ここ数年はプラットフォームビジネスが盛況です。AppleのApp Store、AndroidのGoogle PlayやAppstore、LINE Creators Market、Facebook Appsなど挙げれば枚挙にいとまがないほどです。

それらプラットフォーマーの築いたプラットフォームに乗ってビジネスを行うことで一気にビジネスを拡大させることもできますが、幾つか危惧すべき点もあります。今回はそんなポイントについて紹介します。

プラットフォーマーによる乗っ取り

ハーバードの授業で日本のグリーが人気を集める理由 (ダイヤモンド・オンライン) - Yahoo!ニュース BUSINESSといった記事が出ました。グリーがUSにおいてゲームプラットフォームを広めようとしたところ、AppleによるGame Center、AndroidのScoreCenterといったサービスが登場したことで一気に流れが変わってしまいました。

他にもニュースアプリであったり、音楽定額サービス、クラウドストレージなど挙げればきりがないほど、新しいトレンドの変化があるとプラットフォーマーがそれに合わせてサービスを提供します。彼らのサービスはデフォルトでSDKに組み込まれ、より簡便に使えるようになっています。こういった手段をとられるとサードパーティーにとってはとても苦しいことになります。しかもその危険は常につきまとうのです。