こんにちは。マリアージュカウンセラーの斎藤芳乃です。私たちが幸せになれないとき、実は、私たちの無意識が幸せを許可出来ていないことが多いんですね。これは心理学的に言えば、「心の制限(リミッティングビリーフ)」とも呼ばれます。

幸せになれない原因は、無意識のブレーキ

心の制限とは、文字どおり「何かしたいと思っても、それがブレーキになって達成できないこと」。

幸せになりたい、素敵な恋したい!と思っていたとしても、心にブレーキがあったとしたら、無意識に自分から幸せを避けてしまうんですね。イケメンがいても避ける、褒められても拒絶する、恋のチャンスを見逃す、などなどです。心の制限がある以上は、潜在意識があなたを幸せにしないのです。

ではこの心の制限=ブレーキは、いったいどうやったら外れるのでしょうか?それにはまず、「自分がどんなブレーキ=制限を持っているか?」に気づくことが大切です。ブレーキがあることをまずは「知ること」ができれば、無意識にそのブレーキを繰り返していた思考を止め、「別の結果」を選択し直すことができるからです。

あなたの制限チェック

それでは、具体的に心のブレーキをチェックしてみましょう。

□ 私なんて、どうせこの程度の男しか付き合えないよね

□ 私はどうせだめだから、声かけられることなんてない

□ 幸せな付きあいができるかどうか不安…どうしたらいいの?

□ 親が幸せじゃなかったから、きっと私も幸せになんてなれないはず

□ 親の面倒見なきゃいけないから、私は自分のことよりも親優先にするね

□ しっかりしなきゃ!頼らなきゃ!自分一人で強く生きていくの

□ 他人はどうせ裏切るもの。養ってくれるとかそんなことないでしょ?

□ 結婚したって離婚する…!だからとても怖い

□ 女性はいつも男性に媚びなきゃ。わがままになんて振る舞えない

これらは、すべて「禁止」と呼ばれるものです。

こんなふうに最初から思っていれば、あなたが思っているそのままが現実に反映されてしまうんですね。「どうせ」と思っていれば、その「どうせ」が無意識の行動・思考パターンに反映され、それが実際に起きてしまうということなのです。

あなたの人生に許可を出すこと!ありえない奇跡を起こしてOK

では、どうすればいいかというと、許可することなんです。許可するためには、自分がこんなブレーキをもっていると分かったら、そのブレーキを外すために、丁寧に自己対話してあげることで外れていきます。

つまり、「あ、私はダメだと思っているな」ということに気づいたら、「……と思っているかもしれないけれど、でも本当は違うよね、そうじゃなくていいよ」ということを、自分に丁寧に話しかけてあげることで外れていきます。

「イケメンはどうせ私なんて相手にしない」→「でも本当は自分で決めつけているだけで、相手がどう思うか別だよね?」というように、です。そのうえで、実際に、そんな現実ばかりじゃない「幸せなパターン」を見ることができたら、見た瞬間に自分に教え直してみましょう。

たとえば、仲よさそうにしている年の差カップルを見たら、「ああ、あんな素敵な恋愛もあるんだな」。遠距離恋愛でうまくいっている例を見たら、「ああ、一途に女性を愛する男性もいるんだな」というようにです。

自分のマインドに、新しい幸せを教えていく。こうするだけで、潜在意識は勝手に新パターンを学び、「今までと同じじゃなくていいんだ!」と許可を出して新しい現実をあなたに見せてくれます。

素敵な人から愛されることも、ちょっとくらい失敗したって許されることも、すべて、あなたが許可することからはじまります。もう自分に厳しくすることなく、自分を愛し、自分の幸せな未来を自分で許可してあげてくださいね。

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