とはいえいそがしい日々を過ごしていると、いるモノ・いらないモノを選別する時間もとれません。そこでまた時間のあるときにと思っていると、いつの間にやら月日が経ってしまうことも。
だからこそ時間がなくてもできる、ほんの小さな場所からはじめたいものです。
小さな空間から捨てる感覚をつかむ
「いらないモノを捨てる」というと、まずクローゼットを思い浮かべます。でもいきなりクローゼットを片づけるのは失敗のもとと言えそう。
とくに片づけを習慣づけしたいときは、無理せずメイクポーチのなかといった、小さな空間からはじめます。
たとえば冷蔵庫のなかであれば、使いきり調味料の小袋を捨てるところからでもよさそう。賞味期限が残っているものは1週間で使い切る。そうして小袋がなくなったのを目にするだけで、どこか気持ちもスッキリします。
するとつぎは瓶に入った調味料の場所が気になります。ここにも冒険買いしたまま使っていない調味料が眠っていないかチェック。こうして選別する空間を少しづつ広げてゆきます。
そして「捨てる感覚」も無理なくつかめてきたら、大きな空間に手をつけます。この習慣づけさえできれば、断捨離後の後悔もぐんと減るのではないでしょうか。
たいせつなモノだけに囲まれたくらし
また捨てるモノあれば買うモノあり。
とくにバーゲン品はつい「使えるかも」と思って買いがちですが、その品を正価でもほしいか一度考えてみたり、また消耗品でないモノを買うときは「10年後もともにしたい」と思えるか考えてみたいものです。
たまには冒険買いも楽しいけれど、基本は「お直ししながらでも使い続けたい」そんなモノで囲まれた生活に憧れます。
モノが減れば減るほど、モノを管理する労力も減り、時短にもつながります。
こんなにいいことづくめだから家族にも同じようにしてほしくなりますが、ここでたいせつにしたいのは家族それぞれの聖域。
ここだけは受け入れたいものですね。
photo by Thinkstock/Getty Images
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