▼氏名:村上 華子
▼年齢:43歳
▼職業:ヨガインストラクター
▼ハマっているスポーツ:ヨガ
▼競技歴:14年
▼頻度:ほぼ毎日やっていますが、日によって時間はバラバラです。時間があれば寝る前に1時間やることもありますし、逆に眠い時はベッドの上で身体をねじったり、呼吸を整えるくらいで5分だけの時もあります。
Q:ヨガはどこでやっていますか?
自宅または、スタジオがある銀座エリア
Q:ヨガを始めたきっかけは?
ストレス解消が目的でした。昔はストレスが溜まると飲んで遊ぶ、倒れるまで遊ぶってことをやっていたんですけど(笑)、30歳前後にリカバリーができなくなって……。
金曜に遊んで月曜まで引きずるみたいになってしまったので、コレは良くないと反省し、ヨガをはじめたのがきっかけです。
Q:ヨガをはじめて良かったことは?
気分のアップダウンを軌道修正できるようになりました。
ヨガを極めると、心の波が立たないって言うんですけど、わたしはまだまだ。でも、元気がないときは大きい筋肉を動かしたり、呼吸を深くしたりするとリフレッシュできますね。そういう意味で、ある程度コントロールできるようになったのは良かったことです。
Q:ヨガの楽しいところは?
肉体を使うことだけではなく、ヨガは哲学を持っているので、頭で考えるお勉強カテゴリーもあるところ。あと、ひとつのポーズでも、アプローチの方法によって心身に受ける体感が変わるところ。
Q:ヨガを本格的に学び始めたきっかけは?
ヨガをはじめて2年くらい経ったころに、尊敬している棉本 彰先生に出会ったのがきっかけです。
先生の著書を読んで、すごく共感できる部分が多かったのと、ちょうどティーチャートレーニングの募集をしていて。ピンときたので、すぐに申し込みました。
でも、講習が毎週金曜に朝から夜まであったので、思い切って会社も辞めました。
Q:ヨガの難しいところは?
集中力が必要なところ。日によって集中の加減はまちまちなので、心のコントロールはウナギをつかむような感じですね。
Q:ヨガにおける目標はありますか?
ヨガの実践についての目標は特にありません。誰かと競うものでもありませんし、数値的なゴールもないので。ただ、自分の年齢と体調にあわせて淡々と続けていき、その時々の景色で見える、心と体の発見をできるだけ経験したいですね。来世あたりに解脱できたら自慢したいですね(笑)。
バガヴァッドギータはヨガ哲学の本(中央)で、表紙の絵をクラスで見せるそう。左の本は、呼吸と瞑想のやり方がたくさん書いてあるので、自分で練習したり、クラスの実践に役立てているそうです。右の水筒はヨガをするときに必須で、冬は杜仲茶(+シナモン)で、夏はぬるめの白湯を入れているとか。Q:ヨガをするうえでのお気に入りアイテムは?
(1枚目の写真にて着用しているウエアの)「スリア」は欠かせません。最近のウエアは楽だけどだらしなく見えないものが多いので、自宅でも部屋着感覚でよく着ていますね。
Q:ご自身にとって、ヨガとは?
気持ちよく生きるための、人生の杖。
文/Tadack(Green House) 撮影/内山めぐみ