こんにちは。マリアージュカウンセラーの斎藤芳乃です。

いよいよ4月。来週からは新しい年度が始まりますね。これからどんな素晴らしい年にしていきたいのか? これからどんなふうに人生を変えていきたいのか? それをしっかりと考えながら、新しい年度をいきいきと輝かせていきたいものです。

今日は、そんな素晴らしいスタートダッシュをするための、「ほんのわずかな朝時間でできる心理レッスン」についてお伝えしていきたいと思います。

過去にとらわれないこと

人は無意識的に、昨日までの自分を引きずったりできなかったことを後悔して囚われたりする、思考のクセを持っています。これは、だれしも記憶を持っていれば当たり前のこと。しかし、あまりにも記憶に囚われてしまうと、それは人生の可能性を狭めてしまうんです。なぜなら、私たちの1日1日は連続のように見えて、じつは「その瞬間の選択」が反映されるものだからです。

朝目覚めた瞬間、「ああ、昨日は○○だった......」とか、「今日も始まってしまった......」と憂鬱な気持ちを持つのではなく、「今日1日が始まったということは、昨日と違う選択ができるということだ」と考えてみてください。そして、昨日できなかったことや、やりたいと思っていながらもやらなかったこと、変えたいと思いつつ先延ばしにしていたことを「今日やる」と決めてみましょう

朝、決断したことは、その日1日がどんなものになるかの決め手となります。昨日までと同じ、憂鬱な生き方でやり過ごすのではなく、1つでもやりたいことを選択できる―。それが365日重なっていけば、あなたは別人のようになることができます。

自分のことを最優先すること

生きるということは、自分だけの人生を考える権利があるということ。でも朝起きた瞬間に、他人の責任や他人の感情を背負って、他人のことばかりを考えてしまうことってありませんか?たとえば、自分に嫌なことを言った人のことを考えてしまったり、「またあの人やってないんだろうな」と相手のできないところを考えて、自分が仕事を背負わせられることを負担に思ったり......。そんなときほど、他人のことを考える時間を減らしてみましょう。

「あの人が」と他人のことを思い浮かべそうになったときには、「自分のことを」と思考を転換してみてください。誰かの人生や感情、責任を背負って憂鬱にならずに、自分がその日1日「何をすべきか?」「どうしたいか?」「どんな気持ちで過ごしたいか」を考えてみましょう

自由であると気づくこと

最後に大切なことは、昨日と同じ選択を、何ひとつしなくていいと気づくことです。

・会社を辞める決断をしてもいい

・昨日と違うタイプの服装を選択してもいい

・新しい仕事を始める準備をしてもいい

・今まで行ったことがない場所に行ってもいい

・時間を作ってリフレッシュ休暇をとってもいい

・急に思い立って合コンに行ってもいい

・まったく新しい趣味を始めてもいい

・小説を書き始めてもいい

・億劫だった習い事は辞めてしまってもいい

そして、自分には新しい選択を実行する権利があることにも気づいてみましょう。

反対に、自分が必要だと思うことや、やるべきだと思うことを、自分の意思でしっかりと選択して継続しているという場合には、自分の責任感に誇りを持ってみましょう。無意識的になんとなく続けているということは、人生を受け身に、ときに被害者にしています。しかし「やめる・続ける・責任を負う」ことを自分の意思で選択し、私はこれをやっていると自信を持つことができれば、あなたの人生の誇りになります

なんとなく過ごしてしまいがちだけど、1日1日を丁寧に生きることができれば、それが1年後の自信にあふれた美しいあなたを作ります。ほんの少しの朝時間でできる、手間のかからない「心のレッスン」。ぜひ取り入れて、素敵な今日を、素敵な明日を、素敵な1年後を手に入れてくださいね。

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