今回はそんな梅雨シーズンにぴったりのエシカルなブランドをご紹介します。
「Melissa」のフラットシューズ
言わずと知れたメリッサ。パンクにエシカルを突っ走るVivienne Westwoodとのコラボアイテムをやっぱり抑えたい!
メリッサは、元はプラスチックの装飾を作る会社でしたが、1979年からファッション界に進出。漁師が使っていたサンダルをベースにしたシューズを作るようになりました。PVCというリサイクル可能な特殊プラスチックを用いて靴を作り、早30年超という老舗です。
「Roma Boots」のレインシューズ
アメリカ テキサス発のチャリティーブランド。ルーマニアからの移民であるデザイナー、サミュエル ビストリアン氏により、2010年に生まれました。彼の母国にあふれるストリートチルドレンや孤児への支援を行いたいという思いから、1足購入されるごとに、さらに1足が子どもたちに贈られるというTOMSスタイルのチャリティーを行なっています。
また、売上の10%がRoma for Allという団体に寄付されます。この団体もビストリアン氏が立ち上げたもので、支援のネットワークを構築し、子どもたちが教育を受けられるようにと活動をしています。
「RAFFAUF」のレインコート(ドイツ語)
20年以上の歴史を持つ老舗アウトドアブランド。都市型ライフスタイルにも合うようにデザインされているので、会社に着ていけるアイテムも多数あります。
GOTS認証を受けたオーガニックコットンを、蜜蝋や大豆由来のワックスでコーティングした素材や、バナナ由来の繊維、リサイクルポリエステルを素材に採用し、EU内でフェアトレード準拠した工場で作られています。アウトドアブランドだけあって、作りは頑丈。撥水性、耐風性、通気性に優れ、機能性はばっちり。
「Marisol」のチャリティーハンドメイドアンブレラ
コンゴの女性支援を行うブランドで、売上の20%が性的暴力の被害に遭った女性たちのケアに使われます。アフリカのカンガをモチーフにした限定ファブリックを使用し、一つひとつNYで手作りされています。嬉しいのが保障サービス。壊れたら修理を受け付けてくれます。
そしておもしろいのが、その購入方法。まず、好みの持ち手を7色の中から選びます。すると、それに合ったファブリックを選ぶことができます。サイズもS、M、Lの中から選べます。鮮やかなアフリカンプリントでどんより天気も元気になりそう。あまりにもかわいいので、電車やお店に忘れたらショック過ぎて心が雨に濡れてしまいます。
ゴールデンウィークがあければしばらく祝日もない日々。加えて雨が続けば、そりゃもうしんどくなるってもの。でもハッピーなアイテムでいっしょに毎日乗り切って、さわやかな夏を迎えましょう!
(Hitomi ITO)