違法な森林伐採と同じように、管理が行き届いていない森林も、環境保護の観点から問題視されています。実は、日本国内の森でも、手がかけられておらず、荒れている森林が増えてきているというのです。

この森林破壊を防ぐために、できることが私たちにもあるのです。そのキーワードが、「フェアウッド」です。


これ以上、森を壊さないために。今必要なのが「フェアウッド」

「フェアウッド」とは伐採地の森林やその周囲に暮らす地域社会の人々に配慮をした合法木材や合法木材製品のこと。

具体的には、

・修理・再生した木製品
・古材や廃材を 再使用した木製品
・最低限、違法伐採でない木材(違法伐採、生態系破壊、地域社会への悪影響、絶滅危惧種の恐れ)
・近くの森林から生産された木材
・地域住民が自ら適切に森林管理している木材
・生態系や社会に配慮して持続可能に管理された森林からの木材
<引用:フェアウッド・パートナーズ

です。

では、なぜ「フェアウッド」を選ぶことが、森林・環境を守ることになるのでしょうか?


木材選びで二酸化炭素の排出が抑えられる!

管理がされている森林では、森林再生が適切に行われます。そのため、木材を伐採して使っても、二酸化炭素の排出を抑えることができます。また、水源を守り、土砂災害を防止するなど、森がもつ自然な働きを保つことができるのです。


おしゃれなものもたくさん! フェアウッド食器

このフェアウッドを世におくるために、持続可能な木材調達の流れをつくっているのが、国際環境 NGO FoE Japan と地球・人間環境フォーラムの共同プロジェクトである、「フェアウッド・パートナーズ」。

フェアウッド・パートナーズのサイト「フェアウッド・カフェ」では、フェアウッドを使用した、サラダボールやパン皿などが販売されています。その中には、東北支援として販売されている、東北のフェアウッドを使って作られた小鉢やお椀などもあります。

また、ネット以外にも、表参道駅すぐ近くの「246コモン」にある、「パン・オ・スリール」でも販売中です。ここでは、フェアウッドのお皿やマグカップ、バターナイフ、スプーン、おもちゃなどが買えるそう。

さらに「フェアウッド・カフェ」が、今週末4/20(土)・21(日)に三軒茶屋キャロットタワーで開催される「世田谷アートフリマ」に参加するそうです。

カフェではコーヒーのみならず、エンジュのマグカップなどフェアウッド小物もおかれるとか。お散歩ついでに是非立ち寄ってみたいです。

世田谷アートフリマ
日時:4/20(土)~21(日) 11:00〜18:00
場所:東京都世田谷区太子堂4-1-1 三軒茶屋キャロットタワー3〜5階生活工房
最寄駅:東急世田谷線 三軒茶屋駅 直結
東急田園都市線 三軒茶屋駅 徒歩5分

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[フェアウッド・カフェ,パン・オ・スリール,世田谷アートフリマ]

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(知恵子)

RSS情報:http://www.mylohas.net/2013/04/029244fairwood.html