ハーバード大学やNASA、東京大学など国内外の最新研究結果から、科学的に効果が証明された「元気になれる方法」を、毎日ひとつずつご紹介していきます。 image via Shutterstock

コーヒー豆の香りを
じっ…… と嗅ぎ、
良い気分になるのを待つ

(ソウル大学・スーらの研究)

コーヒー豆の香りそのものには、睡眠不足や疲労の原因とされている「活性酸素」によって破壊された脳細胞を呼び戻す効果がある、という実験結果があります。

ソウル大学スーらの研究によると

正常なネズミ 24時間眠れない状態でいるネズミ

にそれぞれコーヒー豆の香りを嗅がせて脳の状態を調べました。すると寝不足状態のネズミの中で、減少していた「ストレスから脳を守る分子」が、部分的に回復したのです。

動物は「カフェインでスッキリ! 」という思い込み作用が働くことはないので、コーヒー豆の香りそのものが作用したと推測できます。

ゆっくり、じっくりコーヒー豆を嗅いでひと息つく。すると、混乱していた脳がスッキリしてくるでしょう。

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明治大学教授 堀田秀吾

言語学博士。シカゴ大学博士課程修了。ヨーク大学修士課程修了。言語とコミュニケーションをテーマに、言語学、法学、社会心理学、脳科学などのさまざまな学問分野を融合した研究を展開。専門は司法におけるコミュニケーション分析。

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