「トレーニングをしなきゃ!」と始めたものの、長続きしない……。そう、トレーニングってとにかく継続させることが難しいものです。今回は世界で4000万人のメンバー数を誇るトレーニング・アプリ「STRAVA(ストラバ)」のCEOジェームズ・クォールズ氏に、トレーニングを長続きするための秘訣を聞いてきました。
トレーニングの成果を“見える化”で得られるもの
STRAVAは、ランナーやサイクリストの間ではすでにおなじみとなっているGPSを活用したトラッキング系のアプリ。自分のペースやタイム、ルートなどのデータが記録できるもので、トレーニングの成果を“見える化”するためには欠かせない、現代のトレーニング・ギアのひとつと言っても過言ではありません。
ジェームズ・クォールズ :
私自身もランニングをやっていて、トレーニングのログはSTRAVAで長年記録しています。ランナーは同じコースを走ることが往々にあるのですが、現在の自分と過去の自分を比較できるのは楽しいですよ。
自宅周辺をほぼ毎日走っていますが(といってご自身のログを見せながら)、ほら、3年前と比べるとタイムが早くなっているのがわかりますよね。健康を維持するためにも、ログを取ることは大切なんです。
STRAVAは、世界195カ国以上で使われている、グローバルで大人気のトレーニング・アプリ。GPSトラッキングはランニングやサイクリングに限らず、スイミングやトレッキング、SUPなど、30以上のスポーツに対応していて、アップル ウォッチやガーミン、フィットビットといった既存のGPSデバイスともシームレスにデータ連携できるのが特徴。
なぜSTRAVAが世界中の人に愛されているのか?
そして、ほかのトレーニング・アプリにはない機能としてSTRAVAが支持を集めているのがコミュニティ機能です。
ジェームズ・クォールズ :
トレーニングをひとりで続けることは大変ですが、STRAVAには友人や共通のトレーニングをやっているコミュニティと繋がるソーシャル機能が備わっています。
トレーニングにおいて“目標設定”はすごく大事なことですが、STRAVAでは、目標を友人たちに宣言して、達成すると周りから褒められる仕組みがあります。これはアクティビティを継続させて、モチベーション維持するためにも欠かせないものと考えています。
そう、トレーニングを継続するためには、心理的な要素が非常に大きいため、目標を設定したうえで“共有”し、達成したら“共感”してもらうというサイクルが不可欠なのだとか。実際、STRAVAのユーザーのなかでも目標設定をした人の方がアプリの継続率が高いというのもうなずけます。
パーソナルトレーナーを付けるのも同様の効果が得られますが、そこまでお金をかけられないという場合には、STRAVAが良き相棒になってくれるというわけです。
STRAVAでは、「STRAVA JAPAN CLUB」という、さまざまなチャレンジの情報や、アプリを使っているアスリートたちの情報を発信する日本語公式クラブもあり、より自身のアクティビティを継続するためのコンテンツも充実しています。
ジェームズ・クォールズ :
操作が簡単で楽しいアプリです。トレーニングを続けるうえで大変な“継続すること”と“モチベーションを維持すること”。この2つの課題がSTRAVAなら解決できます。ぜひ使ってみてください!
STRAVA
スマートフォンやGPS搭載のスマートウォッチなどと連動して、さまざまなアクティビティを記録してくれるアプリ。ログをベースにお気に入りのルートを地図上にマッピングしたり、トレーニングデータを分析してより効果的なトレーニングプランの構築に役立てることもできます。
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[STRAVA]