ハーバードメディカルスクールのサンジブ・チョプラ教授による『ハーバード医学教授が教える健康の正解』(ダイヤモンド社刊)から毎日ひとつずつ、健康の素朴な疑問をご紹介します。 image via Shutterstock

A.ウソ。

カフェインのとり過ぎは、イライラや頻脈、興奮、不眠、ひどい胸焼けを生じることがある。意外だが、胸焼けはカフェインレスコーヒーでも起こる。焙煎したコーヒー豆に含まれるペプチドが胃の壁細胞に作用して、胃酸の分泌を促すことが胸焼けの原因だ。

『ハーバード医学教授が教える健康の正解』(ダイヤモンド社刊)より

コーヒーは「究極の強壮ドリンク」だとして、おおいに飲むことを推奨しているチョプラ教授。しかし、コーヒーには中毒性があり、そのことに神経系が慣れてしまうと、やめるのはとても難しくなる(頭痛や吐き気などの禁断症状が起こる)こと、身体が適応できる以上のコーヒーを飲めば刺激過剰になることも指摘しています。

意外だったのは、たとえカフェインレスのコーヒーであっても胸焼けの原因になるということ。また、カフェインはカルシウムの吸収を妨げる働きがありますが、小さじ1、2杯の牛乳を加えると取り返すことができるそう。

自分の体質を考慮して、適度に摂取することが大切なようです。

ハーバード医学教授が教える健康の正解』(ダイヤモンド社刊)

医師が断言する「究極の飲み物」コーヒーについて、ビタミンDの新しいポテンシャル、運動による知られざるメリット、スーパーフードとしておなじみの「ナッツ」が本当にすごい理由、脳だけではなくカラダにも影響を与える「瞑想」の力など6つのカテゴリーにて、本当に正しい健康の知識について触れています。膨大なデータベースを元に導き出したからこそ信頼できるトピックが満載です。

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