あなたがついつい気になってしまうことはどんなことですか?


気にする必要のないものを気にすることで、どんどん不幸になってしまう人が少なくありません。

DaiGo師匠の質疑応答でも、きっと後から考えると「なぜこんなことを気にしていたのだろう」と思える気がする相談が結構多いです。

今回は、同僚への迷惑を気にしてしまい、なかなか会社を退職する勇気が出ないという方の相談をもとに、皆さんが必要のないことを気にせず生きるための心理学をまとめさせてもらいます。

Q. 長時間労働で責任も重い仕事で毎日がつらく辞めたいと思っています。
ですが、同僚に迷惑をかけてしまうことや周りからの目を気にしてなかなか決断できずにいます。
辞表を出すための勇気はどうすれば湧いてくるでしょうか?


勇気を出す必要なんて全くありません。ただ辞表を書いて出せばいいだけです。

まず、長時間労働で責任も重くて毎日つらくて辞めたいわけで、そのつらいことを続ける意味なんて何もありません。

自分が辞めたら迷惑をかけてしまうということを気にしているようですが、それは実際にその仕事を辞めたら全く関係のないことです。

自分の人生を犠牲にしてまで助けるべき相手なんてそうはいないはずです。

自分のやりたい仕事がなかったとしても、今のそのつらい状況の仕事よりはまともな仕事はいくらでもあるはずです。


今からすぐネットで調べて辞表を5枚ほど書いてください。

人間は1つのものだけを用意しようとすると完璧にしようとしてしまいます。ですが、辞表でも5枚とか10枚書こうとすると3枚目ぐらいから飽きてきます。

さらに、7枚目辺りになるとどうせ1枚しか出さないのに面倒だと思い始めます。

10枚くらい書けば辞表に対する重み自体が軽くなります。

そうすると、不思議なものでティッシュ配りのような感覚で気軽に辞表も出すことができるはずです。


今はラブレターを書く人はそうはいないでしょうが、同様にこういう出しにくい手紙なども同じ方法が使えます。

名前も書くことで軽い気分で渡すことができるようになります。


いずれにしてもこれから違う場所に行くわけですから周りの目を気にする必要なんて全くありません。

二度と会わない相手のことを気にしても意味はありません。自分の人生に関係のない相手にどう思われたって気にならないと思えることが人生を楽に生きるコツです。


以上がDaiGo師匠のアドバイスでした。



気にしなくてもいいことを気にしていませんか?


気にしなくてもいいものを気にすると人生はつらくなります。


人は生きていると色々なものを気にするわけですが、多くの人は気にする必要のないものを気にしています。

例えば、仕事であれば、自分が仕事でどれだけパフォーマンスを発揮することができるかとか、仕事上のどんなスキルを手に入れるのかという事の方が重要なのに、職場での人間関係ばかりに目を向けてしまうような人がいます。


上司が嫌な奴だから自分は仕事がうまくいかないと考え始めると、その嫌な上司の事ばかり考えてしまいます。

実際には、上司が嫌な奴でも仕事で成功している人はいくらでもいますし、その上司が嫌な奴だということを利用して、仕事でむしろ成功する人も中にはいます。

それにも関わらず、なかなかそれができないのは気にする必要がないものを気にしているからです。


本来大切なことから目を背けてしまう!


「上司が嫌な奴だから自分は成功しない」と思うことによって、自分のダメな部分と向き合わなくてよくなります。

気にしなくていいものを気にする人は、単なる気にしすぎということが問題なのではなく、本当に気にするべきことから目を背けてしまうことになるというのが一番の問題です。


逆に、上司にとやかく言われたところで放っておけばいいと考える人もいます。

放っておいたり気にしなくてもいい状態にメンタルを持っていくことによって、人は自分が本当にやるべきことに集中することができるようになります。

ここが本来最も重要な部分で、気にしなくてもいいものを気にする人は余計なことに対して時間と労力を使うようになってしまいます


さらに、本来自分が気にしなくてはいけないことから目を背けるために、わざわざ気にしなくてもいいことを気にしてしまっている人もいます。

どんなに上司が嫌な奴だったとしても、仕事に影響が出ない人もいるのに、自分は上司が嫌な奴だから仕事ができないと考えることによって、自分の能力がないことや自分の能力を高めることと向き合わなくてよくなります。


大切なのは集中力のコントロール


皆さんには気にしなくてもいいことを気にしなくて済むようにしていただけたらと思います。

この気にしなくてもいいことを気にしないためには、集中力のコントロールの方法を学ぶことが重要です。


余計なことを気にしてしまうというのは、その余計なものに対して自分の集中力を傾けている状態です。

嫌な上司がいたり、人間関係の面倒なトラブルで、目の前のやるべきことに集中できないという人もいると思いますが、それは集中できないというのではなく、その嫌な上司や面倒なトラブルに対して自分の集中力を向けてしまっているだけです。


自分の集中力を余計な方向に向けているから、やるべき事に集中できないだけで、嫌な上司や人間関係のせいで集中できないというのではなく、「その嫌な上司や人間関係に対して集中しているだけ」ということをまずは理解しておいてください。

自分の集中力の使い道を間違えているだけです。


この集中力のコントロールをするための1番いい方法は瞑想です。

瞑想をしている間は自分の注意を呼吸に向けたりしますが、誰でも余計なことが頭に思い浮かんだりするものです。

人間関係のことを考えたり晩御飯のことを考えたり色々なことが思い浮かんで、それらに注意が向いてしまいます。

これは自然なことで、その他の事に向いてしまった注意を呼吸に戻すトレーニングが瞑想です。

注意というものは放っておくと自然と逸れていくもので、その注意を意識的に戻すことによって注意力のコントロールができるようになります。

これが瞑想の基本的なポイントです。


ですから、嫌な人間関係にとらわれている人がいるとしたら、瞑想することによって人間関係は変わらないかもしれませんが、それ自体気にならなくなります。

今までその嫌な人間関係に向けていた集中力を自分のやるべき仕事に向けることができるようになります。

そうなれば人生は変わります。


気にしなくてもいいことを気にしないためのおすすめ


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集中力のコントロールができるようになり、自分が集中するべき対象を変えるだけで、人生というものは簡単に変わります。

そんな方法を教えてくれるのがマインドフルネスや瞑想というもので、それについて学ぶのであればこの本は絶対に読んでもらいたいと思います。


瞑想を科学にした方が書かれた本で、非常に実践的な内容になっています。

8週間のトレーニングで人生を変えるための方法を教えてくれます。


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瞑想は脳の構造自体を変えるのではないかという研究があるぐらいですが、そんな中でも、脳科学的な観点から見た時に最も人間の脳を変える可能性のあるものは何なのかと言うと、やはり運動なのではないかと言われています。

運動で脳細胞を増やし人生を変えていくための方法を教えてくれるのがこちらの本です。


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瞑想でじっとしておくのが苦手だという人は、体を動かしながら同じような効果を得ることができます。

森の中を走るトレイルランというスポーツを使ったり、低炭水化物食を使ったりマインドフルネスなど、色々と組み合わせることによって瞑想以上の効果を出すことができるということを教えてくれるのがこちらの本です。


人間は野生を失ったことによって色々な問題が起きていると言われています。

うつ病や糖尿病などもそれが原因だとよく言われますが、そんな野生を取り戻す方法について学ぶことができます。


人に嫌われてしまうかもしれないという感情

他人の目や周りの人の意見

価値のない無駄な情報

自分にとって本当に大切なわけではない人の心理

結果に影響を与えない些末なこと

他人からの批判や拒絶

学歴や見た目に対するコンプレックス

結婚適齢期や親の意見

あなたは気にしていませんか?


どれも多くの人が気にする必要がないと分かっていながらも、なぜか気になってしまい、それが行動することを阻害しています。

あるいは、無意識のうちに気にしてしまうことで、実際のパフォーマンスが下がっている可能性もあります。


そんな「気にする必要がないこと」を無駄に気にせず、自由に生きたいと思う方は続きをチェックしてみてください。