最近では、好きな枕が選べるというホテルがあったり、枕外来や枕相談のある整形外科があるくらいに、枕ブーム真っ只中です! それはやはり、自分に合わない枕を使っていると健康面で悪影響があるということがわかってきたからではないでしょうか。
枕選びのポイントは高さ
首には気道や神経、血流などが集中しているため、高すぎる枕を使うと肩や首の筋肉への負担から、頭痛や肩こり、いびき、腰痛などの原因となり、逆に低すぎる枕では、支えきれずに寝違えや肩こりを引き起こす原因にもなります。
行き着いたのが受診してから作る「オーダー枕」
そこで、自分に合った枕を探していて行きついたのは、寝返りのしやすさを重視した、山田朱織枕研究所が作るオーダー枕です。こちらは16号整形外科で受診してから作る枕なのですが、フラット構造で硬めという特徴が。
仰向け寝タイプの私は、硬さが後頭部を刺激してか鼻通りもよくなるし、寝返りもしやすいことから2年ほど愛用しているのですが、同じオーダー枕を使用しているもう1人は、高さ調節しても横寝がしにくくて寝にくいとのこと。
そこで、患者さんの「枕相談」もされている、さつきが丘医院の奥山隆保院長と西川寝具専門店とが共同開発した健康枕のなかで、一番人気の高い「もっと肩楽寝 」を試してみました。
こちらは後頭部、首、肩、の枕にかかる圧力比を重視した特殊立体構造枕になります。枕のくぼみに後頭部がおさまり、適度な軟らかさで首もしっくりくるのですが、左右のわずかな高さのせいか寝返りがしにくいのが難点。
でも、もともと寝返りをあまりしない横寝タイプのもう1人は、こちらがとっても快適とのこと。フラット構造の硬めの枕では肩がこっていたけど、こちらでは軽くなったようです。これに味をしめてか、次は横向き寝をする人用の「もっと 横楽寝」を試すつもりだとか。
こちらのシリーズには、ほかにも首の老化に備える「もっと首楽寝」や、より寝返りしやすい「もっと寝顔美人」などもあるそう。価格も手ごろなので他が試しやすいのも嬉しいところです。
枕が自分に合っているのかどうかわからない場合は、朝起きたときの枕の位置を確認すればいいそう。枕が頭からズレていたら、合っていないという証拠だそうですよ。
[もっと肩楽寝 ]
価 格:5,250円(税込)
高 さ:2種
サイズ:56cm×38cm
カラー:3色展開
詰め物:ポリエチレンパイプ(ソフトエアセル)
[西川寝具専門店,ぐっすり快眠!のための枕選び,16号整形外科]
photo by Thinkstock/Getty Images
(知恵子)