醒酔笑巻の六「推は違うた」の章より

小早川隆景公が備中笠岡を訪れていた時の話。
色々と因縁のある隣国備前の国主・宇喜多直家公から贈呈品として魚が送られてきた。
魚の名は「そこにべ」、岡山名産の珍しい魚である。