ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、腸の中でビフィズス菌などの善玉菌を増やしてくれる強い味方。そのまま食べるだけでなく、料理やデザートへのアレンジを覚えておくと、活用シーンがさらに広がります。今回は「Diet Plus」から、管理栄養士おすすめのヨーグルトのアレンジレシピ5選をご紹介します。
メイン料理に使えば肉や魚が柔らかに
ヨーグルトをお肉や魚などの料理に使うと、乳酸菌がたんぱく質に作用し、肉の繊維がほぐれ、食材を柔らかくする効果があります。(中略)ダイエット中には、鶏もも肉よりもたんぱく質量の多い鶏むね肉を使うとよいでしょう。
(「Diet Plus」より引用)
ヨーグルトをメイン料理に使うメリットは、肉や魚を柔らかく、より食べやすくしてくれること。パサつきやすい鶏むね肉も、ヨーグルトの効果でしっとりと仕上がるようです。
1.スパイシータンドリーチキン
漬け汁に鶏肉をしっかり漬け込むことで柔らかさがアップ! 乳酸菌や骨作りに必要なカルシウムをヨーグルトで補給できるうれしいメニューです。
2.鶏のわさびヨーグルト和え
ヨーグルトと練りわさびを混ぜ合わせると、まるでクリームチーズのような味わいに。きゅうりやトマトなどの野菜もよく合います。
野菜がモリモリ食べられる「ヨーグルトドレッシング」
ヨーグルトがあれば、簡単にドレッシングも作ることができます。ヨーグルトにオリーブオイル・レモン汁・塩・こしょうなどをお好みで合わせるだけです。はちみつや粒マスタードを加えても美味しく食べられますよ。
(「Diet Plus」より引用)
ヨーグルトを加えたドレッシングは、ツナや卵とも相性抜群。マヨネーズの代わりにヨーグルトを使えば、低カロリーなだけでなく、よりさっぱりとした味わいが楽しめます。
3.かぼちゃとヨーグルトのサラダ
ヨーグルトは脂肪の分解を促すビタミンB2が豊富とのこと。肌のハリを保つビタミンEが豊富なかぼちゃと合わせれば、食べ応えも満点のヘルシーメニューに。
「水切りヨーグルト」のデザートで満足感アップ
デザートを作る際は、水切りヨーグルトを使用します。ざるの上にキッチンペーパーをひき、その上にヨーグルトをのせ、数時間~一晩おきます。水を切る時間が長ければ長い程、水分が抜けて濃厚さが増し、さっぱりとしたクリームチーズのような食感と風味が味わえます。
(「Diet Plus」より引用)
生クリームやクリームチーズが好きなのに、脂質とカロリーが気になって食べられない……という人にもおすすめの水切りヨーグルト。チーズケーキやティラミスを作るときに、チーズの量を減らして水切りヨーグルトを入れるというのもいいアイデアです。
4.濃厚いちごヨーグルト
濃厚な甘いレアチーズケーキのような仕上がりに驚くデザート。いちごのビタミンCとヨーグルトの乳酸菌で、免疫機能アップにも役立ちます。
5.さっぱりバナナジェラート
クリームの代わりにヨーグルトを使った、さっぱりとした夏向けのジェラートです。不溶性食物繊維やオリゴ糖を多く含むバナナは、ヨーグルトと合わせて摂ることで、更なる便秘解消効果が期待できるといいます。
冷たいヨーグルトで体が冷えるのが心配なときは、血流を良くするシナモンをふりかけるのもおすすめとのこと。料理からデザートまで幅広くアレンジして、積極的に食生活に取り入れてみてください。
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