本日3月16日から、渋谷駅を起点に各私鉄の相互乗り入れ運転が開始されます。つながるのは東急東横線・横浜高速鉄道みなとみらい線・東京メトロ有楽町線・副都心線・東武東上線・西武池袋線。埼玉・東京・神奈川の行き来がとても便利に! 20年来の東武東上線ユーザーの私からすると、オシャレエリア横浜まで一本だなんて畏れ多いくらいです......。
江戸の文化を色濃く残した小江戸・川越
そんな言わずと知れた観光地・横浜エリアはさておき、神奈川や都内在住の方におすすめしたいのが埼玉は小江戸・川越へのお出かけ。川越出身の私が選んだ大人女子的穴場スポットをご紹介します。
江戸時代、商業で栄えた町・川越。重厚な蔵造りの建物や多くの寺院が点在し、江戸の文化を色濃く残した街並みが見所です。当時の風景を再現するために電線を地下に埋め込んであるのでとっても開放的! どこをとっても画になる街並みはカメラ女子にはたまりません。
<日帰りで充分楽しめるおすすめプラン>
着物を着て江戸時代にタイムスリップ
まずは「着物レンタルサロン美々庵」で着物レンタル+着付けをしてもらいましょう。2,100円で10時~17時の1日中利用OK。「きものが似合うまち川越」を目指す観光協会では毎月18日を「きものの日」に制定しており、協賛店を着物で訪れるとお得なサービスが受けられます。着物を着ると自然と女らしい仕草になり、街ゆく人から声をかけられたりして観光がもっと楽しくなります。人力車の利用もおすすめ!
醤油の蔵で、酵母に癒される
続いて、昔ながらの手作り醤油「松本醤油商店」へ。ここでは木樽で醸造している醤油蔵を見学できます。1830年に作られた蔵には美味しい醤油を作り出す酵母が住み着き、まるで漫画「もやしもん」の世界! マイナスイオンより癒される空間と評判です。
絶対立ち寄りたい縁結びのパワースポット
そして、縁結びのパワースポットとして近年人気なのが川越氷川神社。昔から境内の小石を持ち帰ると良縁に恵まれるという言い伝えがあり、現在は巫女さん手作りの「縁結び玉」を毎朝8時から20体限定で配付しています。ここで扱っているものはデザインがとにかくかわいい! イラストレーターの大塚いちおさんが描いた絵馬(画像トップ)はコレクターもいるほど。赤い糸のついた「縫いつけ守り」はまるで雑貨のようで、全部欲しい~!
3月30日~5月6日は「小江戸川越春まつり」が開催され、桜も見頃。タイムスリップ気分を味わえる小江戸・川越までは、渋谷から最速で51分。この春のお出かけスポットとしておすすめです!
(松浦松子)