あなたは、これからどんなことにお金と時間を投資したいですか?


今回は、離婚調停中でなかなか離婚に応じてくれないという問題についての相談をもとに、僕たちがどのように未来のための投資をすれば幸せになれるのかということを考察していきます。


「Q. 夫のパワハラと不倫が原因で離婚調停中ですが、夫がなかなか離婚に応じてくれません。応じてもらうためにどのようなアプローチがいいのでしょうか?」


まずパワハラと不倫が原因になっているのであれば、おそらくはその証拠さえあればいいとは思いますが、いずれにせよ弁護士の人に任せた方がいいと思います。

裁判ははっきり言って自分でしない方がいいです。

裁判によって消耗するのは結局のところお金と時間だけです。それが終わったところで裁判によって幸せが訪れるわけではありません。


証拠の確認や条件面など色々あると思いますが、そういう面倒くさい過去の清算にまつわることはできる限り弁護士の方に任せて、それと同時に、自分は未来に向けた投資にも時間を使うようにしてください。

細かい部分は弁護士の人に相談しながら進めてもらいたいですが、新しい出会いや次に向けた行動もしながら、離婚の調停を進めるというのが一番合理的なのではないでしょうか。

自分の時間を無駄にしないようにだけ気を付けていただけたらと思います。


以上がDaiGo師匠からのアドバイスでした。




客家大富豪の教えから考察する「人脈と投資の技術」


華僑に占める客家の割合は1割にも満たないと言われていますが、客家は華僑の富の30%を所有しているそうです。

世界経済を裏で動かすといわれる人物を輩出している客家に伝わる教えから、豊かに生きるための人脈と投資の技術について考察していきます。


こちらは投資初心者の方には特におすすめです。

ストーリー形式で18の金言から商売や投資の極意だけでなく人生の生き方も学べます。

投資やビジネスに興味はないという人も読んでいただけると、かなり感じるところがあるはずです。

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客家(はっか)大富豪の教え


人に振り回されず、人に動いてもらうにはどうすればいいか?

人は基本的に自分に似た人に好意を持ちますし、自分の人生を豊かにしてくれるのはごく一部の親しい人間関係です。

とはいえ、お金持ちと近づきたいという人も多いでしょうが、客家には、「金持ちとばかりつるんでいるとバランス感覚を失う」という教えがあります。

普通の人と話すのはチャンスだから、あえてエコノミークラスに乗るそうです。


ここで重要なのはエコノミークラスに乗ることではなく、隣の人に話しかけてみることです。

飛行機だけでなく、様々な場面で近くに人がいたら「隣の人と話す習慣」を作ってみてください。


日本では近くの人に話すことに抵抗感があったり、逆に失礼なのではないかと考えてしまう文化があります。

海外では人に話しかけることに対するハードルがとても低いです。

話しかけて気まずい感じがしたら、そっと離れればいいだけです。


ビジネスには大義が必要

一緒にビジネスをしたり、将来のための人脈が欲しいのであれば、どこにチャンスや出会いがあるかわかりません。


出会いがあっても、その出会いを有益な人脈やチャンスに繋げることはまた別の話です。

特に、ビジネスでは他人の金儲けをわざわざ手伝いたい人はいませんので、そこには大義が必要になります。

この大義というのはとてもシンプルな話で、「そのビジネスが誰を幸せにしているか?」ということを明確にしておくということです。


例えば、「このビジネスで一緒に稼がない?」と言われるよりも、「このビジネスで自分と一緒に世界を変えないか?」と言われた方が、当然、興味が出てきます。

そのためには、そのビジネスが誰を幸せにするのかということを考える必要があるということです。


信用できる相手を見分ける

信用できる相手を見分ける方法も重要です。


遅刻をする人とはビジネスをしないという人も結構いると思いますが、これは結構正しいようです。

「大きな約束は誰でも守りますが、差が出るのは小さな約束をどれだけ守れるかだ」という教えが客家にはあります。

もちろん、時間にルーズな人は逆にクリエイティビティが高いという傾向もありますので、クリエイティビティが求められる場合には、そうでない場合もあるとは思います。


そして、「家族を大事にしない人間は信用するな」という教えもあります。

自分にとって最も身近な人間である家族を大事にすることができない人は、友人や仲間を大事にすることもできません。


客家の人たちは、なかなか人を信用しないからこそ、一度信頼関係を築くことができたらその友情は永久に続くそうです。

パーティーなど人が多いところでは、誰とでも仲良くなれる外向的なパリピと親しくなりたいと考える人が多いでしょうが、あまり人と積極的に話すことが苦手な人と親しくなった方が、将来的には信頼できる深い関係になれる可能性も高いです。

これは、少ない友達と深く付き合うからです。


本当に信頼できる人を見つけて、その人たちに依存するわけでも振り回されるわけでもなく信頼関係を深めていくことが大切です。


人脈もお金も振り回されないことが重要です。

周りに流され自分が動くのではなく、自分が集団を動かして人生を切り拓く必要もありますから、自分の頭で考えて人を動かすことができる人と付き合うようにしてください。

お金も全く同じで、お金の事ばかりを考えている人はお金に振り回されている人です。

お金に振り回されるのではなく、お金に働いてもらうことを考えるようにしてください。


人を動かす「3」の魔力とは?

客家の教えの中にも出てきますし、優れた名作は三部作であることが多かったりするように、「3」という数字は重要です。

相手を説得する時の根拠も、プレゼンで説明するポイントも、迷ったら3つにしてください。


例えば、広告も3回同じものを見ると購入意欲が出てくると言われます。

「最近これが流行っている」と人が感じるのも、一定の期間に3人から同じ話を聞くと、人はそれが世の中で流行っていると考えるようになるからです。


これを人間関係に使うのであれば、本当に仲良くなりたいと思う人がいるのであれば、その人の身近な人に少なくとも3人は、その人の長所や優れたところを話しておく必要があります。


時には嘘を本当にする勇気も!

客家には「一人を永遠に騙すこと、大勢を一時的に騙すことは可能だが、大勢を永遠に騙すことは不可能」という教えもあります。


例えば、人から頼みごとをされた際に、その分野の知識がないからといって、自分にはできないと答えるとチャンスを逃すこともあります。

知ったかぶりをすればいいということではありませんが、「知っている」「できる」と言い切ってから、その後必死に学んだり調べたりすることも時には必要です。

時には嘘をつくこともあったとしても、それを真実にできるように努力してください。


DaiGo師匠が、メンタリストとしてパフォーマーだった頃には、ビジネスの相談を受けた時に同じように対応したこともあります。

ビジネスの経験があると言い切った上で、短期間の間にそれが本当になるように必死に努力しました。


同じように嘘を本当にして大成功したのがビル・ゲイツです。

Windows が完成しているわけでもないのに、商品があるかのように話していました。

それから実際に作ったというのは有名な話です。


嘘を本当にする勇気があるのであれば、嘘もハッタリも時には必要です。


限られたものを取り合うマイナスサムゲームではなく、市場を拡大するプラスサムゲームに投資せよ!

ビジネスには3つのタイプがあります。


①マイナスサムゲーム

お互いに足を引っ張り合い、どんどん価格が下がっていくようなビジネスです。


②ゼロサムゲーム

分母が限られていて、それを取り合うビジネスです。

新しい価値を創造するのではなく、既にあるビジネスから仲介することで手数料を取るようなビジネスです。

市場全体として分母が下がっている業界も同じです。


③プラスサムゲーム

自分がビジネスをするとしても投資をするとしても、このビジネスが重要です。

その企業の業績も伸びているし、 市場全体としても拡大しているビジネスです。

みんなで協力することによって、よりパイが拡大していくようなビジネスにこそ価値があります


投資するべきはプラスサムゲームです。

ここでいう投資はお金だけでなく勉強や時間も含めてです。

市場全体として拡大している業界について勉強するべきですし投資するべきです。


例えば、これから先の日本経済が不安だから、今から英語の勉強をして海外に出るための準備をするというのはプラスサムゲームです。


ディスカウントはせずに価値を創造して徐々に規模を拡大することが重要です。

実際に、急な事業拡大でほとんどの経営者は借金返済のための人生を送るようになります。

莫大な資産を持っていても、それをはるかに上回るような借金を持っていては意味はありません。

それは本当に幸せなのでしょうか?


予想できない未来ではなく、予想できる未来に投資せよ!

投資というのは将来の予測をして、その予測が当たったらお金になるという非常にシンプルなゲームです。

ポイントとしては、ギャンブルなど予想できないものに投資するのではなく、学習や訓練によって予想確率を上げられる未来に投資することが重要です。


専門知識を学んだり、少しずつ行動することで感覚をつかんだりスキルを身につけ成功確率が上がっていくかどうかです。

学習や訓練によって予想確率を上げることができる未来に、皆さんの時間やリソースを投資してください


これは投資する業界や企業を選ぶ時も同じです。

例えば、メタバースの業界が伸びそうだから自分もそこに投資するというのではなく、自分でその業界のビジネスを勉強して、自分の頭でより良い未来を予測することができるとなったら投資するようにしてください。

少ない金額やリソースで、自分の予測が当たっているのかということをテストしてから、大きく挑戦するというのも大事です。


そして、ここで予想する未来というのは、近い未来のことではなく遠い未来のことです。

次の iPhone がどうなるのかはよくわからなくても、10年先のiPhone がどんなものになっているのかということは色んな想像ができると思います。

近い未来のことは予想しづらいですが、10年先20年先のことであれば想像できると思います。

遠い未来にはトレンドがありますが、近い未来にトレンドはありません

マクロな視点は学習や訓練によって鍛えることができます。


ここから先は、ビジネスだけでなく様々なチャンスを掴んだり、人生を変える人間関係を手に入れる方法について解説していきます。

ビジネスや投資だけでなく、より豊かに生きるためには欠かせないものばかりです。

ぜひ続きもチェックしてみてください。