先月のまとめです。過去分は以下の通りです。

今月はHTML5をはじめとして、Web系のソフトウェアが多かったようです。スマートフォン周りはライブラリが充実してきたこと、iOS/AndroidともにOSの機能が安定したことで進化が若干緩やかになってきた感があります。

Hain - Electron製のランチャー



最近のランチャーは事前にアプリケーションを登録するものではなく、アプリケーションが自動で情報を収集してくれるタイプのものが主流になっています。今回紹介するHainも同じく自動収集型のランチャーです。特徴的なのはElectron製ということです。ElectronということはWeb技術で作られているということです。Windows向けに作られていますが、Electronであれば他のプラットフォーム向けにも提供できそうですね。

Spec.js - スマートフォン/タブレットのスペックを判定

Webサイトへモバイルやデスクトップ、タブレットなどが入り乱れてアクセスするようになると、それぞれに分けて情報配信を行いたいと思うようになります。さらにスマートフォンの中でも使える機能が異なったりして、そのための処理分けが複雑なものになっているかも知れません。そこで使ってみたいのがSpec.jsです。より細かく端末の情報が絞り込めるライブラリになります。Spec.jsのデモです。ユーザエージェントを使って各種機能やスペックを知ることができます。例えばiPhone 6の場合は次のようになります。

長雨 - 日本向けの縦書きTumblrテーマ



Tumblrはコンテンツを簡単にシェアしたり、公開できるとあってとても人気のあるサービスとなっています。さらにテーマがカスタマイズできるとあって、自由度が高さも売りとなっています。今回はそんなTumblrテーマの一つ、長雨を紹介します。特に和なコンテンツを公開していくのに最適なテーマとなっています。長雨はまさに和のコンテンツにぴったりなTumblrテーマで、落ち着いた雰囲気が印象的です。日本語はやはり縦書きが似合うなと思わされるテーマではないでしょうか。