群馬県高崎市に、昨年冬にオープンした「REBEL BOOKS」。古いビルの1階部分を改装した、新刊本とZINEを扱う本屋さんで、スタンディングでビールを飲むこともできます。昨今、長らく町に根付いてきた昔ながらの本屋さんが姿を消していく中、同世代の店主が本を通して文化の灯火をつける姿は、本好きとしてとても嬉しく、胸を打たれるものがあります

今年に入って、東京の「Title」、京都の「誠光社」に続き、高崎のREBEL BOOKSでも本にまつわるトークイベントをさせてただくことになり、小さいけれど毎日でも通いたい町の本屋さんを巡ることが、私自身の楽しみにもなってきました

今週は和歌山出張の折、3月8日にオープンしたばかりの「本屋プラグ」にも立ち寄ることができました。Titleも誠光社もREBEL BOOKSも、そして本屋プラグも、店内でコーヒーやアルコールを出しているので、コーヒースタンドに通うような感覚で毎日でも立ち寄ることができるのも気が利いている。そう毎日、新しい本が入ってくるとは限らないと分かっていても、本好きって毎日、紙の香りに満ちた本屋に通いたいものなのです。コーヒーやアルコールは「また今日も来ちゃったよ」のほどよい理由になりますもの。

白が小豆で、茶色がゴマあん

そんなふうに本屋のことを考えながら味わったおやつは、高崎みやげの「観音最中」。大正6年創業「観音屋」の看板商品で、観音山の頂上から高崎の市街地を見守る「白衣大観音」がモチーフ。あんこの味は、小豆とゴマの2種類で、自分の体の治したいところから食べると、観音様のご慈悲をいただけるという言い伝えが。私はまだまだより多くの本が読めるように目をおもいやり、頭の方から口の中へ。

包装紙は、郷土の切り絵作家、滝平二郎さんの作品

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