ハーバードメディカルスクールのサンジブ・チョプラ教授による『ハーバード医学教授が教える健康の正解』(ダイヤモンド社刊)から毎日ひとつずつ、健康の素朴な疑問をご紹介します。 image via Shutterstock

A.ウソ。

サラ・ラザー博士の率いる研究チームが、次のステップとしてfMRIを使って「単純な形式の瞑想中に、脳内のどの部位が活性化するかを特定、解明する」ための研究を行い、脳内の部位で「信号の有意な増加を観察」した。

そして最も重要なことに、「この結果から、集中と自律神経をつかさどる神経構造が、瞑想によって活性化されることを確認した」

『ハーバード医学教授が教える健康の正解』(ダイヤモンド社刊)より

2000年に、fMRI(機能的磁気共鳴画像診断装置)と脳波記録を用いて、人が瞑想を行うときに脳内で何が起こっているのかを調査する画期的な研究が行われました。

この結果、上記の変化が確認され、瞑想が脳に変化をもたらすというエビデンスを提供することが可能となりました。

チョプラ教授は、瞑想を“脳と体を劇的に変える「静寂の時間」”と表現し、瞑想を正確に説明するものとして次の一文を紹介しています。

「瞑想が目指すのは、思考を支配することではなく、思考に支配されないようにすることである」

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ハーバード医学教授が教える健康の正解』(ダイヤモンド社刊)

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