私は仕事がら、とてもたくさんの女性と関わっているのですが、いつもなぜかひとに囲まれていて、そのひとがいると明るい空気が広がっていく......、そんな華やかな雰囲気をもつ女性とお会いすることがあります。
みなさんは、容姿が特別すぐれていなくても、男性からも女性からも好かれている女性について「どうしてだろう?」と疑問に思ったことはないでしょうか。
じつは周囲の人たちは、容姿などの表面的な魅力ではなく、彼女たちの深層心理=潜在意識に惹かれているんですね。つまり「一緒にいて心地よい、なんだか楽しい気持ちになるなど、ポジティブな変化を与えられる魅力」に惹かれているのです。
今回は、周囲のひとを惹きつける魅力ある女性になる方法についてお伝えしていきたいと思います。
ノンジャッジを意識する
人は誰しも、自分の中の善悪の価値観や正義にひっぱられ、無意識に「これは正しい、これは正しくない」など、他人をジャッジしています。自分の物差しに当てはめて、他人を判断してしまっているんですね。
しかし、人に囲まれる女性は、こうした強いジャッジがありません。言い換えると、人に囲まれ愛される女性は、必ずと言っていいほど「心の壁=他人に対する偏見」がないか、ほとんどありません。
自分と他人の違いを理解していて、かつ、自分と他人が違っていたとしても、「へえ! こんな考えがあるんだ!」と、しっかりと自分と相手を切り分けながら、相手をありのまま認めることができます。
自分に嘘はつかない
次に大切なことが、嘘をつかないということ。ここでの対象は「自分」です。
他人に対して嘘をつくのでは無く、いつも自分に対して言い訳やごまかしをしていると、それが「何となく取りつくろっている感じ」として周囲に伝わってしまうんですね。すると、そこそこ仲良くなったとしても、完全には信頼できないという関係ばかりを築くことになります。
ですので、大切なことは「他人にも自分にも嘘をつかない」ということ。失敗して言い訳をするのではなく、その要因を素直に認めて改善したり、自分がいいと思ったことを誤魔化さずに発言していくなど、自分に正直になればなるほど、他人からの信頼も得られるようになっていきます。
損得で動かない
最後に大切なことは、「これをしたら自分が得かな?」「この相手なら○○してくれるはず」といった損得勘定で動かないということです。
どうしても、人は無意識に人間関係にランク付けをしてしまうことがあります。具体的には、この人と接する時はメリットがある、でもこの人とはメリットがないから適当にしても大丈夫......というようにです。
しかし、こうして常にランク付けをしていると、無意識に人によって態度を変える空気感が、人に対して伝わってしまいます。
それよりも、「自分はこうしたいからこうする」「今これをしてあげられると思ったから、これをしてみよう」というように、相手がどんな立場であれ、自分の100%で接することができる人ほど、その生き方がたくさんの人に伝わるようになるんですね。
人間関係は不思議なもので、他人に隠していたり自分の中で誤魔化していることも、無意識に伝わってしまうもの。けれど、自分自身が自分の心持ちを変えて、在り方を変えれば、それがすぐに現実に響いて、良い人間関係をもたらしてくれます。
悩みがちな人間関係だからこそ、自分から在り方を変えることで、愛される日々を手に入れてみてくださいね。
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