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風邪の引きはじめ、医師・栄養士がすすんで食べているものは?
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風邪の引きはじめ、医師・栄養士がすすんで食べているものは?

2019-11-07 07:30
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    風邪やインフルエンザなど、病気になったら、何を食べるとよいのでしょう?

    前回に引き続き、医師や栄養士が、病気のときに早く回復するために食べているフードをご紹介します。

    オートミール ベイクド・ポテト 緑茶 はちみつ シリアル スムージー ナッツや種は、こちら

    8. エルダーベリーのシロップ

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    エルダーベリーは、アントシアニンという抗酸化成分を多く含むことから、伝統医学では、免疫力をつけるために使われてきました。

    なので、『A Guide to Plant-Based Eating』の著者であるライアン・D・アンドリューさんは病気になると、エルダーベリーのシロップを飲むようにしているそう。

    「エルダーベリーには抗ウイルス特性があり、風邪が長引かなくなります」とアンドリューさんは言います。エルダーベリーのシロップはそのままでも、ヨーグルトやオートミールに加えても美味しく食べられるそう。

    9. チキンスープ

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    ビラヌーバさんは病気のときには必ずチキンスープを飲むそう。「栄養が豊富に含まれているだけでなく、水分補給にも役立ちます」 とカイロプラクティックの専門職学位をもち、モダンホリスティックヘルスの院長であるエレナ・ビラヌーバさん。

    「缶詰スープに多く含まれる添加物や化学調味料を避けるために、手作りのものにします」

    ビラヌーバさんは、特有の栄養素が詰まった玉ねぎやにんにくをスープにたっぷり加えます。例えばにんにくには抗菌性化合物が含まれ、ウイルスや細菌と戦ってくれることが研究で示されています。

    10. ショウガ

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    「ホリスティックの風邪薬として代表的なもののひとつがショウガです。その効能は、古代哲学書にも記されているほどです」とビラヌーバさんは言います。

    今ではショウガには、健康をサポートする多くの活性化合物(ジンゲロールなど)が含まれていることが分かっています。特にショウガには、インフルエンザの症状としてよくある吐き気を抑える効能があります、とビラヌーバさん。

    ビラヌーバさんは、胃がむかむかするときや、咳が出るときや、喉が痛くなり出したときなどに、薄切りにしたショウガを煮出し、お茶のようにして飲むそう。手軽に飲みやすいショウガ茶のティーパックもあります。

    11. シナモンレーズン・ベーグル

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    管理栄養士のアレックス・カスペロさんは、病気のときには、バナナ、ごはん、アップルソース、トーストなどのシンプルで消化にいい食べ物を摂るようにするそう。

    そんなカスペロさんがどうしても食べたくなるのが「シナモンレーズンのベーグルに、植物性バターを塗って、シナモンをふりかけたもの」。一食で11gのタンパク質が摂れ、なおかつ心も満たされる、この手軽なスナックがお気に入りだそう。

    12. 柑橘類

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    おそらく分かり切ったことかもしれませんが、ライム、レモン、オレンジといった柑橘類にはビタミンCが多く含まれます。

    ビタミンCは最強の抗酸化物質で、誰もが風邪をひくと(あるいはひきはじめを疑うと)たくさん摂るように心掛けるものです。ある研究では、実際にはビタミンCは風邪を予防することはありませんが、風邪の症状が出る期間を8~9%短くしていたことが明らかにされています。

    ビラヌーバさんのお気に入りは、温かい紅茶に柑橘類を(時には柑橘類のエッセンシャルオイルも)加えたもの。特にたんがでるときにこれを飲むそうです。

    13. 豆類

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    「豆類には亜鉛が多く含まれます。亜鉛は、免疫機能をサポートする重要なミネラルです。また風邪やインフルエンザの症状を和らげてもくれます」とビラヌーバさん。

    具合が悪いときには、ひよこ豆、レンズ豆、大豆などをこころがけて食べるようにするそう。また、豆類には食物繊維も多く含まれているので、しっかりおなかを満たしてくれます。

    14. はちみつを加えたスコティッシュオートミール

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    「子どもの頃によく食べていたせいかもしれませんが、おなかにもやさしく感じるので、病気のときには朝ごはんに食べるようなものが欲しくなります」とカスペロさん。「病気のときのお気に入りは、すりおろしショウガとはちみちを入れたオートミールです」

    カスペロさんのおススメは、クリーミーな食感の「Bob’s Red Mill」というブランドのオートミール。腸内の善玉菌を増やし、がんの発症リスクを抑え、コレステロール値を下げる効果があるとされるベータグルカン食物繊維を、1カップあたり4g含んでいます。すりおろしショウガにも、吐き気などをやわらげる効果があります。

    15. シナモンティー

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    シナモンといえば有名な香辛料ですが、実はそれだけではないそう。

    「体をあたためる効能があり、さらに風邪の予防などにも効果的」とビラヌーバさん。

    実際にシナモンの抗菌作用と鎮痛作用が、上気道の炎症を抑えてくれます。ビラヌーバさんは、風邪を引いたときには、一日に2~3回シナモンティーを飲むことをすすめます。

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    Lauren Del Turco/15 Best Foods to Eat When You Feel Sick, According to Dietitians/STELLA MEDIX Ltd.(翻訳)

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