トップショップが乳がん撲滅のため、Tシャツをデザイン！
ファストファッションブランド「TOPSHOP（トップショップ）」が、乳がんのチャリティ団体である「Fashion Targets Breast Cancer （FTBC／ファッション・ターゲッツ・ブレスト・キャンサー）」のために、特別にデザインしたTシャツやスカート、キーホルダーを販売することを発表しました。
デザインはとってもシンプル！ 今年流行のオーバーサイズTシャツと、タイトスカートには大きくLOVEの文字がデザインされています。
キーホルダーは3種類でミラーになっているのでチョットした時に便利かも。Tシャツは1枚購入ごとに7ポンド（約1,050円）、スカートは6ポンド（約900円）、キーホルダーは1ポンド（約150円）がFTBCに寄付されます。
5/29発売予定。日本での販売は未定です。
FTBCとは、世界的に活躍するデザイナーのラルフローレンが、1994年に自身の友人が乳がんで亡くなったのをきっかけに立ち上げました。「ファッションを通じて乳がんで苦しむ人を助けることができたら」という思いからスタートしました。
イギリスでは、1996年に発足して以来、ナオミキャンベルやケイトモスなども賛同しキャンペーンに参加しています。ファッションブランドもトップショップだけでなく「Laura Ashley（ローラ・アシュレイ）」や「River Island（リバー・アイランド）」など大手のファッションブランドも賛同してします。毎年それぞれの春夏コレクションから人気のアイテムを選び、最低でも売り上げの30％が寄付されています。
イギリスでは、1日に30人もの女性が乳がんで命を奪われ、8人に1人が乳がんになっているそうですが、FTBCの活動により94年には64％だった生存率が77％に上昇したのだとか。日本でも近年乳がんになる女性の比率は上がり16人に1人が乳がんになっているそうで、他人事とは思えない数字に驚いてしまいます。
日本でもこのようにファッションを通じてのチャリティ活動がもっと活発に行われる事を願っています。
[TOPSHOP,Fashion Targets Breast Cancer]
（石井真代）