イギリスのスーパーシェフ、Jamie Oliver(ジェイミー・オリバー)は日本でも知られる人気シェフ。英国内外に40店舗以上を持ち、日本でも放送された事のある料理番組はいつも人気です。
素材にこだわったおしゃれな料理教室が大人気
ジェイミーのお店Recipease(レシピーズ)のNotting Hill(ノッティングヒル)店内で行われている料理教室は完全なるオープンスペースでとってもおしゃれ! いつも賑わいを見せています。習える料理のバリエーションはタイフードやメキシカン、イタリアンなど世界一周が出来てしまうくらい豊富です。もちろんジャパニーズだってあります。素材にもこだわっていて、英国産のビーフや契約農場で育ったチキンそして当然卵もフリーレンジ(放牧卵)等を使用しています。それぞれ単発の教室なので、ネットで予約すれば旅行者でも気軽に参加できるのも魅力的です。
1対1のレッスンが当たるチャリティ開催中!
ジェイミーは、単に人気のシェフという域に留まりません。青少年教育の功績が認められ、27歳の時にエリザベス女王から勲章を受けているほど! 現在でもジェイミーは教育に力を入れ、恵まれない環境にいる若者でもキャリアを積める環境を作りをしています。
そんなジェイミーが今までに無いキャンペーンを行う事になり、ジェイミーファンの間では、TwitterやFacebookでかなり話題になっています。それは、5月17日に行われるFood Revolution Day(フード・レボリューション・デイ)に合わせて、世界中の人々を対象にジェイミーが1対1で1時間お料理を直接教えてくれる権利が当たるというキャンペーンなのです!(※一部の国や地域を除く)
このFood Revolution Dayは、ジェイミーが昨年初めて行ったイベント。去年は、世界62カ国の664都市で、ボランティア達が1,000以上のイベントを行いました。多くの人が料理スキルをシェアしながら食の知識を広げ、料理の技術を学ぶ機会となり、今回で2回目の開催となります。
気になる応募方法はとっても簡単! ネットでチャリティに参加するだけ! 自分が選んだお友達ひとりと一緒にジェイミーに直にお料理を習えるだけではなく、なんとロンドンまでの飛行機代、Dean Street Town House(ディーン・ストリート・タウン・ハウス)4泊(今のところ5月14日〜18日予定)の宿泊代、1,000ポンドのお買い物券もついてくるそう。さらにおまけで、ジェイミーと一緒に写真やハグだってありえるかもしれません!
このチャリティで集められたお金はジェイミーが立ち上げたBetter Food Foundation(ベター・フード・ファウンデーション)で使われます。その使い道は大きく分けて3つ。
Better Food Foundation募金の使い道・主な3つ
(1)Fifteen Apprentice Program(フィフティーン・アプレンティス・プログラム)
恵まれない境遇に生まれ、職を持てない若者に就職出来る機会や環境を作ったり、料理を学ぶ事でより質の高い健康的な生活が出来る人を一人でも多く増やす活動
(2)Ministry of Food(ミニストリー・オブ・フード)
地域の自治体やNHS(イギリス国営医療サービス事業)の協力のもと、イギリスで深刻な問題となっている肥満や心臓病の原因だと考えられる料理離れを改善する為に各地で料理教室を開催
(3)The Kitchen Garden Project(ザ・キッチン・ガーデン・プロジェクト)
小学校で野菜や果物の育て方から教えることで、幼い時から「食」に対する意識を向け、料理に親しみを持ち、将来的に健康な食生活を習慣にする人が増えるように活動
今回のチャリティは日本からも参加できる貴重な機会! ジェイミーの唱える「食育」に少しでも貢献できるだけでなく、人生で一度だけの経験が出来るかもしれないチャンスです!チャリティー受付は4月30日12時まで。3ポンド(約428円)から受け付けていて、金額によって応募口数が変わります。5月2日に抽選が行われ、当選者はメールとネット上で発表されます。私ももちろん応募、いや募金しました!
Jamie Oliverホームページ
チャリティ応募ページ
Food Revolution Day
(石井真代)