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33歳のとある日、「35歳過ぎるとガクッと出会いのチャンスがなくなるわよ」と、2つ年上の女友達から、つぎの恋に進めない私はアドバイスを受けました。
その当時の私は、「たった2歳しか変わらないのに、そんなに?」と、いま考えるととっても貴重なアドバイスを軽く聞き流していました。
◆男と女の7と8ストーリー
養命酒のコマーシャルで、「男と女の7と8ストーリー」を耳にした方もきっと多いのでは? このストーリー、「漢方」のベースとなる2500年前の「中国古典医学書」からの引用で「女性は7年、男性は8年周期でカラダの作り、生命力が大きく変化する」ということを指しています。
◆女性は「28歳」が●●のピーク!?
2500年前の古典医学書によると、「天癸(てんき)」という女性ホルモンにあたるものが、14歳で「充実」、28歳で「ピーク」を迎えるといわれています。ちなみに、男性は「32歳」がピークだそう。
そして、女性は「35歳」、男性は、それから5年も後の「40歳」で老いがはじまるという、何とも私たち女性にとって、口惜しいストーリーが存在するのです。
最近は、35歳以上の「卵子の老化」による不妊について、メディアで紹介されるなど、「35歳」という年齢は、確固たる「老いはじめ」のポジションを確立しています。それは、女性の美しさの源である女性ホルモン「エストロゲン」の分泌においても同様です。
20代後半〜30代前半にピークを迎え、「35歳」「42歳」と大きな下降を繰り返し、50歳前後で閉経という、中国古典の「男と女の7と8」のストーリーと同じような曲線が描かれています。2500年前の中国古典医学書と現代医学がまったく同じことを唱えていることに、経験医学をベースとする『漢方』の奥深さを感じます。
私は、先日42歳を迎え、いよいよ「女の7年周期」の6周期目がスタートを切りました。「35歳を過ぎると出会いのチャンスがなくなるわよ!」という先輩からのアドバイスですが、実体験からいうと、人生を豊かにする出会いは決して当てはまらない気がします!(笑) それは、「いまが一番、肌の調子がいい!」「悩みもその日のうちに解決!」という、ポジティブ志向な毎日を送るようにしているからかもしれません。
これは、かなり以前から意識的に取り入れていて、いまでは習慣になっている『深呼吸』のおかげだと思っています。
◆自律神経を整えて美力を鍛える「深呼吸」とは?
(C)「美巡ブラシエステ」(中央公論新社)イラスト:蛯原あきら
(1)朝起きたら、太陽の陽射しを浴びながら、呼吸を整えます。
(2)朝一番に、太陽の陽射しから生命活動の源『気(※)』をもらい、濁気を吐きだし、清気をカラダに取組み巡らせます。
ON/OFFの切替や、忙しい時など、ほんの少しのブレイクタイムに、こまめに意識的に「深呼吸」をしています。そうすることで、自律神経のバランスが整えられ、カラダに気持ちいい状態を記憶させるのです。『気』をカラダ全体に届けることを助ける『呼吸』、ぜひ、意識して日常に取り入れてみてくださいね♪
※気
漢方でいう『気』とは、「元気・活気・営気」など、生命活動を営むエネルギーであると同時に、気持ち・気分など心の面も含んだ概念で、呼吸と食物によって作り出され、「五臓」のはたらきで全身を運行します。
★もっと、漢方を知りたいという方に朗報です!
私が直接講師をする『はじめての漢方』お教室が12月13日(木)夜に開催されます。もっと詳しく知りたい方は、ぜひ、どうぞ! 只今、受付中です。
詳しくは、ホームページをご覧ください>>
photo by Thinkstock/Getty Images
text by 余慶尚子(ビューティーコンサルタント/漢方養生アドバイザー)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
大手広告代理 店・外資系企業勤務を経て、2007年より美容家へ転身。女性が年齢を重ねるごとに、より魅力的に過ごせるライフスタイルを提案。 その柱として『美巡』(ビジュン)をポイントとしたオリジナルメソッドなどがあり、「漢方」と「美・健康」を絡めた内容が好評。ま た、広告宣伝・SP業務に長年携わっていた知識と経験を活かし、PRコミュニケーションアドバイザーとしても活躍中。著書に「美巡ブラシエステ」(中央公論新社)。
オフィシャルホームページ>>
オフィシャルブログ>>
■あわせて読みたい
・冷え対策の鉄板「生姜」「ホットヨガ」に落とし穴が……! 間違ったとりいれ方は冷えのもとに!
・あなたの眠りはどのタイプ? 睡眠トラブルはタイプ別に「ツボ」と「香り」でケアしよう!
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・漢方養生アドバイザーが教える! 私が「漢方」の虜になったワケ
その当時の私は、「たった2歳しか変わらないのに、そんなに?」と、いま考えるととっても貴重なアドバイスを軽く聞き流していました。
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養命酒のコマーシャルで、「男と女の7と8ストーリー」を耳にした方もきっと多いのでは? このストーリー、「漢方」のベースとなる2500年前の「中国古典医学書」からの引用で「女性は7年、男性は8年周期でカラダの作り、生命力が大きく変化する」ということを指しています。
◆女性は「28歳」が●●のピーク!?
2500年前の古典医学書によると、「天癸(てんき)」という女性ホルモンにあたるものが、14歳で「充実」、28歳で「ピーク」を迎えるといわれています。ちなみに、男性は「32歳」がピークだそう。
そして、女性は「35歳」、男性は、それから5年も後の「40歳」で老いがはじまるという、何とも私たち女性にとって、口惜しいストーリーが存在するのです。
最近は、35歳以上の「卵子の老化」による不妊について、メディアで紹介されるなど、「35歳」という年齢は、確固たる「老いはじめ」のポジションを確立しています。それは、女性の美しさの源である女性ホルモン「エストロゲン」の分泌においても同様です。
20代後半〜30代前半にピークを迎え、「35歳」「42歳」と大きな下降を繰り返し、50歳前後で閉経という、中国古典の「男と女の7と8」のストーリーと同じような曲線が描かれています。2500年前の中国古典医学書と現代医学がまったく同じことを唱えていることに、経験医学をベースとする『漢方』の奥深さを感じます。
私は、先日42歳を迎え、いよいよ「女の7年周期」の6周期目がスタートを切りました。「35歳を過ぎると出会いのチャンスがなくなるわよ!」という先輩からのアドバイスですが、実体験からいうと、人生を豊かにする出会いは決して当てはまらない気がします!(笑) それは、「いまが一番、肌の調子がいい!」「悩みもその日のうちに解決!」という、ポジティブ志向な毎日を送るようにしているからかもしれません。
これは、かなり以前から意識的に取り入れていて、いまでは習慣になっている『深呼吸』のおかげだと思っています。
◆自律神経を整えて美力を鍛える「深呼吸」とは?
(C)「美巡ブラシエステ」(中央公論新社)イラスト:蛯原あきら
(1)朝起きたら、太陽の陽射しを浴びながら、呼吸を整えます。
(2)朝一番に、太陽の陽射しから生命活動の源『気(※)』をもらい、濁気を吐きだし、清気をカラダに取組み巡らせます。
ON/OFFの切替や、忙しい時など、ほんの少しのブレイクタイムに、こまめに意識的に「深呼吸」をしています。そうすることで、自律神経のバランスが整えられ、カラダに気持ちいい状態を記憶させるのです。『気』をカラダ全体に届けることを助ける『呼吸』、ぜひ、意識して日常に取り入れてみてくださいね♪
※気
漢方でいう『気』とは、「元気・活気・営気」など、生命活動を営むエネルギーであると同時に、気持ち・気分など心の面も含んだ概念で、呼吸と食物によって作り出され、「五臓」のはたらきで全身を運行します。
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photo by Thinkstock/Getty Images
text by 余慶尚子(ビューティーコンサルタント/漢方養生アドバイザー)
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大手広告代理 店・外資系企業勤務を経て、2007年より美容家へ転身。女性が年齢を重ねるごとに、より魅力的に過ごせるライフスタイルを提案。 その柱として『美巡』(ビジュン)をポイントとしたオリジナルメソッドなどがあり、「漢方」と「美・健康」を絡めた内容が好評。ま た、広告宣伝・SP業務に長年携わっていた知識と経験を活かし、PRコミュニケーションアドバイザーとしても活躍中。著書に「美巡ブラシエステ」(中央公論新社)。
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RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/lohasnews/2012/12/35.php