日本だと、仲の良いクラスメイトを何人か家に招いてサンドイッチやお菓子、ケーキを食べたりするかと思うのですが、アメリカは何十人も子どもたちを招待して、レストランや小さな遊園地のカルーセル、絵を描いたり陶芸をしたりするクラフトスタジオを貸し切ることもしばしば。家にピエロやフェイスペインティングのアーティストを呼んだり、カメレオンなどのちょっと変わった小動物をレンタルしたりなど、特にお金持ちの家庭でなくても大掛かりなお祝いをするので、よくやるなぁと驚きます。
先日の誕生日会はそんなパーティーを基準に考えると普通なのですが、私たち家族にとってはやっぱり面白かったのでちょっと紹介しますね。
ところで、NYでは同じブロックに住んでいる人たちが企画して、よく『ブロック・パーティー』という町内会を開いています。あらかじめNYの役所に届けを出すと、その町内だけ1日通行止めにすることができるので、そこでガレージセール(NYの場合はストゥープセールと言います)をしたり、道路の真ん中に長いテーブルを並べて、持ち寄りディナーをしたり、小型の打ち上げ花火をしたりなどするのですが、その日がちょうどそのクラスメイトの子の誕生日と重なったので、それじゃあ町内会のみんなも招待しようということになったらしく、それはもうまるでちょっとしたお祭りのようでした。
日本のデパートの屋上遊園地にあるような空気で膨らませる大型のトランポリンまでオーダーしたのだそう。でもそれもNYの子どもの誕生会では割とよくあることなのです。子どもたちはパンツ姿になって裸足で水浴びをしたり、道路にチョークで絵を描いたり、シャボン玉を吹いたり、みんな本当に楽しそう!
そしてとっても甘い大きなチョコレートケーキを囲んでハッピー・バースデーの歌を歌います。我が娘は思い切りパーティーを満喫して、帰り道「今年のニキちゃんのバースデイはどうするのー?」と目を輝かせて聞いてきました。「ウ~ン、そうね~。考えようねー!」と私。
アメリカのダイナミックな文化に圧倒されてしまった面白い一日でした!
>>過去の「カヒミ カリィの Wherever I go」を読む
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