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さまざまな人たちが寝る前に行っている習慣を紹介する「スリープダイヤリー」。今回はワシントンD.C.に暮らす38歳のシングルマザー、ミシェルに話を聞きました。

複数の人と関係をもつ生き方もある

私は、複数の人と関係をもつポリアモリーの考え方をもっています。同じくポリアモリーであるパートナーがふたり。1番目のパートナーとは2年半の付き合いで、その間、彼は他の人とは付き合っていません。2番目のパートナーとは、2年ほど別れたりくっついたりする感じ。彼には他に決まったパートナーが2、3人いて、ヨーロッパに行く際には必ず会っているという相手もいました。

私自身は2016年から、一夫一婦制を選ばない倫理的ノンモノガミーの生き方を実践しています。それがどんなふうに見られているか、実際はどうなのか、そして人が私のことをどんなふうに想像しているのか……。勝手な思い込みにもたくさん遭遇してきました。

複数の人と、愛情のある親密な関係を結ぶことはもちろん可能です。私の場合、ふたりのパートナーの関係はそれぞれ異なるし、どっちもすばらしいもの。この日記では、両方のパートナーと過ごす2週間についてお話しします。

水曜日

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1年半くらい前、私は1番目のパートナーと、13歳になる私の息子とともに新しい街に引っ越してきた。生活の場所を切り替えて、私は新しい仕事を始めることができたけど、パートナーと私はもうひとつ大きな変化を体験することになった。

セックスの回数が劇的に減ったのだ。というのも私のパートナーには、多くの人が起きている時間帯に体が眠りを求めてしまうという睡眠相障害があるから

前に住んでいた場所では、それは問題にはならなかった。彼の仕事がかなりフレキシブルだったので、彼がばっちり目覚めているときに、どちらかの家で会ってセックスすることができた。いまは彼は日中に忙しく働いていて、1日中がんばって起きていなくてはならないため、ふたりが会う時間にはほとんど目を開けていられない状態。その結果、1か月に一度くらいしかセックスできない。前みたいに週に2回できるようになれたら最高だけど、彼は枕に頭をつける前に意識を失ってしまうので……。

そんなわけで、今日はマスターベーションをすることに。私は本当に性欲が強くて、まさに私ほどしょっちゅうオーガズムに達しないといけない人には、お目にかかったことがない。マスターベーションは日常的にやっていて、週に3、4回、たいていは夜。

ちょうどいい感じに力を入れて摩擦できるので、普段は枕を使う。たまにはポルノを見ることもあるし、頭から離れないような妄想をすることも。それから最近の出会いについて考えてみたり、最近では2番目のパートナーのことを思い描いたりしています。

金曜日

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1番目のパートナーと週末の旅行。ふたりですてきな家の部屋を借りた。プールにジャグジー、屋外には暖炉。お酒がずらっと並ぶバーが付いていて、まさに大人の隠れ家。本当にロマンチックで、リラックスした雰囲気なので、すてきな夜になる予感がした。

夜10時にはふたりでベッドに入り、期待に胸が高鳴る私。少しの間キスをして、それからお互いを愛撫して、私は自分のあそこを手で触わって……そしたら彼は寝ちゃったのよ。

そこで私はマスターベーションをした。ベッドをゆさゆさ揺らしていたら、彼は半分寝ている状態で手をのばしてきて、私のことをおざなりに触った。すごくフラストレーションが溜まっていたので、つい彼に言ってしまった。「仕事なら遅くまでできるというのに、どうして私たちふたりのためにはできないわけ?」。彼が頑張っているのはわかるし、他の面ではとても愛情深い人なんだけど、エネルギーがちょっと足りないみたい。

木曜日

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2番目のパートナーは、いまも私が以前住んでいた街で暮らしている。今回、彼は仕事で、私が今住んでいる街にやってきて、まる一日滞在する予定だ。

彼のホテルにようやく到着できたのは、夜11時になってから。いつもカジュアル な姿しか知らないから、スーツ姿を見られるのは新鮮。夜11時15分にはベッドにもぐりこんで、慌ただしい1日について彼が話してくれている間、シャンパンを飲む。彼の足に手を伸ばしたら、彼ったらすでに下着を脱いでいるじゃない。ふたりでキスをしはじめて、彼が私にオーラルセックスをしてくれた。すごくよかったけど、オーガズムには達しなかった。たぶん不安のせいだと思う。しばらく口でしてもらってイクことができないと、相手が疲れちゃうんじゃないかという気持ちになって落ち着かない。

セックスの最中、私はいつも頭の中でいろいろなことを想像するんだけど、ベッド脇の鏡でゴムをつけている彼の姿を見ていたら、すごく親密になれている実感がわいた。彼と一緒にいられて私は幸せ。

私が彼の上になっている間、彼は私の目をみつめながら私のことを「とてもきれい」だって言ってくれた。私は足がだんだん疲れてきたので、後ろに倒れて彼の腕の上に足を乗せた。彼がどこで出していいか聞いてきたので、私は自分の胸を指差し、彼は願い通りにした。全体でかかった時間は90分くらい。午前12時45分くらいに終わり。午前2時には彼の腕の中で私は眠りに落ちた。

金曜日

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目覚ましが午前5時半に鳴った。6時20分くらいに家に戻ればよかったので、起きるには早かったけど、私が家に帰る前に彼はふたりでしばらくいちゃいちゃしながら甘い言葉をささやく時間がほしかったみたい。

午前6時10分、すぐに出ないといけないことに気づいた私は「2分で、口でしてあげたい」って言ったの。そしたら彼は「そうして」って。それから着替えて、仕事に向かうために家に戻った。

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Kenrya Rankin/Sleep Diaries, Naked Edition: A Divorced Mom Explores Ethical Non-monogamy /Maya A. Kishida(翻訳)

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