今回は秋にちなんでスポーツ系のオープンソース・ソフトウェアと、その周辺技術について取り上げてみたいと思います。
ウェアラブル
今一番の注目と言えばウェアラブルではないでしょうか。スマートフォンも一応この中に含まれていると思います。AndroidであればAndroid Wearが最近の注目になるでしょう。
それ以外にもmicoachやPebble、リストバンド型のトラッカーなど様々な身体に装着するデバイスが登場しています。これらを支えている基礎技術になるのはBTLEや加速度センサー、血流計などの身体センター技術になります。
ログ
ジョギングが一番有名ですが、スマートフォンを使ってデータを蓄積している人は多いです。同様に登山のトラッキングデータをGPSロガーを用いて記録しておいたり、サイクリングの記録を残したりします。運動を行う人はそのログを残すのが好きという人が多いです。
ソーシャル
個人で行うスポーツは自由にできますが、野球やフットサルのようなスポーツは仲間が必要です。そのためにソーシャルが使われています。特に元々の知人ではなく、スポーツ好きを軸に人を集めてスポーツを行うといったサービスも出ています。例えばギガスリートの提供するG-LEAGUEがあります。ソーシャルを使うことで個人でも団体スポーツが楽しめるようになっています。
さらにオリンピックやワールドカップなどのスポーツイベントについてもソーシャルサービスの活用が欠かせなくなっています。ソーシャルサービスはリアルイベントとの相性がいいので、もっと活用できる範囲はありそうです。
ビッグデータ
個人のログというレベルを越えて、スポーツ中の動きを全てログ化し分析する試みも行われるようになっています。ビッグデータ解析によって試合の中の特徴的なシーンだけを取り出して自動編集したり、振り返って試合を分析したりするのに使われています。
スポーツでの動きは相手やボールなどの動きに合わせて変化したり、互いの読みが交錯するので自動で分析するというのはとても面白い試みだと思います。
クラウドファンディング
スポーツのクラウドファウンドは主にアスリート支援に行われているようです。これまでアスリートの活動を支援するというのは企業広告が多かったと思いますが、それが個人レベルでも好きなアスリートを応援できるようになってきています。
日本では主にAthleteYell、ALLEZ! japanSportie FUNDの3つがあるようです。もちろんイベントを開催する上で参加費をクラウドファンドで集めて、成立すれば開催するといったモデルも生まれています。
この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。