30代に入ってから、スキンケアに油断のできない年齢だなと痛感することがしばしば。

シミやシワなども気になりますが、あることで一気に老けて見えしまうのが"ほうれい線"です。しかも一度できてしまうと、スキンケアだけでは根本的な改善は難しいらしく、とても厄介!


ほうれい線は、筋肉の衰えによるタルミが原因

そんなほうれい線、頬の筋肉の衰えによる「たるみ」が主な原因なのだそう。さらに、頬の筋肉を上で支える側頭部の筋肉と、下で支える口周りの筋肉が固くなり柔軟性や弾力が失われると、頬を支え切れなくなることで悪化してしまうとか。

なるべくならできてほしくないほうれい線。今の自分が、どれくらいのほうれい線予備軍なのかがわかる「ほうれい線できやすさチェック」を見つけました。自分が当てはまる番号をチェックすると、現状と対策がわかります!


ほうれい線できやすさチェック

(1)丸顔である
(2)頬は、つまむとポニョポニョと軟らかい
(3)ダイエットをして、痩せたり太ったりを繰り返している
(4)洗顔後は、すぐに化粧水をつけないとつっぱる
(5)日焼けしている
(6)猫背気味だ
(7)肩こり、首こりがひどい
(8)口が半開きになりやすい
(9)頭皮を指で揉むように動かしたとき、顔の皮膚が一緒に動かない
(10)もの食べるとき、左右どちらか片側ばかりで噛む癖がある
(11)最近、二重あごやエラの張りが気になってきた
(12)目の下の▽ゾーンの毛穴が目立つ
(13)パソコン作業が多く、前傾姿勢になる時間が長い
(14)眼が疲れやすい
(15)睡眠中に顔についた枕やシーツの跡がなかなか消えない

気になるチェックの結果は、こちら。


ほうれい線診断と対策

チェック (1)(2)(3)(12)(13) に当てはまる人
<診断>
頬のたるみが始まっているorたるみやすい。丸顔、頬が柔らかい人は、もともと頬の筋肉が少なく、たるみやすいので注意が必要。また、PC作業などでのうつむき姿勢や、ダイエットで太ったり痩せたりを繰り返すことも、頬の皮膚のたるみの原因に。

<対策>
頬の筋肉を鍛えるのが◎。


チェック (6)(7)(14)(15) に当てはまる人
<診断>
顔の全体の筋肉がかたくなっている。頭・顔・身体・肩の筋肉は、つながっているので、肩や首が凝っていると、顔の筋肉も固くなっているのだとか。

<対策>
マッサージなどでほぐしてあげたり血行を良くしたり、といったことが有効。


チェック (8)(9)(10)(11) に当てはまる人
<診断>
口やあご、頭皮などの頬を支える筋肉の衰えに注意! 口、あご、頭皮はいずれも頬を支えている筋肉。ここの筋肉が衰えると、頬を支えきれなくなってしまうそう。

<対策>
エクササイズや日常生活の中で、これらの筋肉を強化する。


チェック(4)(5)に当てはまる人
<診断>
お肌が乾燥がち。

<対策>
ほうれい線の溝が深くなってしまうので保湿を!


いかがでしょうか。私の結果はというと、全ての対策が必要です......。しかし、避けられない"老化"だと思っていた"ほうれい線"には、明確な原因があったことがわかったので、原因によってきちんと対策すれば、まだ予防できそう! と少し勇気がわいてきました。

日本経済新聞

photo by Thinkstock/Getty Images

(若松真美)

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