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世界でもっとも貧しい大統領がくれた、はげましの言葉
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世界でもっとも貧しい大統領がくれた、はげましの言葉

2016-05-26 12:30
    世界中のひとびとから称賛をあびた、ウルグアイ東方共和国の当時の大統領ホセ・ムヒカ氏。

    西洋の裕福社会が持つ傲慢な消費を、世界の70億~80億の人ができると思いますか。そんな原料がこの地球にあるのでしょうか。

    (『世界でもっとも貧しい大統領 ホセ・ムヒカの言葉』P5より)

    この投げかけを含む8分間の衝撃的なスピーチ以外にも、暮らしのなかでためになる言葉を数多く残しています。

    足るを知れば暮らしは富む

    たとえば「貧乏ではない。質素なだけです。」という言葉もその1つ。

    「世界でもっとも貧しい大統領」と呼ばれているムヒカ氏ですが、じつは給料の90%を 寄付しているのだとか。するとたしかに本人の手元には残らないので、暮らしはけっして裕福ではないはず。でも貧乏ではないのです。なぜなら貧乏とは「欲が 多すぎて満足できないことだから」とか。日本でも多くの人々からこの話が支持され、子ども向けの絵本にもなりました。

    もともと「足るを知る者は富む」という慣用句のある日本ですが、それでもテレビをつければ毎日のように権力とお金にまつわるニュースであふれています。そんななか「持っているもので、贅沢に暮らせる」というムヒカ氏の言葉をきくと、どこか身につまされる思いです。

    一からやり直す力が、あなたにはあります。

    そんなムヒカ氏の言葉の中には、政治や経済の話だけでなく、生きる上でだれもが励みになるものもあります。南米諸国連合会議でのスピーチの中にも、こんな言葉がありました。

    人生ではいろいろなことで何千回と転びます。愛で転び、仕事で転び、いま考えているその冒険でも転び、実現させようとしている夢でも転びます。でも、千と一回立ち上がり、一からやり直す力が、あなたにはあります。

    (『世界でもっとも貧しい大統領 ホセ・ムヒカの言葉』P110より)

    日本でも「七転び八起き」という慣用句がありますが、場合によっては「また起きなくてはならないのか」なんてネガティブにとらえてしまうことも。でもムヒカ氏は「一からやり直す力が、あなたにはあります。」と断言してくれているのです。

    なにかあったときにこの言葉を思い出せば、ネガティブな意識も変化しそうです。

    image by gettyimages

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