億劫なときは5分動いてみる
もちろん情熱があればやる気はわきます。でもよほど妄信的にならないかぎり、情熱は続きません。だから情熱や熱意に頼らなくても、やる気を出したいもの。そのためには、やる気をなくしたときに、たった5分掃除をするだけでよいのだとか。
そんな話が載っているのが、『5分の使い方で人生は変わる(小山竜央著・KADOKAWA)』です。その理由として、こう書かれています。
脳と体は密接な関係を持つため、気分が乗らないときは、掃除をしてみると気分がガラリと変わります。(中略)脳は、体を動かすことで楽しさややる気を感じる組織なのです。
(『5分の使い方で人生は変わる』P55より)
脳の性質を利用してモチベーションアップ
私もちょっとだけの掃除が好きです。苦手なことをしなくてはいけないとき、「やらなくちゃ」と思いながらも、目の前のものを片付けてみたり、机を拭いたり。手を動かしながら現実逃避をしていました。でもしばらくすると、「よーし、やるか」という気になるのです。
また息子も、勉強が途中でイヤになったら、席をはずしてちょっと体操をしています。するとまた気持ちが切り替わるのか、自分で勉強を再開するのです。億劫なことも、苦手なことも、体をすこし動かしたおかげで、脳が勝手にやる気スイッチをおしていたのですね。私も息子も、無意識にしていたことですが、これから意識的になることで、さらに切り替えが上手にできそう。
もちろん「内臓が冷えて疲れたから、やる気が出ない」など、体調不良が原因の場合は別ですが、気分的にモチベーションがあがらないというときに、ちょっと体を動かすことで脳に変化をあたえ、やる気を感じさせるのは試してみる価値アリです。
[『5分の使い方で人生は変わる』]
photo by Thinkstock/Getty Images
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