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一問一答「あなたは、最近、どんなことに強く不安や不満を感じましたか?」【苦痛の科学的利用法】
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一問一答「あなたは、最近、どんなことに強く不安や不満を感じましたか?」【苦痛の科学的利用法】

2022-11-24 12:00

    あなたは、最近、どんなことに強く不安や不満を感じましたか?


    今回は、なかなか行動できず人生を変えることができないという方の相談をもとに、幸せの追求から逃れ、苦痛を科学的に利用する方法について解説させてもらいます。


    Q. 迷ってばかりで結局行動できないことが多いです。どうすれば人生を変えることができるでしょうか?


    人は悪いことをしたらその報いを受けると言われます。

    ですが、それ以前に「自分が疎かにしたこと」で結局は報いを受けます。

    今やらなくてはいけないことをやらなかったり、やるべきことを怠けたりすれば、それはいつか報いとして返ってきます。


    今皆さんも、面倒だ、しんどい、ツラいと思っていることもあると思います。

    それも皆さんが過去に疎かにした何かが今になって戻ってきているに過ぎません。


    僕も同じですが誰でも苦しいことはあると思います。

    その度に「今を疎かにしない」ということを考えてください。

    今自分が苦しいのは、結局は過去に自分が何かを疎かにしたからです。

    そう反省して、また同じ思いをしなくていいように乗り越え頑張ってください。


    以上がDaiGo師匠からのアドバイスでした。




    人生変わる苦痛の科学的利用法


    幸福を求めること、苦痛を避けること、この2つは実は意味がありません。


    人間には矛盾する感覚が色々とあります。

    人生を楽に生きていきたいですが、努力することが大事と言われます。

    幸せを追い求めたいですが、幸せを追い求めても幸せにはなれません。

    ことわざでも、「可愛い子には旅をさせよ」と言いますが、そんなことわざが生まれた昔の旅となると、当然ですが命の危険もあったわけです。


    人は苦しみを避けて幸福を追い求めようとするわけですが、科学的には苦しみを受け入れて多くの不快感を経験し、そして、幸福を追い求めることを辞めた時に、人は求めていたものが手に入ります


    苦しんだ人生を歩んだ人の方が、人間の脳は鍛えられるということが確認されています。


    スーパーエイジャー(健康的長寿者)

    高齢者なのに若い人と同じレベルの健康を維持している人たちがいます。

    スーパーエイジャーの人は中高年の人よりも脳のサイズが大きいとも言われています。

    スーパーエイジャーのエピソード記憶は、80代でも50代から60代の人と同じレベルだったという研究もあります。

    スーパーエイジャーの人たちの脳は、大脳皮質が他の人よりも分厚くて認知機能が衰えにくいとされています。


    スーパーエイジャーについては、遺伝的な要素もありまだまだ研究途中ではありますが、そこに近づくためには「自分にとって不愉快なレベルの負荷」を脳にかけるという方法がいいのではないかと言われています。

    人間の脳の重要なエリアは、難しいことや困難なことに打ち込んだ時に発達するそうです。


    楽なことばかりに手を出していると脳は発達しません。

    この脳を発達させるための困難なことは、精神的なことでも肉体的なことでもどちらでも構いません。

    激しい運動や頭を使う難しい知的作業を行うと、人間の脳は萎縮することなく健康を保つことができます。


    人間は不幸になるプログラムをされている

    苦痛だけでなく不幸を避ける行為も意味はありません。

    人間は不幸になるプログラムをされているという研究があります。

    主に3つの人間の性質によって、不幸になるようにできているということです。

    3つのバイアスによって人間は不幸になるとされています。


    1. 楽観バイアス

    根拠もなく未来は今よりも良くなるだろうと考える性質です。

    逆に言うと、未来よりも今の方が不幸だと考えます。

    これが「今を不幸に感じさせる」バイアスです。


    2. ポリアンナ効果

    昔はよかったと思わせるバイアスです。

    昔の記憶は良い記憶だけを残し薄れていきます。

    初恋の記憶が美しいものになっていくのも同じです。

    過去の嫌な記憶を過小評価して、それによって昔が輝いて見えます

    楽観バイアスとポリアンナ効果によって、過去も未来も幸せに見えます。

    その結果、相対的に今が最も不幸だと感じます。


    3. 快楽の踏車

    人はどんな幸せにもすぐに慣れてしまいます。

    人生で大きな成功を掴んでもすぐに慣れてしまい、もっと大きな幸せを求めます

    自分の幸せよりも、自分よりももっと幸せな人に目がいってしまいます。


    この3つの性質によって、今この瞬間に不幸を感じるようにプログラムされています。

    幸せを求めてもなかなか幸せになれないのは、過去が綺麗に見えて、未来に対する展望が良すぎて、一時的に幸せなことが起きてもすぐに慣れてしまうからです。

    これによって今この瞬間を最も不幸に感じるのが人間です。


    人は不幸を感じることによって進化してきた

    これは人間が不幸になった方が生物としての生存率が高かったからです。

    これは実際に不幸かどうかではなく、主観的に不幸だと感じているかどうかです。

    人間は今を不幸に感じるようにプログラムされています。


    人は未来が良くなると信じて今を生き抜こうと頑張ることができます

    楽観バイアスが強い人の方が子孫を残しました。


    過去が美しかったと思うことによって、今を改善しようと頑張ることができます

    今を改善する人の方が子孫を残すことができました。


    幸せを感じて満足すると、人はそこから努力しなくなります

    今に満足して努力をやめるリスクが少ない人の方が子孫を残すことができました。

    幸せになっても元に戻るから、まさに踏車のように走り続けるしかありません。


    この3つの性質が人間の生存率を高めています。

    人間は不幸になるようになっているわけですから、それを受け入れるしかありません。


    不幸を行動に変換

    人はより幸せな結果を求めるために不幸になり、その不幸が行動に結びついた時には結果につながります

    不幸を感じて、それを行動に変換し続けるしかありません。


    ですから、不幸を避けたり不幸を見て見ぬふりしてしまうと、人は行動しなくなってしまいます。


    まさに現代の日本では、失敗した人を叩いたり不幸になった人を叩くことによって、一時的に自分が幸せになったような気がするのかもしれません。

    これは進化の過程から考えると、逆行する行為です。


    自分の中にある不幸は行動に変換して行かなくてはなりません。

    それをすることなく、自分よりももっとひどい人に目を向けたり、自分よりも不幸な人を叩いていると、それは自分の不幸を行動に変換することから逃げているだけです。

    他人のネガティブを見る行為は、改善につながりませんので、それを指差して笑うことはできるかもしれません。

    ですが、自分自身の行動に結びつきません。

    行動に結びつかない不幸ははっきり言って汚物でしかありません。


    人は自分に降りかかる不幸を行動に結びつけることができます

    だからこそ、進化の過程から考えても不幸を意識しやすくなっています。


    自分の身近な人が不幸になれば助けることができます。

    助けることによって仲間ができて協力し合うことで生存率が高くなります。

    自分が不幸を感じた場合は、それを行動に結びつけることで生存率が高くなります。


    これは SNS もなく群れの中で人が暮らしていた時には何の問題もありませんでした。

    ところが、現代においてはSNS の普及によって、会ったこともない人の不幸も同じように人間は注意を向けてしまいます。

    他人の不幸にも反応するのに、結果行動に結びつかないので時間の無駄になってしまうわけです。


    ネガティブな感情も同じです。

    自分の不幸やネガティブな状況に絶望して行動を止めてしまうことが、人生を悲しい方向に進めてしまうということを忘れないでください。

    不幸もネガティブな感情も行動に結びつけることが重要で、使い道を見出していくことが人生を切り拓く方法です。

    不幸もネガティブな感情も利用したからこそ生き残り進化してきたのが人間です。

    僕たちはその子孫です。

    不幸もネガティブな感情も人間が進化するためのモチベーションです。


    DaiGo師匠も幼い頃に8年間もいじめられたから、人と違う生き方をすることができました。

    テレビに出ていた頃も不遇なことが重なった経験があるからこそ、独自の方向に進むことができました。

    人間は不幸も不満もモチベーションに変えることができます。

    だからこそ不幸も不満もネガティブな感情も貴重なものです。

    それを避けることは、人間の進化の過程から考えても本末転倒な行為です。


    苦痛を避けること、不幸を避けること、これは意味のない行為です。

    これが進化の過程から考えても科学的に見ても重要なことです。


    もちろん意味のない苦痛や自分の力ではどうにもならない不幸まで、積極的に向き合えということではありません。

    そうでない場合には、それを自分から積極的に取りに行ったり向き合うことは大切なことです。




    不幸と不満を乗り越える3つの方法


    とはいえ、不幸や不安に押しつぶされそうになることは誰でもあります。


    1. 不幸と不満を記録する

    まずは、皆さんの不幸や不満を記録してください。

    正しく記録しておかないと、ネガティブな思考や感情は勝手に増幅していきます

    感じた瞬間に記録しておくと、それ以上に勝手に増幅していくことがなくなります。


    毎日の悩みや不安を記録してください。

    過去を振り返った時に、それによって大きなモチベーションに変えることができます。

    今悩んでいることも、それほど重大なことではないと考え向き合うことができるようになります。


    自分が乗り越えた挫折も記録してください。

    苦しい時に過去の自分を誇れるようになります。


    2. 不幸や不満に隠れた自分のミスや弱点を見つける

    不幸や不満は、人間に対して何かしらの改善や行動を促しています

    ネガティブな感情に向き合うことで、自分が何を改善したりどんな行動をするべきなのかがわかります。

    それを自分に問いかけて、モチベーションに変えてください。


    3. マインドフルネスを学ぶ

    不幸や不満やネガティブな感情があまりにも大きくなり、自分で改善したり行動できないレベルになってしまうと意味がなくなってしまいます。

    そのネガティブな感情を受け入れて、ひとまず目の前のやるべきことに集中することが必要な時もあります

    そんな集中力や没頭する力のためにはマインドフルネスを学ぶのが一番です。

    不安な中でも行動するための技術を身につけておいてください。


    ここから先は、不幸を避けたいのであれば絶対にやめてもらいたい3つのこと、そして、幸福の追求から卒業して成長し続ける人生を歩む方法を解説していきます。

    人生を変えたい、常に成長していきたいという方は、ぜひ続きもチェックしてみてください。


     
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