──ライフハッカー[日本版]より転載
夏のトマトは、過度にありがたがられがちです。何と言っても、トマトは数ある夏野菜のなかでも、もっとも夏野菜らしい夏野菜のひとつです。
そんなトマトの夏らしい爽やかな風味をぼやけさせてしまうなんて、間違っている……。このような考えに、私たちはついとらわれがちです。
ですが、そんな風に考えるべきではないのです。トマトには間違った食べ方などというものは存在しません。
トマトはそのまま食べるのが一番だと訴える純粋主義者や、余計な味付けに反発する人(私もそのひとりです)が何と言おうとも。
ほかならぬこのトマトという野菜には、おいしく食べる方法が無限にあるのです。それに、どんな料理にも合うその万能ぶりは、称賛すべきものであって、敬遠すべきものではありません。
要するに私が言いたいのは、「新鮮な生のトマトをスライスして、そこにアツアツのベーコンオイルをかけるべき」という私の提案に対して、大声で反対してはならないということなのです。
お願いだから、ブーイングはしないでください。私の言っていることは正しいのですから。
ベーコンオイル×トマトはベストマッチ
Image via Getty Images今にも大声で異議を唱えたい衝動に駆られた人も、ちょっと待ってください。
そして、あなたがこれまでトマトにかけたことのあるオイルを思い出してください。オリーブオイルをかけたことが絶対にあるはずです。しかも、おいしかったに違いありません。
オリーブオイルは、風味が決してマイルドなわけではなく、どう考えてもピリッとした刺激が感じられます。けれども、筋金入りのトマト純粋主義者ですら、新鮮なトマトにオリーブオイルをかけることには賛成してくれるでしょう。
とにかく、ベーコンの油ほどおいしい油はないと言ってもいいくらいです。
染み出した油を濾さずに使う場合、たいていは焦げて香ばしくなったベーコンの欠片が少し残っています。そのスモーキーで塩気の効いた油が、甘酸っぱいトマトと絶妙にマッチするのです。
ジュージューと音を立てる高温のベーコン油をかけると、トマトの柔らかな表面がほんの少しだけ熱せられ、生のような、ごくわずかに火が通っているような、そのあいだの微妙な食感になります。
トマトのツンとした汁が油と混ざり合うと、まるで自然なヴィネグレットソースのようになります。
工夫を凝らしてさらにおいしくできる!
Image via Getty Imagesまた、ベーコンの油にはもともと塩気がありますが、さらに塩をぱらぱらと振りかけてはいけないというほどでもありません。マルドンの塩をひとつまみ振るのもなかなかイケます。
生の黒胡椒をガリガリと数回挽いてもいいでしょう。手を加えるのをここでやめて食べてしまっても、十分しあわせに浸れるかもしれません。
けれども、だからといって、ここでやめる必要はありません。もうちょっと手をかけて、ベーコンオイル風味のカプレーゼを作ってみませんか?
アツアツでスモーキーなベーコンの油は、定番サラダのカプレーゼに新たなフレーバーを加えるだけではありません。
添えられたバジルの葉がしんなりし、モッツァレラチーズもいくぶん柔らかくなるので、サラダが若干の温かみを帯び、食べやすくなります。あえて言わせてもらえば、南部風になるのです。
油は、ベーコンを焼いた直後のフライパンに残ったものを使ってもいいですし、朝食後に取っておいたベーコンの油を温め直しても構いません。
とにかく、油がジュージュー音を立て、煙が立つくらいに熱してください。それを、スライスしてきれいに並べたトマトの上からかけます。
油がトマトの表面に触れた瞬間にジュッと音を立てるはず。この音がまた、たまらないのです。
「ナス」と「トマト」の旨味がぎゅっ
電子レンジで作る保存食。おいしさを閉じ込めた「ローストトマト」
Claire Lower - Lifehacker US[原文]
訳:遠藤康子/ガリレオ
グルタミン酸がトップクラスにあるから相乗効果起こす旨味持つもんと相性抜群なのよね。
トマト焼いてもうまいよな・・。子供のころは苦手かも知らんけど、気付くとあの酸味がたまらんとなる。夏はあの味は最高だよなぁ。
これに使うベーコンは本物のベーコンにしたいな。後トマトはスープのベースにもいい。ルウを使わない玉ねぎ、トマト、具材&カレー粉で作るカレーもカロリー低くておいしい
ダディがベイケンは調味料だって言ってた(SPG教)