パンやパスタ以外の食品にもグルテンは多く含まれています。グルテンを抜く「グルテンフリー」の食生活をする場合、避けたほうがいい食品はどれでしょうか?
前回に引き続き、グルテンが含まれている意外な食品を紹介します。
ソース、調味料、グレイビーソース ビール 加工肉 は、こちら。4. グラノーラバー
市販のグラノーラバーやエナジーボールの多くには、オート麦、雑穀、アマランス、その他の全粒穀物が含まれています。
さらにグラノーラバーには、甘味料として麦芽エキスや麦芽シロップが入っているものもある、と認定管理栄養士のアン・ローランド・リーさん。したがってグルテンフリーと特に明記されていなければ、グラノーラバーやスナックに含まれているグルテンを摂取してしまうリスクがあります。
5. キャンディーやチョコレート
キャンディーやチョコレートは砂糖や脂肪もたっぷりですが、多くの製品にはグルテンが含まれる大麦からできる麦芽や麦芽エキスも入っています。
「ヨーロッパのチョコレートの一部には麦芽を使用していないものがありますが、アメリカで売られている同じ製品には麦芽が使われています」とリーさんは注意しています。
6. しょうゆ
しょうゆは小麦が含まれており、ベジバーガーなど大豆由来の代替製品も穀類やオート麦を使用しています。
また麦芽のフレーバーが使われていることも。しょうゆブランドの多くはグルテンフリーの製品も発売しているので、確実に正しい製品を選ぶためにも、きちんと成分ラベルを読むようにしてください。
7. 缶詰のスープ
クリームベースやニューイングランドクラムチャウダーのように濃いタイプの缶詰のスープには注意しましょう。小麦粉が使われている可能性があります。
また市販のスープには、小麦粉のパスタや大麦、ファッロ、その他のグルテンを含む穀物が入っているものもあります。「ミネストローネにはパスタが入っていること、そしてレンズ豆のスープには大麦が入っていることを忘れている人も多いです」と、リーさん。
8. スクランブルエッグ
卵は天然のグルテンフリーですが、ふわふわした食感を出すために、スクランブルエッグやその他の卵料理にパンケーキのタネを加えているレストランやダイナーがあります。
外食する際にグルテンの摂取を避けるには、注文する前にどのように卵を調理するのかをウエイターに確認するといいでしょう。
9. サラダドレッシング
多くのサラダドレッシングには風味と深みを出すためにモルトビネガーが使用されています。
麦芽を避けるためにも、リンゴ酢、新鮮なレモン汁、オリーブオイル、塩コショウを使ってサラダドレッシングを手作りしましょう。またはダイエット期でも使えるヘルシードレッシングを作ってみては?
10. フレーバーの付いたポテトチップス
ポテトチップスのシーズニングにもフレーバーを付けるためにモルトビネガーや小麦でんぷんが含まれているかもしれません。
「ソルト&ビネガーやナチョチーズなど、フレーバーの付いたポテトチップスは、味を維持するために小麦でんぷんを使用していることがあり、またフレーバーとして麦芽が使われている可能性もあります。一部のポテトチップスには醤油も使われています」(リーさん)
市販の製品の代わりに、栄養たっぷりのポテトチップスを手作りしてみましょう。
サツマイモを薄くスライスしてローズマリーやニンニク、タイム、黒胡椒などで好みの味つけをします。 エクストラバージンオリーブオイルを少し垂らして、あとは軽くきつね色にパリッとするまでオーブンで焼くだけ。健康を保つ食生活を
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Tiffany Ayuda/10 Sneaky Foods That Contain Gluten—And What to Do About It /Maya A. Kishida(翻訳)