※※※ゲーセンミカドからのお知らせ※※※

「夏の24時間配信」アーカイブ公開中!

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TBSラジオ「アフター6ジャンクション」にイケダ店長が出演しました!
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 おつかれさまです。ハゲです。

 前回はTILTによるペナルティのリスクを背負いながら台を揺らしているんですよ、的な話をしました。

【ハゲさんのピンボール小咄】:「TILT」
https://ch.nicovideo.jp/mikadogame/blomaga/ar2161186

 今回からは「ピンボーラーがどう台を揺らしているのか?」を解説します。台揺らしは「ナッジ」と呼ばれているので、以降はナッジと呼称します。

 具体的なやり方の前に、ナッジの立ち位置、ナッジに対しての考え方をまとめます。

 ナッジは主に「落ちそうなボールの救済」として使われるテクニックです。このままだと落ちるなと察知した際に台を揺らしてボールの軌道を逸らすために使われます。つまり「落ちそうな危ないボールが来ない限りは使わない」という局所的なテクであり、やらないに越したことはないのです。

 ……え、落ちそうなボールしか来ない? わかります。ピンボールは大抵そういうものですが、じつはこれって自身のプレイングミスが起因だったりします。

 よくあるのが「狙おうとしたレーンやホールに入らず、変な所に跳ね返ってボール落ちる」「焦ってボールを反射的に打ち返して変な所に跳ね返って(以下略)」ですかね。なので、ちゃんと狙った場所にボールを入れる練習をしたり、勢いのあるボールを落ち着かせるフリッパーテクを習得して、ナッジが必要ない(落ちそうなボールが来ない)状況を作ることに勤しむほうが建設的かなと考えています。

 無論、これらができればプレイ時間が延びますし、ボール救済以外でナッジを活用するときもあるので取得しておいたほうが良いテクではありますが、単純にナッジは上級テクだからというのもあります。慣れに基づいた経験で行われる職人肌の強いテクニックなので、できなくても焦らなくて良いです。少しピンボールに慣れてきたら、まずは「ここで揺らそう」と意識をするところから始めてみましょう。やっていくうちに「これ揺らしたほうがいいわ」と思うようになるので。

 言葉にするのは難儀しますが、ナッジはピンボールのルール上では許容されているけどムズいし、そんな多用するものでもないし、初心者の頃からやろうとするものではないですよ、ということで。それぐらいの心持ちで、次回からは具体的なやり方をまとめます。ぜひ読んでください。