先月のまとめです。過去分は以下の通りです。

今月はJavaScriptネタが多かったように思います。フロントエンド周りはトレンドの変化が早いので、正直ついていくのが大変な状態になっていますね。

Yarn - 次世代のJavaScriptライブラリ管理

JavaScriptのライブラリ管理としてはnpmまたはBowerがよく使われています。npmを使っていて思うのはインストールにかかる時間がとても長いということです。ライブラリをインストールするのに長時間待たされてイライラした経験がある方は多いのではないでしょうか。そこで使ってみたいのがYarnです。npmと同等に扱え、さらに高速でセキュアなライブラリ管理システムです。Yarn自体はnpmなどでインストールできます。インストールしたらnpmと同じように初期化をします。

Jasonette - JSONでiOSアプリを開発するフレームワーク



一昔前のTitaniumであったり、React NativeはJavaScriptをネイティブのJavaScriptエンジン上で実行してネイティブのコンポーネントを使えるようにしています。それを使ってReact Nativeではコードを即時反映しながら開発ができるようになっています。そんな開発スタイルを一歩推し進めたのがJasonetteです。なんとJSONのみでiOSアプリが開発できるようになります。JasonetteのJSONの例です。これはInstagram風UIを作るものです。

Grade.js - 画像を解析して最適な枠を表示



画像は見せ方がとても大事です。ただ並べただけでは目を引くことができません。例えばPinterestがあれだけ流行ったのは、それまでになかった段違いな組み合わせのグリッドによるところが大きかったでしょう。画像を主体としているサイトでは特に見せ方に注意すべきです。今回紹介するGrade.jsは画像に枠をつけてくれるJavaScriptです。画像に合わせた最適な色合いを選定してくれます。デモです。1色ではなく、左上と右下で2色使われているのが分かるでしょうか。そして間はグラデーションとなっています。