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ここ数年、ヘアスタイルのトレンドといえば、やわらくてフワフワしたエアリー感あふれる外国人風のナチュラル感。無造作にしていても女性らしさを醸し出す優しい雰囲気は、黒くて硬い髪の印象がある日本人には憧れです。
この「外国人風ナチュラルヘア」を演出するスタイリングのひとつとして、ゆるめのウェーブをつくるという方法がありますが、サロンで「ゆるめウェーブ」をいい感じに仕上げてもらったのに、数日したら再現できなくなるという悩みを持つ人が少なくない様子。
オーガニックなヘアサロンでゆるめウェーブを実現
そこで、オーガニック剤を取り入れながらさまざまなディティールのウェーブをデザインしているヘアサロン「OFF」のスタイリスト・酒井良介さんに、ゆるめウェーブを長くキープさせるコツについて聞いてみました。
「ゆるめウェーブというと、サロンでのオーダー時に、ゆるめのパーマをかけるイメージがありますが、実は最初に強めにかけておくことが、長持ちのコツなんです」
え? 強めのパーマって......、古臭い感じになりそうですが。
「強めにかけたパーマは、ドライ時にドライヤーの風で伸ばせば、ゆるめカールにすることができますが、最初からゆるくかけてしまうと、そこから徐々に取れていくので、必然的にウェーブが無くなるのも早くなります」
なるほど。最初からゆるくかければ取れるのも早いので、強めにかけておいて、乾かす時にドライヤーの風で伸ばしてウェーブ感をコントロールすれば良いのですね。
パーマの持ちが良くなれば、かける回数も減って髪ダメージも少なくなりそう。
さらに自宅でのシャンプーにも、長持ちポイントが。
「パーマの定着には少し時間がかかるので、かけた当日は整髪料を落とす程度の軽めの シャンプーをすること、パーマが落ちやすい人であればもう2,3日は同様にします」
オーガニック整髪料を使えば、髪への残留が少ないため洗い流しも簡単で、ケアしながらウェーブを楽しめるそう。最近はオーガニック成分を施術に取り入れるヘアサロンが増え、パーマやカラーでアルカリに傾いたPHを(大体1週間は髪内部にアルカリが残り、これがダメージの原因になります)本来の弱酸性に早く戻してくれる商品も多く出されています。
少しでも髪にやさしい方法でトレンドヘアを楽しみたい方は、オーガニックにこだわったヘアサロンでオーダーしてみると、なお良いかも!もうすぐ新年度。ヘアスタイルも新しくしすれば、気分まで新鮮になりそうです。
[OFF]
photo by gettyimages;
(Ricky)
RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2013/03/028547post_1689.html