その中でも人気の高い、マカダミアナッツ。
そのまま食べても最高。チョコレートをつけても最高。ソルト&ガーリックでローストしても......!
しかも、マカダミアナッツは体にもリッチ。タンパク質、ビタミンやミネラルに加え、からだの健康を保つ役割のある抗酸化物質、消化器官の働きを維持する食物繊維なども含まれている、まさにスーパーフード。お肌にもよいとか!?(出典:オーストラリアマカダミア協会)
簡単に作れる、とっておきのマカダミアバターそんな、ナッツの王様・マカダミアナッツの、とっておきの食べ方が「マカダミアバター」。
作り方は、軽くローストしたマカダミアナッツを5分程度フードプロセッサーで撹拌するだけ。粒のマカダミアナッツが驚くほどなめらかになります!
マカダミアナッツは、そのほとんどが良質なオイルで構成されているために、フードプロセッサーで細胞壁を壊すだけでトロトロに変化するのだそうです。また、マカダミアナッツのオイルは酸化しにくいとのこと。清潔な瓶に入れて冷蔵庫保管すれば1カ月以上おいしく食べられますよ。
パンにバター、が大好きなわたしですが、このマカダミアバターに出会い、パンにつけて食べはじめてからひとときバターのことを忘れてしまうほど、すっかり夢中です。
バターに匹敵するコクがありながら、植物性油脂ならではのすっきりした後味のマカダミアバター。口の中でさっと溶ける感覚と、鼻に抜ける良い香りはクセになります。
マカデミアバター×トーストのおいしいアレンジ最も手軽でおいしいマカダミアバターの食べ方は、何と言ってもトーストのアレンジ。
メープルシロップやジャムと合わせて。
バナナなどフルーツと合わせて。
料理撮影・柳詰有香 Yuka Yanazume
甘いものだけでなく、ソテーしたキノコや、フレッシュのルッコラなどとあわせてもとってもおいしいですよ! たっぷりかけても胃もたれしにくく、毎日幸せにいただけます。
Veganは植物性食材をとことん楽しむ食卓。おいしい植物性食材をみつけたら、そのおいしさの秘密を探してみてください。食材を愛し、楽しみ尽くす、"TOKYO VEGAN"。
身近なマカダミアナッツをとろけるバターに変身させるようなアイディアが生またらぜひ、教えてくださいね。では、気軽で楽しい、TOKYO VEGAN LIFEを!
Vegan(ヴィーガン)とは、完全菜食。動物性ものを一切使わないライフスタイルや、そのような食事のことをさす言葉。
本連載『TOKYO VEGAN』では、おうちでつくれるVeganレシピのほか、おいしい野菜や調味料、世界のVegan事情についてなどをゆるゆると綴っていきます。
次回は、パリからVeganレポートをお届けします。お楽しみに!
Profile:大皿彩子 Saiko OhsaraAlaska zwei 店主 / 株式会社さいころ食堂 代表
"おいしい企画"専門のフードプランナー。VeganカフェAlaska zweiの運営のほか、食に関わるブランドプロデュース、レシピ開発、空間コーディネート、イベントのトータルコーディネート等を行う。saikolo.jp