あなたは昨日の夜に充分睡眠をとることができましたか?
あなたにとって最適な睡眠時間は何時間ですか?
人間が人生を変えるために最も手っ取り早い方法は、まずは食事でその次が睡眠、それに続いて運動と瞑想です。
今回は、そんな睡眠時間について見直して日々のパフォーマンスを高める方法を解説させてもらいます。
Q. 睡眠の質の改善をしているのですが、実際に睡眠の質が高まっているかどうかを知る方法はありますか?
僕のおすすめはouraリングです。
僕がいつもしている指輪ですが、実験して測るレベルとほとんど同じくらいの精度で、睡眠の質を心拍変動などから計測してくれます。
いろいろなアプリや AppleWatch もありますが、これらはどうしても誤差がひどすぎて参考になりません。
ですから、現状では最も良い睡眠の質を測ることができる器具だと思います。
以上がDaiGo師匠のアドバイスです。
「睡眠の質」については、以前に一問一答でも解説させてもらいました。
科学的根拠に基づいた知識の実験、実践コミュニティ!〜メントレラボ〜
睡眠の質を極めるのであれば、やはりこちらの本がおすすめです。
「スリープスコア」で睡眠状態をチェック
まず、『賢者の睡眠』でも紹介していますが、皆さんの睡眠の状態をチェックしてみましょう。
以下の7つの質問に直感で答えてください。
思いどおりに寝たり起きたりできますか?(アラームありでもOK)
1.まったくできない
2.ほとんどできない
3.半々くらい
4.だいたいできる
5.毎朝できている
日中に眠くなりますか?
1.まったくならない
2.ほとんどならない
3.場合による
4.ときどきなる
5.しょっちゅう眠くなる
夜中に目が覚めることがありますか?
1.全然ない
2.ほぼない
3.ときどきある
4.ある
5.毎晩のようにある
夜中に目が覚めたとき、寝直すのに苦労しますか?
1.まったく苦労しない
2.あまり苦労しない
3.ときどき苦労する
4.苦労する
5.いつも苦労する
いい夢を見ますか?
1.まったく見ない
2.あまり見ない
3.ときどき見る
4.よく見る
2.毎晩のように見る
自分の睡眠の質を自分で評価すると?
1.超悪い
2.どちらかと言えば悪い
3.ふつう
4.どちらかと言えばいい
5.超いい
朝、目覚めたときの気分は?
1.超悪い
2.どちらかと言えば悪い
3.ふつう
4.どちらかと言えばいい
5.超いい
最後に、それぞれ選んだ回答番号の数字をすべて足してください。
27点以上:非常に睡眠状態がいい【レベルA】
18~26点:普通、中程度【レベルB】
17点以下:非常に睡眠状態がよくない【レベルC】
Cの人は要注意です。すぐにでも睡眠習慣を見直す必要があります。
Bの人も油断は禁物です。
18点に近いBも「C予備軍」の可能性大なので要注意です。
Aの人は結果に安心せず、現状の睡眠の状態をキープするように心がけてください。
睡眠不足の大きすぎる弊害
夜にスマホやテレビを見すぎると眠れなくなると言いますが、これはブルーライトが与える影響によるものです。
睡眠の質を下げてしまう最大の原因のひとつだと言われています。
特に日本人は睡眠不足が常習的になっている人が多いということがあり、日本人は寝る前にスマホを使っている率が非常に高いと言われています。
アメリカでは51%の人たちが寝る前にスマホを使っているそうですが、日本人は寝る前にスマホを使う人がなんと65%もいるそうです。
これは少し前のデータなので今ではもう少し高くなっていると思います。
日本は世界有数の寝不足大国になっています。
睡眠不足はそんな現代の大きな問題となっていますが、先ほどのテストで皆さんの睡眠の状態が分かったところで、まず睡眠が与えるデメリットについて簡単にまとめておきます。
睡眠不足が引き起こすデメリット
外見的な魅力が30%も減少する
IQ を下げて頭の回転が悪くなる
感情のコントロールが下手になる
コミュニケーション能力が低下する
頭が悪く知能が低そうだと思われる
成長ホルモンが分泌されず太る(肥満は免疫力を下げる原因になる)
男性の妊娠確率が激減する
幸福度が減ってストレスに弱くなり不幸の感覚が増す
無駄遣いが増えて浪費しやすくなる
勉強でも仕事でも学習スピードが落ちる
鬱や不安が倍増する
気分が低下する
アルコール中毒と連動する
事故の死亡率が高まる
不安というものは不眠のバロメーターなのではないかと言われ、睡眠不足は不安を1.3倍も大きくするそうです。
睡眠をおろそかにしてしまうということは、自分の不安を高めるようなものですから、挑戦するための能力も減ってしまうでしょうし、嫌なことがたくさん起きてしまうことにもなると思います。
ですから、睡眠を極めるというのは、心身ともに健康であるために欠かせないことです。
ここから先は、皆さんのクロノタイプに合わせて、睡眠を改善するためのポイントについて解説していきます。
忙しくて睡眠時間を十分に確保できないとか、ついつい睡眠をおろそかにしている人は結構多いと思いますが、それで人生の可能性を無駄にしてはあまりにも勿体ないです。
本来の自分のパフォーマンスを発揮して、人生の可能性を最大限広げるために睡眠時間についてももう一度考え直してみてください。
そんな方法については、ぜひ続きをチェックしてみてください。
コメント
コメントを書くQ. 睡眠の質の改善をしているのですが、実際に睡眠の質が高まっているかどうかを知る方法はありますか?
A. DaiGoさんの仰る通り、Ouraリングです。ですが、僕は使っていませんw
僕も以前、不眠症で朝まで眠れないことはかなりありました。
現在は改善されていますが、一番効果があったのは、【メンタル改善】と【反芻思考対策】かと思います。
HSP度が高い僕は、日中の情報を人の×100くらいの勢いで吸収しちゃっています。なので、夜になってもその情報を処理し切れないんですよね(--;)
ですので、特に、繰り返しの思考をしない【反芻思考対策】は必須でした↓↓↓
<参考動画>
【心理テスト】自分がわからなくなる自己愛&反芻対策法(2019/10/16)
現在は、Ouraリングを使わずに、とりあえず、Applewatchで実質の睡眠時間を計測して、それで睡眠の管理をしています。
僕のベストは、実質睡眠時間を週平均6.5~7時間の範囲に収めるのがベストです。そのため、ベットに入る時間は7時間に設定しています。
部屋の電気は【Hue】を使っていますので、就寝1時間前から消灯に向かって、部屋が暗くなるようにされています。
就寝前ルーティンは、いろいろ試して、現在は【1時間ストレッチ+瞑想】がベストになっているので、部屋が暗くなり始めた辺りからストレッチに入るのが、現在の日中のパフォーマンスの高め方です(^-^)
あとは、【キウイフルーツ】はおすすめ!
以前、HIITの回でDaiGoさんがおすすめしていましたが、今では僕はキウイがないとダメですね!睡眠の質にかなりいい影響を与えてくれます。
<参考動画>
脳内麻薬から腹筋割りまで【9つのHIIT効果爆上げテク】HIITの極め方⑤(2021/4/21)
僕の場合、まだOuraリングを使っていないので、まだまだ改善の余地は残されていると思いますが、Ouraリングがなくても工夫次第で睡眠改善を図ることはできると思います(^^)/
ご参考までに☆
ボケット(@teacher)