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だんだん気温が上がってくると、冷たいアルコールを飲んですっきりしたい気分になることも多々。真っ先に頭に浮かぶのは、シードル、ビール、白ワインなどでしょうか。
けれども、実はこれらのアルコールは、アレルギー反応を起こしやすいという欠点があるのです。
ワインやビールのヒスタミン量に注意白ワインとシードルには酸化防止剤が多く含まれ、赤ワインと一部のビールには、ヒスタミンが多く含まれます
(「Asthma UK」より翻訳引用)
酸化防止剤もヒスタミンも、アレルギー反応を引き起こす要因になり得ますから、アレルギー気味の人は、これらのドリンクは避けたほうがいいということになります。
飲むならジンやウォッカのカクテルをでは、どんなアルコールがおすすめかというと、それは、ジンやウォッカなどを使ったカクテル。
ジンやウォッカなどの蒸留酒は、ヒスタミン、酸化防止剤ともに含有量が低い
(「Asthma UK」より翻訳引用)
『L'Express』によれば、最近、パリで再注目されているリバイバルカクテルは「ジントニック」だとか。すっきりした飲み口で、夏にもぴったり。私も20年ほど前、好んでよく飲んだことを懐かしく思い出しました。
同誌によれば、ジントニックはもともとインドに駐在する英軍のマラリア予防のために生まれたカクテルだそうです。マラリアの特効薬である苦いキニーネを飲みやすくするため、水、砂糖、ジンを加えてできたのが、ジントニックの始まりだといいます。
もともとジン自体、17世紀にオランダの医者が薬用酒として生み出したもの。言うなれば、時代ごとに一種の「健康飲料」として取り上げられてきた実績を持つわけです。
そんなことに思いを馳せながら、ジントニックを味わう夏の夕べも悪くないように思います。
Photo by Gettyimages
RSSブログ情報:https://www.mylohas.net/2017/07/063383alcohol.html