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印象的過ぎる「叫び」。生誕150周年イベントで渋谷ヒカリエはムンク一色に
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印象的過ぎる「叫び」。生誕150周年イベントで渋谷ヒカリエはムンク一色に

2013-04-09 08:04
    © Munch Museum / Munch Ellingsen Group / BONO Oslo 2013
    有名過ぎるノルウェー人画家・ムンクの「叫び」。


    「叫び」の落札額は、ピカソを抜いて史上最高額

    この絵は昨年、サザビーズのオークションで約96億円で落札されました。落札額としては、ピカソの「裸婦」を抜いて史上最高額。「叫び」は、ムンクがフィヨルドを歩いていて夕方ふと空を見上げたとき、血に染まったかのような赤い雲を目にして、自然に対する不安を描いたものといわれています。印象的なゆがんだ表情は、一度見たら忘れられません。

    そして、今年はムンクが1863年に生誕してからちょうど150周年。そこで、渋谷ヒカリエでは、4月限定で「Café MUNCH(カフェ ムンク)」をオープンします。

    まず知っておきたいのが、「叫び」は世界に4種類あるということ。昨年オークションにかけられたのはその中の1枚で、残りの3枚はノルウェーの美術館に所蔵されています。つまり、現実的に4点の「叫び」を一度に見ることはできません。そこで今回のカフェ ムンクでは、「叫び」4作品を含むレプリカ37点を展示。レプリカとはいえ、4点を一度に見る機会はないので、ぜひ見比べてみたい! と思わずにいられません。


    アートと音楽とお酒でノルウェーを楽しむ一夜

    そして4月19日(金)の夜は、お酒をこよなく愛したムンクにちなんで、アートと音楽とお酒を楽しめる1日限定の大人のためのイベント「Midnight MUNCH(ミッドナイト ムンク)」を開催! ヒカリエにオーロラを再現したり、世界最北のビール工場の北極圏の水で作られた日本初上陸の「マック・ビール」や、ノルウェーコーヒーを飲むことができます。音楽は、ノルウェー人アーティストのカトー・カリナがオーロラ、フィヨルドに代表される乗るウェジアン・サウンドを奏で、一気にノルウェーに来たかのような気分に包まれます。


    ムンクグッズの売上は、東日本大震災へ寄付

    (起き上がりムンク/高さ3.5cm 525円・高さ6.8cm 1,050円 ※ともに税込)

    さらにカフェ ムンク限定グッズとして、「起き上がりムンク」が販売されます。これは、「叫び」が何度も盗難被害にあっていても、必ず美術館へ戻ってくることを、福島県会津の民芸品・起き上がり小法師とかけて作ったもので、売上の一部は、東日本大震災福島 プロジェクトに寄付されます。作ったのは、小法師作家の早川美奈子さん。すべて手作りなのでひとつひとつの表情が異なり、世界に同じものはありません。必ず戻ってくるというジンクスがあるので、きっと「起き上がりムンク」も縁起が良いはず!

    「叫び」の絵を4点見るだけでも行く価値のあるカフェ ムンク。見た人の心を大きく揺さぶることが、アートの力だとすれば、ムンクの絵画にはその価値が大いにあると思います。

    Café MUNCH
    開催期間:4月10日(水)〜4月23日(火)
    開催場所:渋谷区渋谷2-21−1 渋谷ヒカリエ 7F 「TABLE7」FLOWERS Common
    営業時間:月〜木・日 11時〜23時・金、土、祝前日 11時〜28時 ※4月10日は14時〜

    [オールナイトイベント「Midnight MUNCH -もう一人のムンク」
    開催日時:4月19日(金)21時〜
    開催場所:渋谷区渋谷2-21−1 渋谷ヒカリエ 7F 「TABLE7」FLOWERS Common

    

    (マイロハス編集部/篠田)

    RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2013/04/029020munch_hikarie.html
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