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女性の本音トーク炸裂! 「理解してほしい、生理のつらさ」
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女性の本音トーク炸裂! 「理解してほしい、生理のつらさ」

2019-10-04 20:30
    image via Shutterstock

    生理がないと困るけど、やっぱりつらいし、本音を言えば「面倒くさい」。生理前や生理中の不調はもちろんですが、ポーチを持ち歩いたり下着や椅子を汚してしまわないかと気にしたりすることも、女性にとっては煩わしい悩みの種。

    それなのに、周囲から理解のない言葉をかけられたりすると余計に気持ちがどんよりしてしまいます。

    そこで今回はマイロハス編集部で座談会を開催。男性社員も召集され、女性たちが生理にどんな悩みを抱えているのか、そして逆に男性は女性の生理についてどう考えているのかを話し合いました。

    「僕の何がNG?」女性を怒らせてしまう男性の言動

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    座談会のメンバーは、女性4名と男性2名の計6名。男性は40代で2児のパパでもあるフクヘンHと、今年社会人になったばかりのwebディレクターI。ふたりとも、生理がテーマの座談会に参加するのはもちろん初めて。

    一方の女性陣は、メンバー4名のなかで3名が子宮筋腫を患っており、それぞれに悩みを抱えています。

    MYLOHAS :

    Hさんは男性だけど、マイロハス編集部にいると女性の体にまつわる取材も多いし、生理の知識はあるほうですよね。

    MYLOHAS :

    たしかにそうかもしれない。でも生理の知識云々よりも、そもそも生理中の女性への接し方がなってないみたいで、いつも嫁に怒られます。嫁が生理痛でつらそうだから「薬飲んだら?」「おなか温めたら?」って言うんですけど、それがかえって嫁をイライラさせてしまうみたいで。

    MYLOHAS :

    あ、それはダメかも(笑)。Hさん、黒川伊保子さんの『妻のトリセツ』読みました? 男性は課題解決をしたがるけど、女性は共感の生きものだからアドバイスは逆効果だって。それに、言われなくても女性はできることは自分でやってますからね。

    MYLOHAS :

    じゃあどうすればいいの?「つらいよね、痛いよね」って共感しているふりをしても、逆にキレられそうな気が……。

    MYLOHAS :

    人によって違うかもしれないですけど、「大丈夫? 無理しないで」っていうぐらいでいいんじゃないでしょうか。

    MYLOHAS :

    私のことは放っておいてほしい。でも家事はやっておいてほしい(笑)。

    MYLOHAS :

    的確にアドバイスされちゃうと、ほかの女性の存在が見え隠れする。誰から仕入れた知識でしょうかって(笑)。

    MYLOHAS :

    私は周囲にアドバイスされるのも好きじゃないし、イライラをぶつけたくないから、生理のときは誰にも会わずにできるだけ家にひきこもっていたいですね。
    最近は生理痛のほかにひどい頭痛が悩み。光や音がすごくうっとうしくなるので、カーテンを閉めて耳栓をして、痛みがおさまるのをうずくまってやり過ごす感じです。20代のときからずっとひどかったですけど、子宮筋腫ができてからは悩みが倍増しました。

    MYLOHAS :

    生理中に頭痛がするのは、もしかしたら「月経関連片頭痛」かもしれないですね。私も子宮筋腫ができたぐらいのときから生理痛に加えてひどい頭痛がするようになりました。
    それと、量もすごくてひどいときはナプキンでは間に合わないからパンツ型を履いたり。以前と比べて自分の生理が変わってきたなと思ったら、そのままにしないで婦人科で診てもらうといいかもしれませんね。

    MYLOHAS :

    パンツ型を履きたくなる気持ち、よくわかります。
    私は一度、タクシーの座席シートを汚してしまったことがあって……。同乗していたのは全員男性だったので、誰にも言えないし。ただ幸いにも、その日に限っていつもは絶対に履かない真っ赤なスカートを履いていたんです!

    MYLOHAS :

    すごい! ファインプレー(笑)

    MYLOHAS :

    女性は生理のときは着る服にも気を遣いますし、ナプキンの大きさも考えなくちゃだし、生理のことが片時も頭を離れないですよね。

    大人もあらためて「生理」を学ぶ機会があってもいい

    image via Shutterstock

    MYLOHAS :

    そういう意味では、私はみんなみたいに生理痛も量もあまりひどくなくて、周期も安定。おりこうな生理です
    ただ、オフィスやレストランでお化粧室へ行くときに、ポーチを持ち歩くのが気まずいなって思ってました。

    MYLOHAS :

    わかります。中高生のときはポーチを持つと男子にバレるから、ジャージの袖にナプキンを隠し持って移動してたな。
    あと、ポケット付きのサニタリーショーツもありますよね。周りに気づかれない工夫はしていたかも。

    MYLOHAS :

    でもどうしても体育の授業では気づいてしまいます。どうして女子はプールに入れないんだろう、かわいそうにって思って、先生に聞いたことがあります。先生はちゃんと教えてくれましたけど。

    MYLOHAS :

    Iくん、察しがいいね。僕は完全に体調が悪いとしか思ってなかった!(一同笑)

    MYLOHAS :

    でも、そこでちゃんと説明する先生は偉い。そこで隠す先生がいるから、生理の話はタブーみたいな雰囲気になるんだと思う。小学生も4年生ぐらいになると、女子だけ集められて生理の話を聞きますけど、男女一緒にやればいいのになって思います。
    それと大人になってから生理のセミナーがあってもいいですよね。男女だけじゃなく、女性の間でも知識の差があるな~って感じてます

    MYLOHAS :

    情報をキャッチすることの大切さは感じますね。私はここ5年ほど、生理痛の対策としてピルを飲んでいますが、心配していた副作用もなく、かえって肌がきれいになったりと私にはいいことばかり
    日本人女性はまだまだピルに抵抗がある人が多いようですが、いろんな種類がありますし、つらい症状をがまんするよりも服用して気分よく過ごしたほうがいいなと思いますけどね。人によりますけど。

    MYLOHAS :

    ピルは避妊薬っていうイメージが強くて、治療に使われていることはまったく知りませんでした。

    企業が制度化する「生理休暇」。正直、どう思ってる?

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    MYLOHAS :

    ひと昔前までは「生理で休めていいな」なんてセクハラまがいのことを言われる女性社員も多かったと聞きます。でも最近は「生理休暇」を取り入れる企業も多いですよね。その点については男性はどう思ってる? 正直「いいな」って思ったりするのかな。

    MYLOHAS :

    それはないですね。ちゃんと制度化もされているんだし、むしろ気にせず休んだらいいと思います

    MYLOHAS :

    でも、自分が休んでも周りに迷惑がかからない職種ならいいですけど、シフト制だったりすると難しかったりしますよね。わかってはいるけど「今日休まれると困るよ~」となることは多いと思う。職種や環境も大きいですよね。

    MYLOHAS :

    でも生理休暇が社会的に制度化されたりして、「生理はつらいんだ」ということが認められたというか、女性たちも口にしやすくなりましたよね。

    MYLOHAS :

    そうですよね。あと、災害時のニュースで「救援物資に生理用品が足りていない」とアナウンスされると、女性としてはすごくありがたいなって思います。どんなに困るかが想像できるから……。

    男性も社会も、理解したい、支えたいと思ってくれている(はず)

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    MYLOHAS :

    今回の座談会では、男性ふたりにダメ出しすることになるのかなと思っていたけど、ふたりともすごく理解があって驚きました。世の中の男性や社会もますますそうなってくれたら女性は心強いよね。

    MYLOHAS :

    生理中の女性に対して正しい接し方を学ぼうと思ってたけど、みなさんの話を聞いて、一定の距離感はあっていいんだなって思った。もちろん、どこまで理解してもらいたいかは人によって違うでしょうけど。
    男性である以上、どうがんばってもつらさを理解してあげることは不可能なのだから、適度に放っておいてあげて、気にかけつつ、家事をやる。今日学んだことです(笑)。

    MYLOHAS :

    僕は現在、彼女はいませんが、「いま生理中なの」と言われたら戸惑うでしょうね。グーグルで検索しちゃうと思います。でも今日はすごく勉強になりました。

    toda :

    そのときはぜひマイロハスの特集を読んでくださいね。

    座談会、いかがでしたか? 「生理」はひと昔に比べたら、とてもオープンな話題になっていることを感じます。男性も理解しようと努めてくれていることを知って、パートナーに八つ当たりしていたことを申し訳なく思ったという編集部員も。

    それにしても、生理の症状は本当に人それぞれ。生理とは長年つきあってきたのに、子宮筋腫などの病気やストレスなどで、それまで安定していた生理が変化していくこともよくあるケース。マイロハスの生理特集がそんな悩める女性たちの役に立てることを祈っています!

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