが少しずつ変わっていくということを見ていくことにより、人は日々のやる気も出てくるし人生の新しい道を切り拓くこともできるのではないかというのが現代の心理学の中心になる考え方です。


子供も大人も自分の夢を追いかけるという時は、存在ではなく行動に焦点を当てるようにした方が実際の達成率が高くなるということが分かっています。

自分がどんな人生を生きていきたいのかということを考えた時に、何かしらの存在になりたいと考える人は、そこに対するモチベーションが続かない可能性が大きくなります。

一方で、どんな行動をしながら生きていきたいのかということを考えるとモチベーションが続きやすくなります

ですから、存在ではなく行動に焦点を当てるようにしてください。

そうしないとモチベーションはどんどん下がってしまいます。

常に変化し、どんな行動を続けながら生きていくのかということを意識するようにしてください。


自分の存在を変えるとかではなく、自分の存在はそのままで行動に注目して行動を変えていくということを意識することが重要になります。

どのような行為をしながら生きていきたいのか、自分の人生はどのような行為に満ちた人生にしたいのかということを考えれば、実際の達成度も上がりますし人生により希望が見えてくると思います。

ぜひこの事を忘れないようにしてご自身の夢を叶えていただけたらと思います。




優先順位をつけて働く



あなたは優先順位をつけて仕事とプライベートをうまく充実させることができていますか?


Dラボの時間富豪のシリーズで豊かな時間の使い方の方程式はあるのかという話がありました。

余裕を持って過ごすことができて、仕事でも成果を出せて幸せにもなれる、そんな方法はあるのかということについても調べられていますが、それは人によるので色々と試してみるしかないとされています。

これは時間の使い方というものは人間の価値観に結構依存するものだからです。


人の価値観はそれぞれです。

一生懸命働くことよりも自由な時間が確保できる方がいいという人もいるでしょうし、自由な時間はほどほどでもいいけれど、一生懸命働いていい生活がしたいという人もいます。

これはその人の人生のステージによっても変わってきます。

30代前半まではガンガン働いて休んでいる場合ではないと思っているけれど、それは過ぎて結婚して子供もできたら家族との時間を優先したいと考える人も結構いると思います。

その人の価値観

人生のステージにおけるニーズ

優先順位


これらはその人と時々によって変わるものですから、それにより時間をどのように使うのかということに対する心の反応は大きく変わってきます。

ですから、多くの人が使える絶対的な法則というものはありません。


ベストな労働時間?


優先順位は人それぞれ状況によっても変わるということであれば、ベストな労働時間はあるのでしょうか。

労働基準法で定められた労働時間があっても、実際にはあまり関係なく働いてるような人もいるのではないでしょうか。

労働時間についても科学的には様々なデータがありますが、ベストなのは週30時間以下ぐらいにした方がいいと言われています。

週に30時間より多く働くと認知機能が低下するという研究があったり、労働時間が週に40時間を超えると死亡リスクが大きく上がるということも分かっています。


認知機能が低下するということですから、仕事の生産性で考えても、できるならば週30時間以下にするのがベストですし、最悪でも週40時間は守った方が良いということになります。生産性にも関わるわけですから、経営者も同様に考えた方がいいはずです。

それは分かっているけれどどうしてもそれを守ることができないとか、経営者であるトップがそこまで無理して働かなくてもいいはずなのに自分を酷使して働いていて、トップがそこまで働くから他のメンバーも働かないといけないというような状況もあるかと思います。


このようなオーバーワークが減らない理由は何なのでしょうか。

もちろん仕事の効率が悪かったりやらなくてもいい仕事が多いというような問題がある場合もあるでしょうが、今回は別の視点から働きすぎになりやすい問題について紹介しておきます。


インタンジビリティに注意!


頭を使う仕事をしていて、不安を感じやすい人は、働きすぎる傾向が高いということです。

これは、科学的にはインタンジビリティと言われます。インタンジビリティとは、簡単にいうと「形がない」ということです。

いわゆる知識労働をされている方は自分の作ったものが形がなく目に見えないということが結構あります。

実感がわかないので不安になってしまい、その不安がもっと働かないと皆に認めてもらえないとか、もっと働かないと食べていけないという更なる不安に繋がってしまいます


このような目に見えない価値を作っている人は危険ですので、見えるようにしたほうがいいです。自分のしている仕事の中で数字で測れるものなどで自分でコントロールできる何かを基準に考えるようにした方がいいです。

ただし、売上やお金を数えると、モチベーションの低下やモラルの低下につながるということが分かっているのでおすすめできません。

そのように形に見えるようにしておかないと、知識労働者は不安になってしまうものです。もっと働かないといけないという不安に追い詰められてしまうので、このインタンジビリティに気をつけましょう。


仕事が好きだから、仕事が趣味ですから・・・このようなことを言う人もいます。本当に仕事が好きでやっているだけであれば、ただ黙々と働くはずですから、わざわざ周りにそんなことを言う必要もないはずです。実際には、根底の部分には同様な不安がしっかり残っている場合が多いものです。

しかも、このような人たちは自己批判能力がとても高いので、燃え尽きてしまったり、働きすぎが原因で体を壊してしまったりして、生産性が落ちてしまった場合には、自分はなんてダメなんだと自分をとことん責めてしまったりします。

くれぐれも気をつけていただけたらと思います。



ここから先、残り3つの項目

素直な感情を表現しなかったこと → 本当の自分を表現する強さ

友人に連絡をあまりとらなかったこと → 人間関係の充実

自分をもっと幸せにすればよかった → 幸せを求める勇気


これらについても理解して、これからの人生をより後悔のない人生に変えていくための方法を知りたい方は続きをぜひチェックしてみてください。