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生理のときどうしてる? 人前で話せないお悩みや失敗談、セルフケアも
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生理のときどうしてる? 人前で話せないお悩みや失敗談、セルフケアも

2019-10-01 20:30
    生理と女性ホルモン。この2つを上手にコントロールできたら、人生はどんなに快適になることでしょう。他人には話しにくいと思いがちですが、語り合うと多くの発見があるのも「生理」というテーマの興味深さ。

    読者855人のアンケートから、生理との向き合い方や忘れられない失敗談をご紹介します。

    「生理不順にピル」は定着していない?

    女性を不安にさせる生理不順。855人中の20%は生理が不定期であるという認識があるものの、ピルを使用している人は10%未満と少数派でした。

    ピルを使う理由として多かったのは、「子宮筋腫対策」「生理周期のコントロール」「PMSの改善」など。

    2つの円グラフのひらきをみると、生理コントロールというピルの役割はまだ定着していないのかもしれないという印象です。

    生理痛のつらさ。失神するほどの痛みが月1回

    ※アンケート「生理時の不調TOP5」(画像右)は複数回答

    36%の読者にとって、生理痛は「ひどい」と形容したくなるほどの痛みでした。痛み止めなしでは生活できないという人も多く、「痛くて一日中動けない」「失神したことがある」というコメントも複数寄せられました。

    生理時の不調のトップは腹痛でしたが、回答数をみると複数の症状を併発していることがわかります。

    コメントでも「下腹部の激痛、下肢全体の鈍痛、頭痛がいっきに起こる」といった声があり、生理のつらさの要因となっているようです。

    経血漏れは序の口。みんなの生理失敗談

    生理にまつわる失敗談は、友達同士でもちょっと話しづらいもの。今回は読者のみなさんが、忘れられない体験の数々をシェアしてくれました。

    ・保育園勤務ですが、生理2日目、お昼寝させる為に園児の布団に座り寝かしつけていたのですが、漏れて、自分のジャージが汚れたのはもちろんですが、園児さんのお布団を血まみれにして、大騒ぎになりました。(みいちゃんさん・30代女性)

    何度も経血を漏らしたことがあります。ベッドのシーツ、車のシート、友だちのソファ、学校の椅子など。多い日はタンポンとナプキンをダブルで使用することで、防げるようになりました。(さりだけいさんさん・20代女性)

    ・生理初日とテーマパークに遊びに行く日が重なってしまった。当日薬をのんでも痛みが収まらず、貧血もあり倒れてしまい、半日以上救護室にいるはめに。(ややさん・20代女性)

    ・すごく眠くて仕事時間の1/3か、1/2くらいうとうとしていたら、先輩に呼び出された上で注意を受けた。(ゆうまやみさん・30代女性)

    ・生理前の精神面の落ち込みやコントロール不可能なイライラは本当にどうにかしたい。正常時なら何とも思わないような小さい物事に傷ついたり、凄まじいネガティヴ思考に襲われ恋人を疑ったり、会社でイライラして衝動的に辞めたくなったり、普段の生活にも影響が出てくる。(もちさん・30代女性)

    生理は女性にとって自然なことなのに、それを隠して生活する大変さを痛感します。

    集中力が落ちるため、仕事でミスしないように強いストレスや緊張を感じる、という声もたくさんありました。

    頼れるアイテム。いざというときは「鎮痛剤」

    急いで痛みを抑えたいとき、頼りになるのが鎮痛剤。61%が生理時に市販の鎮痛剤を使用しており、普及率の高さがわかります。

    よく使われる薬として名前があがったのは、「ロキソニンS」、「イブA錠」、「バファリン」などでした。

    鎮痛剤が効かないときはどうする?「生理痛は我慢」派が多数

    ※複数回答

    鎮痛剤が効かないときは、クリニックに行く人もいれば、我慢するという人も

    コメントでは「休めばなんとかなる」「生理痛は我慢するものだと思っている」といった声も多く、我慢が習慣になっている様子がうかがえました。

    鎮痛剤だけで改善しようとして、量が一日の規定量を超えてしまう人も多いようです。

    不調を緩和するためのセルフケアは?

    ※複数回答

    セルフケアとして重視されていたのは、やはり「休息」。患部そのものを温める、体を温める食事や血行改善など、「温めケア」も定着しています。

    使用する生理用品は? ナプキン派が圧倒的多数

    ※複数回答

    ふだん使用している生理用品としては、ナプキンの使用率がタンポンを大きく上回りました。いろいろ試してお気に入りを見つけ、継続利用している人が多いようです。

    布ナプキンや月経カップなど、新しいアイテムにチャレンジしている人もちらほら。「生理中が快適で楽しみなものになる」「かゆみが起こりにくい」といった声もあり、こちらも試してみる価値がありそうですね。

    生理に関する悩みと疑問

    生理ともっと上手に付き合えたなら、生活の質もきっと変わってくるはず。専門家に聞きたい悩みや疑問には、たくさんの重要なテーマをいただきました。

    ・生理前と後の偏頭痛を薬ではなく、アロマや運動、ちょっとした工夫で改善する方法。(サクラさん・40代女性)

    PMS、PMDDの軽減方法を教えて欲しい。初日から3、4日目まで寝込んでしまうのは普通なのか異常なのか。(咎さん・20歳未満女性)

    ピルをやめたらまたひどい生理習慣(痛み、イライラ、コントロールできない自分)が戻ってきそうで怖くてやめられない。薬に頼り続けるという状況がちょっと心配。(もちゃっこさん・30代女性)

    ・明日で47歳! 生理周期は短くなってきたし、そろそろ閉経?とも思うけれど、閉経時期を自覚できる症状ってあるの?(パジュさん・40代女性)

    ・月経カップに興味があるので、月経カップを利用するメリットなど。(ふぅさん・30代女性)

    ・80年以上前は女性が経血を排出するタイミングをコントロールできていたと本で読みましたが、なぜその力が落ちてしまったのでしょうか?(msさん・30代女性)

    これから始まる生理特集では、生理休暇の取り方から生理アイテムの研究、更年期対策としてやっておきたいことまで、生理の悩みを専門家とともに深掘りしていきます。

    どうぞご期待ください!

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    image via Shutterstock

    RSSブログ情報:https://www.mylohas.net/2019/10/199150sp_womens_diseases_questionnaire.html
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