• このエントリーをはてなブックマークに追加

2012年9月の記事 1件

下ネタ芸人とは〜GO!ヒロミ44'インタビュー

 私事になるのだが、この4年間、毎年07月21日というオナニーの日に、下ネタ限定のお笑いコンペティション『下-1グランプリ』なるイベントを開催している。新宿のロフトプラスワンで行なっている、当モダンフリークス唯一と言っていい大入りイベントであるのだが、筆者がそれほどまでに下ネタにこだわるのは、それが単純におもしろいからである。  これは「モダンフリークスTV」の開設にも繋がる風潮なのだが、近年の日本においては、本来あるべきものがなくなるという事象が多すぎるのだ。  いい年の大人ならば、当然与えられるていたはずの娯楽、快楽。  そのうちのひとつが、お笑いにおける“下ネタ”なのである。  お笑いというジャンルは、他の表現活動のメディア展開に比していまだに後れを取っており、いまだにテレビの中に存在するもの全てというのが現状である。  スポンサーの権限が益々強くなる不景気の煽りで、露骨な下ネタが敬遠されているのは、現在のパブ記事(雑誌の宣伝企画)全盛の地上派コンテンツが雄弁に物語っている。  つまり一言で表現するならこういうことだ。  下ネタをやっていると食えない。

下ネタ芸人とは〜GO!ヒロミ44'インタビュー
メールマガジン『Modern Freaks』

エロ・グロ・ビザ−ル・放送禁止……一般的なメディアでは掲載できない、されないジャンル専門のアンダーグラウンドカルチャー・メルマガ。60億分の1的存在を中心にピックアップ、彼らから溢れ出す人間力の発露を追求する。といえば大袈裟も甚だしいところだが、言い換えれば、もともとは編集者、現在は何で食っているのかわからない制作者である著者が、近隣の極めてオリジナルな表現者たちにすがりついて発信してゆくメルマガ。完全オリジナルから、雑誌媒体に寄稿したものの加筆修正版まで。地下芸人、身体改造、極端なアート、そのあたりがお好きな御仁に。

著者イメージ

福田光睦

Modern Freaks Inc. 代表。編集者・監督・撮影等々。下ネタと人間賛歌をテーマにメディア掲載不可のアンダーグラウンド案件、表現者をカバー。モダンフリークスTV、横須賀歌麻呂DVD『CodeName YARI-MAN』。毎年07月21日開催『下ー1グランプリ』主宰。

http://www.modernfreaks.jp
メール配信:ありサンプル記事更新頻度:毎週月曜日※メール配信はチャンネルの月額会員限定です