離島の大自然を思う存分に満喫できる
ノルディスクのグランピング施設は日本初、世界からみてもイタリアに次ぐ2軒目です。
「Nordisk Village Goto Islands」の場所は長崎県の離島、五島列島。150ほどある島の中で一番大きな福江島の小さな農村、富江町田尾地区にあります。2001年度に廃校になった旧田尾小学校跡地に作られました。
芝を張った校庭にはノルディスクのおしゃれなコットンテントが10張設置され、リノベーションされた校舎がフロントやレストラン、客室として使われています。校庭の端には当時のトーテムポールやタイヤの遊具もあり、どこか昔懐かしい雰囲気にほっとします。
設備や備品はホテル並み!自然の中で寛ぐテント
テントは2種類。24平方メートルの「ヴァナヘイム」は本来16名定員のテントですが、ツインベッド+ソファベッドで大人最大3名までという贅沢な使い方をします(プラス子どもの添い寝も可能)。
もうひとつ、モンゴルのゲルのような形をした「アスガルド」も19.6平方メートルと広々。愛犬と泊まれるテントも1張あります。
テント内は北欧デザインで統一され、ローテーブルやソファなど寛ぎスペースも。ベッドもふかふかでぐっすり眠れます。
設備や備品はホテルと同等。冷蔵庫やポット、ハンガーラック、さらにBluetoothスピーカーもあります。
敷地内には男女別のシャワー室やパウダールームも完備。清潔使い勝手も抜群です。
どのように過ごすのか?
ここに来たら自然に身をゆだねて、心と身体が解放される自由な時間を味わうのが醍醐味。すべてのテントにはプライベートウッドデッキが付いているので、目の前に広がる棚田を眺めながら食事をしたり、おしゃべりしたり、思い思いの時間を過ごせます。
テラスには自由に使えるハンモックもあり、のんびり寛ぐのも至福のとき。
夜になるとあたりは静まり返り、聞こえるのは虫の声だけ。その静寂と満天の星空にも感動します。朝は鳥のさえずりや日の光で目覚めもすっきり!
歩いて5分ほどの場所ある田尾ビーチもとてもきれい。気軽な朝の散歩にぴったりです。
何から何まで五島産、食の恵みを堪能
食事は自炊、もしくは校舎内のフロント横にある提携レストラン「TAOFLAT KITCHEN(タオフラットキッチン)」で。自炊の場合は、校庭の一角にあるコミュニティキッチンを利用。レストランでは地元食材を使った創作料理コースが味わえます。
実は五島は食材の宝庫。大げさではなく自給自足ができるほど、ほとんどすべての食材を五島産でそろえられるのです。島の農業は多様で、そこかしこに田んぼや畑があり、五島牛や五島豚などブランド肉も有名。いろいろな魚が獲れるのはいわずもがなです。
フレンチレストランなどで研さんを積んだシェフが作る料理は、食材の持ち味を生かしつつも、素朴すぎない洗練されたアレンジ。
レストランは宿泊者以外も利用できるので、シェフは“地元のおじいちゃんおばあちゃんにも美味しいと思ってもらえるような料理を目指した”そう。滋味あふれる新鮮な食材の美味しさに、身体が喜びます。
朝食は五島産の野菜や卵を使ったホットサンドやサラダをお好みで。天気がよければテイクアウトして、テント横のウッドデッキで食べるのも気持ちがよくておすすめです。
わざわざ行く価値のある!五島の魅力とは
五島列島は首都圏からは決して近い場所ではないですが、美しい日本の原風景が広がり、島のペースでゆっくり過ごしているだけで、心も身体もリフレッシュできます。
アクティビティも多く、春から秋は芝生に覆われたユニークな形の山・鬼岳ハイキングなども楽しめます。もちろん夏はビーチアクティビティも人気です。
観光なら教会巡りをぜひ。五島列島には51の教会群があり、2018年7月には「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が世界遺産に登録されました。
テント泊なのでアウトドア感が強く、自然との一体感を味わえる一方、ホテルのような心地よさや癒しを得られるので、キャンプ初心者や女性同士にもおすすめ。友人やパートナー、ファミリーなど、誰と来てもいろいろな過ごし方が楽しめます。
Nordisk Village Goto Islands(ノルディスクヴィレッジ ゴトウ アイランズ)
所在地:長崎県五島市富江町田尾1233
TEL:0959-86-3900
価格:テント1泊朝食付き16000円~、1泊2食付き19000円~
運営:(株)アウトドアデザインアンドワークス(藤田観光)
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