最近、日本の食材を見直しています。日本はさまざまな国の料理を楽しむことができますが、やっぱりほっと落ち着くのは和食。特に「おから」にはまってます。


食物繊維がゴボウの2倍!

おからは豆乳の絞りかすなので、栄養がないと思われがちですが、高タンパクでミネラルが豊富、食物繊維やカルシウムがたっぷり含まれていており、食物繊維はゴボウの2倍もあるそうです。この食物繊維は水に溶けないセルロースというもので、腸内の残留物をしっかりおそうじしてくれるので便秘対策にもばっちり! 大豆イソフラボンも豊富に含まれているので、女性ホルモンのバランスの乱れによる肌荒れ、シミ、シワを改善する効果もあるそうです。


おからは産業廃棄物!?

しかし! 驚いたことに、おからは通常、産業廃棄物として大量に処理されてしまうという衝撃の事実を知りました。全国民が毎日少量ずつ食べれば廃棄物にはならないと言われていますが、食品としての需要が供給を大きく下回っているのが現状です。

そして、何といってもおからは安価なのところも魅力の一つ。お豆腐屋さんではお豆腐を買うと無料でくれるところもあります。ローカロリーで腹もちがいいので、間食にもぴったり!

そこで今回は、混ぜて焼くだけの簡単な「おからケーキの作り方」をご紹介します。

おからケーキのレシピ

<材料>
生おから:200g
ホットケーキミックス:100g
卵:1個
砂糖:25g
溶かしバターまたはオリーブオイル:25g 豆乳(または牛乳):20cc
刻んだクルミやアーモンド:お好みの量

<作り方>
(1)ボールにおから以外の材料を混ぜ、最後におからを入れて混ぜる。
(2)クッキー生地のような固さになったら、耐熱容器に入れ、ヘラなどで平らにして、オーブンを180℃にして25分焼く。

フルーツグラノーラを入れても美味しいです! また、食べる時にたっぷりの水分と一緒に摂ると、便秘解消に効果的です。

日本が今ほど豊かでなかった時代には、おからは貴重な存在として毎日のように家庭で食べられていたそう。美容と健康って、案外身近な食材で手に入るのかも、と感じました。陰に隠れた存在のおからにこれからも注目していきます!

おからダイエットの効果と方法

photo by Thinkstock/Getty Images

text by 宮田茉貴子
メーカー、インテリアショップ勤務を経てフリーランスに。カフェ巡りやプリザーブドフラワーアレンジなど、好きなことをして暮らす日々。ただいま心と身体の毒出しを研究中。みやたまデトックスBlog☆
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