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靴のせいで足が痛い!その9つの理由
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靴のせいで足が痛い!その9つの理由

2018-01-23 20:00
    足が痛くなったとき、よくあるのは、外反母指、足裏の筋膜炎、とてつもなく高いヒール靴を長い時間履いていた……など、足を痛める理由はほかにもいくつかありますが、あまりはっきりしません。

    実は気付かないうちに靴のせいで足を痛めてしまっていることもあるのです。その9つの理由をご紹介します。

    1.大学のころからずっと同じサイズの靴を買っていませんか?

    最近、足のサイズを測っていないとしたら、昔のままに合っていないサイズの靴を選んでいる可能性がけっこうあります。

    「年をとったり、妊娠したりすると足が大きくなることも。靴が足にちょうど合う、ということは一層大事なんです。毎日はく靴を買う際には、靴屋さんに測ってもらうといいでしょう。古い靴が足に合わなくなったら捨て時です」とアンクル・アンド・フットセンターのレイチェル・グリックさん。

    2.午前中に靴を買いに行っていませんか?

    足は年とともに大きくなるだけでなく、1日を通してむくんでもきます。朝にぴったりだった靴でも帰るころには不快なほどにきつくなっています。

    「足が最もむくむ一日の終わりに靴を試着してみてください」とグリックさん。

    靴は座らずに立ったときに、靴の先端とつま先の間に半インチ(1cmほど)、かかととヒールカウンター(靴のかかとを覆う部分)の間に人差し指が入るくらい空いたものを選ぶといいそう。

    3.機能より流行を追っていませんか?

    ハイヒールが足を痛めることがあるのは誰でも知っていますが、真っ平らな靴にも注意が必要だそう。

    つま先を締めすぎるようならば、問題になることも。「先端が尖った靴は避けます。足先がぎゅっと締まって、たこが出来たり、骨が出っ張ったり、神経が炎症を起こしたりして、つま先が変形することさえあります」とグリックさん。また、土踏まずに合わせた中敷きがない平らな靴には気をつけるといいとのこと。

    4.少しでも太りましたか?

    体重計の目盛が少ししか増えていなくても、休日は特に足の負担が大きくなります。

    「歩いているときでも体重の2~3倍の負荷が足にかかり、走るとなると5倍までかかります」とグリックさん。ジーンズのサイズが合わなくなるほどの体重の増加でなくとも、足にはずっと強い衝撃が実際にかかってくるんです。

    5.どのトレーニングにも同じスニーカーを履いていませんか?

    ランニング用、ウォーキング用、クロストレーニング(複数の運動の組み合わせ)用のシューズがあって、「たくさん靴を売るため?」などと思えるかもしれませんが、けがをしないという観点からいうと、トレーニングのタイプが違うなら違うタイプをはくことが実際には必要です。

    「ランニング用シューズは軽量でクッション性に富み、そして、直線運動にあうように設計されています」とグリックさん。

    一方で、ウォーキングシューズの上面は革製で、より耐久性があり、わずかに重くなっているそう。クロストレーニングでは、重い物を持ち上げるようなら軽い靴を、テニスやバスケットボールのような衝撃の大きいスポーツにはより重い靴を選びます。

    6.背中(または膝や腰)を痛めていませんか?

    歩行時に痛みを伴うけがをしていると、歩調がゆっくりになるもの。「体は負傷した個所を守ろうとします。結果として足を引きずっていれば別の関節に余計な負荷をかけます」とグリックさん。双方向に負担がかかってくるため、原因不明の脚の痛みや背中の痛みがあれば、矯正用の中敷きを合わせてもらうとその痛みが和らぐことがあります。

    7.ジムでがんばり過ぎていませんか?

    ここのところ負荷の強い運動を一生懸命やっているとしたら、疲労骨折ーー繰り返し力が加わることで起こる小さな骨折ーー「足の疲労骨折は、過度な運動による典型的な傷害」とグリックさん。どのトレーニングでも足がより痛んだり、腫れたりするようであれば、お医者さんに相談してください。

    8.いつも「裸足」ではないですか?

    人間が歩く時には、かかとが最初に地面につくので、衝撃を吸収する靴が必要です。特に、表面が硬いところを歩く時に。

    「また靴は足の関節を支え、不安定な状況でも本来の位置に移動できるようにしてくれます」とグリックさん。長時間にわたって裸足、またはまったく平坦か柔らかすぎる靴(サンダルなど)を履いて過ごすと、足に余計な負荷がかかり、けがのリスクが増してしまうのです。

    9.土踏まずに合った中敷きに調整が必要なのでは?

    年をとると足の甲は平らになりがち。なので「思えばずっと同じ中敷きを使用しているな」と思うようなら、調整すべき時期かもしれません(かかとの痛みは、土踏まずに合った中敷きを必要としている確かな証拠です)。

    「足を専門としている医師は、足型や歩き方の評価に詳しく、関節のダメージや将来の合併症を防ぐ靴内にフィットする特注のインソールや矯正具を考えてくれます」とグリックさん。

    長い時間を立って過ごすなら、しつこい痛みにはすぐに対処しないと後で重大な問題に発展する可能性があります。このところ足の痛みで悩んでいるとしたら、原因を突きとめて、痛みを軽くする方法を探るため医師に相談するとよいでしょう。

    Kara Wahlgren/9 Sneaky Reasons Your Feet Hurt

    訳/ STELLA MEDIX Ltd.

    RSSブログ情報:https://www.mylohas.net/2018/01/160686.html
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