今思い返しても本当に腹の立つ過去を思い出してください。
あなたはその経験から何を学びましたか?


DaiGo師匠の質疑応答の中でも、裏切られたパートナーを見返したいとか、自分をいじめてきた相手に復讐したい、そんなネガティブな感情に苛まれ追い込まれている方からの相談も少なくありません。

あるいは、批判されたり叩かれたことで、世の中や社会を見返したいという人もいると思います。

今回は、復讐したいという方からの相談をもとに、そんな相手を圧倒的に見返すための心理学についてまとめさせてもらいます。

Q. とある連中に復讐できる機会があるのですが、復讐するべきでしょうか? ちなみに、法には触れてないです。


復讐に関しては、僕も復讐が大好きです。自分に牙を向けた相手に対しては、できることであれば地獄の門の一歩手前までは送ってやりたいと思っています。法律にギリギリ触れないレベルまではやってもいいかと僕は思っています。

ですが、いつもこのようなことを考えた時に思っていることは、復讐のメンタルへの悪影響です。

復讐というものは、それをした側の方が若干損をします。その損をしてでも復讐したいというのであればいいのかもしれませんが、それをする暇があるのであれば、自分の収入をあげたり、その復讐を忘れるぐらいの美女と出会うための時間にあてた方が良いのは間違いないと思います。

おすすめはしませんが気持ちはとてもよくわかります。


以上がDaiGo師匠からのアドバイスでした。




いじめてきた相手を徹底的に見返す



DaiGo師匠は、自分の経験からよく「いじめられていることをチャンスとしてとらえてもらいたい」と言っています。

これは別に率先していじめられるべきだと言っているわけではなく、いじめている人間は何も変わろうとしませんが、いじめられている人間は自分の人生を変えなくてはいけない明確な理由があるということを分かってほしいということです。


DaiGo師匠の場合は、小学1年生から中学2年生までいじめられていましたが、その頃にいじめられたおかげで、自分を変えなくてはいけないという必要性に迫られて、その結果どんどん自分を変えていったり新しいこともできるようになっていきました。


ですから、いじめていた相手といじめに対して見て見ぬふりをしていた先生に対しては、決して許しはしませんが、ある意味感謝の言葉を述べることができるとよく言っています。


結局のところ、見返してやればいいわけです。

お前はこの会社には必要ない人間だと言ったりする人もいるかもしれませんが、仮にその会社の中では必要がないとしても、それと社会の中で必要かどうかというのは全く別の話です。


炎症対策とストレス対策を!


いじめられたりネガティブな感情を抱えてしまった人は、まずは体の炎症対策とストレス対策を大切にしてください。


子供の頃のいじめられた経験は成人後のストレスに弱い体を作るという研究があります。

いじめられた経験がある人は、大人になってからもそのような足枷を課せられていると考えてしまう人もいるかもしれませんが、研究は常に自分の人生にどう活かすかということを考えることが重要です。


自分は子供の頃にいじめられたので、大人になってからの体内の炎症レベルが進みやすいということが分かっていれば、その症状に対する必要な対策をすればいいということが分かります。


過去にいじめられた経験がある、あるいは、今いじめられているという状態で、あいつらをはるかに追い抜いて見返してやり優雅な生活をしてやりたいと思うのであれば、炎症対策やストレス対策を行いながら、自分がやるべき事を目指すという事に取り組むのが一番いい方法です。


いじめられている人は、だから自分の人生はダメなんだと考えるのではなく、自分はそのいじめによって現在を含めてどんなデメリットを課せられているのかということを理解し、それにどんな対処をすればいいのかということが分かれば超えることができるわけです。



人生見返してやりたいとか、「むかつくわ!あいつにギャフンと言わせてやりたい」というような思いを持っている人もいると思います。

いい意味で他人から受けた理不尽さやネガティブな感情を自分を動かす原動力に変えることで、どうすれば自分の人生を変えて、皆さんを虐めてきた相手や皆さんに対して嫌がらせをしてくるような相手、そんな奴らを見返すことができるのかということについては、おすすめの本としてはやはりこちらです。


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復讐のコスト



復讐したいとか、やり返したいとか、自分が受けた仕打ちに対しての感情にとらわれてしまうこともあると思います。

ただ、どうやったら復讐できるか、そのようなことを考えている間にも、クリエイティブな事を考えたり本来するべきことをできたら、自分にどれだけ利益があるのかということを考えるべきです。


復讐コストは意外と高いものです。

通常のコストというものは、そのコストに対してリターンがあるものです。

ところが、この復讐のコストの場合はコストがかかるだけでリターンはありません。


これは時間が無駄になるだけではありません。

大きく分けて2つのコストが発生します。

1. 感情が不安定になる

2. 目標が不安定になる


1. 感情が不安定になる


復讐を考えている時点で感情が不安定になってしまいます。

人間が成功するためには仕事でも恋愛でも感情の安定が大切ですから、他人への復讐を考えていることにより、自分自身の感情が不安定になっていることが危険です。

この感情が不安定になったことによる人間関係や自分のやるべきことに対するダメージは大きなコストになってしまいます。


仕返しを考えたり怒りを覚えて感情的になる前に、「今自分自身のメンタルが揺らいでいないか?」ということをチェックする癖をつけるべきです。

メンタルが揺らがないようにするためには、自分のメンタルが揺らいでいないかということに注意を向けることも重要です。


この反応はどうしようもない部分もありますが、運動や瞑想を習慣にすることにより、だいぶ抑えることができます。


2. 目標が不安定になる


自分の思い描いていた目標や目標達成までの道のりがあったはずなのに、周りの人やどうでもいい人から、それを批判されたり、怒りや嫉妬の感情にとらわれた時に目標がぶれてしまいます。


誰の人生も一度しかないものなのに、自分の事は棚に上げて勝手なことを言ってきたり、裏切りや酷い仕打ちをしてくる人もいます。

その時に、その人と自分は違うということをはっきり言える人であれば結構ですが、それを言われた時に、目標が揺らいでしまう人がいます。


目標設定を貫くことが必ずしも大事だというわけではありませんが、自分で目標を決めていくことが大事です。

目標は曖昧でもいいし変えていってもいいものです。

自分で決めた目標を自分で変えていくことは良いことで、これは柔軟性です。

ところが、自分の決めた目標を他人の影響や他人に対する感情によって変えていくことは、従属性です。

他人の意見を参考にして自分の意志で変えるのであれば結構ですが、「従属していないか?」という視点で自分を見つめ直すことも重要です。


基本的には皆さんにとって価値のない相手の意見は苛立つだけですので、参考にする必要はありません。

統計的なデータに関しては参考にする必要はありますが、僕たちは余計な周りからの情報に惑わされてしまいます。

どうでもいい人にネガティブなことや余計なことを言われたりするとついつい相手にしてしまいます。

参考にもならない意見なのに、つい相手にしてしまい余計な感情を抱えて大切な時間を無駄にしてしまいます。


しかも、嫉妬や怒りというネガティブな感情は、その後の自分自身を長い間苦しめてしまいます。

復讐を考えている時には、それによって自分が失ってしまうかもしれない未来の可能性に目を向けてください。

どうでもいい相手に余計なことを言われた時には、それに苛立ち感情的になるのではなく「その相手のどこがどのように残念なのか?」ということを考えてみてください。




ここから先は、まずはDaiGo師匠が幼少期のいじめを力に変えた方法について解説させてもらい、さらに、他人から受けた理不尽さを力に変えていくための方法について紹介させてもらいます。

怒りを感じることも嫉妬の感情に流されそうになることもあると思います。

そんな感情さえも自分が前に進むための力に変えることが重要です。

そんな方法について知りたい方は続きをチェックしてみてください。