ご縁は目の前ではなく横からくるもの!? 「座禅」で見つかる本物の出会い

座禅は、背筋をピンと伸ばした状態で、静かに目を閉じて精神統一をするもの。自分の中の欲、怒り、疲れ、その他負の感情の動きを一度ぴたりととめてくれるものです。


あるお寺の副住職さんがこう語ったそうです。「縁は横から来るもので、目的にばかり目を向けていると縁を見逃してしまう」。

座禅は、人生で重要なパートナーとの出会いに悩み、「自分はどうしていい人に出会えないのだろう」「◯◯歳までに結婚したい」というあせりや欲、怒りなどを鎮めてくれる効果があります。だから、座禅を組んだあとは素の自分になれ、本当に自分に合ったパートナーを見つけられやすいというのです。

「座禅コン」という言葉を聞いたことはありますか？　これは、お寺や神社に行くのが好きな男女が、座禅を通して共通の話題を見つけて出会うという目的のもとに考えられた、婚活の一種なのです。

初心者でも体験しやすいように、開催場所のお寺のお坊さんが座禅の坐り方や作法を説明してくれるので安心。普段長くいられないお寺という場所で、長時間お花を見ながらお茶を楽しんだり、会話をしたりするのもよいリフレッシュになりそうですね。

前回「寺社コン」によって開催された東京・圓融寺での座禅コンでは、座禅の後に精進料理をケータリングして自然食メニューをいただいて、とても盛り上がったのだそう。

一度自分の心の声に耳を傾けた後に訪れる出会いなので、出会いから結婚までもスムーズにすすむのかも知れませんね。たとえ結婚につながる出会いはなかったとしても、同じ目的の人達とともに座禅を組んで楽しいひと時を過ごすのは、かけがえのない経験になるはず！

ぜひ参加してみたい！　という方は、最新情報を「寺社コン」のfacebookページからチェックしてみてくださいね。
photo by Thinkstock／Getty Images

■新年恒例の七福神巡りをする「隅田川七福神巡りコン」1月5日（土）■お寺で唱題行を唱える「はひふへ本光寺唱題行コン３」1月20日（日）※「寺社コン」の企画する婚活は、ほとんどが男女各10対10の少人数形式なので、応募はお早めに！

text by下野真緒(Mao FRANKIEWICZ SHIMONO)
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南仏在住ジャーナリスト／エディター。東京都出身。慶応義塾大学法学部政治学科卒。女性ファッション誌編集部を経てフリーランスエディターに。パリ・南仏へ留学後、フランス南西部に移住。パリ発webmagazine・chocolatmagにて連載コラム「南仏新婚journal」、ELLE maman blog「南仏ママンのpetit palette」、GLAMサイトで「南フランスのいい予感。」ほか「シティリビング」にて海外通信コラムなど執筆中。フランス人のライフスタイルほか、社会問題、時事ネタにも関心深い。

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